既卒を採用する大手企業はどこ?求人の探し方と企業一覧を紹介

新卒枠で採用する既卒採用350社の大手求人の探し方&リストを大公開!

この記事は有料職業紹介事業として厚生労働大臣の許可を受けている株式会社しごとウェブ(許可番号:13-ユ-306679)が制作しています。

既卒でも大手企業の内定獲得はできるのか、新卒者と就活方法はどう異なるのか、という疑問に対して、この記事では既卒向けの求人の探し方や既卒が大手企業の内定を獲得する方法を紹介していきます。

既卒の転職活動における注意すべきポイントについても触れていますので、既卒から大手企業への就職を目指す方はぜひ参考にしてみてください。

既卒の就活はサポート必須

既卒の就活は新卒よりも難しいことが多いため、プロのサポートを受けながらの進めることが必須です。

既卒の就活にも強いマイナビAGENTでは、企業選びから書類添削、また既卒が一番不安に思う面接における空白期間の説明の対策等、徹底的にサポートをしてもらうことができます。

既卒を積極的に採用している大手企業についての非公開求人の紹介を受けることもできますので、既卒で就活をスムーズに進めたい方は活用してみましょう。

マイナビAGENTの無料サポートはこちら

既卒で大手に就職できる人の特徴

大手企業はそもそも競争率が高いため、新卒でも入るのが難しいと言われます。

新卒が優先される傾向にありますが、それでも適切な準備や積極的なアプローチ次第で既卒で大手企業に就職は可能です。

ここでは既卒で大手企業に就職できる人の特徴を紹介します。

経験の豊富さをアピールできる能力

既卒の場合、他の候補者よりも実務経験が豊富なことがあります。

例えば海外留学などの経験を具体的に示し、その経験でどのように成長し、貢献できるかを企業にアピールすることが重要です。

自己学習や自己成長の証拠

学校を卒業した後も、自己学習や自己成長を続けている姿勢が大手企業にとって魅力的です。

資格取得やプロジェクト参加など、自らスキルアップを図ってきた証拠を示すことが大切です。

コミュニケーション能力とチームワーク

大手企業ではチームでの作業が主流ですので、良好なコミュニケーションスキルやチームワーク能力が求められます。

これを示すために、過去のプロジェクトでの役割やリーダーシップ経験などを具体的に話せると良いでしょう。

柔軟性と適応力

大手企業では環境が変わることが多く、柔軟で適応力のある人材が重宝されます。

これまでの経験から、新しい環境や業務に適応する能力を示すことが重要です。

目標や価値観の明確さ

自分の目標や価値観を明確に持ち、それが企業のビジョンや文化に合致していることを示すことが重要です。

企業に対する理解を深め、なぜその企業で働きたいのかを説明できると良いでしょう。

これらの特徴を持つ人は、既卒であっても大手企業に就職する可能性が高まります。

自己分析をしっかりと行い、自分の強みを最大限に活かせるように準備しましょう。

既卒も大手企業を狙える?

既卒でも新卒枠での内定獲得を狙うことが可能です。

企業の中には既卒者を新卒として採用している企業が存在しています。

今、企業は人手不足のため、既卒を新卒枠で採用しないと採用が追い付かないというのが現状だからです。

純粋な新卒だけを採用していては人が充足できないため、採用に躍起になっています。

実際、企業が採用活動で求人広告に大金を払っても2ヶ月以上、若手の採用ができないと悩んでいるのが現状です。

既卒でも新卒枠を狙ってみて下さい。

大手でも30歳まで新卒枠で募集するなど、ニュースになっています。

なので既卒であっても迷わず「新卒枠」を狙うようにしてください。

「もう学校を卒業してしまっているのに、新卒枠でなんて採用してもらえるのか」と疑問を持った方も多いと思います。

実は、既卒であっても卒業後3年以内であれば「新卒採用枠」に応募できる企業があります。

その背景には厚生労働省の呼びかけによって卒業後3年以内は既卒者でも新卒扱いしなさいという発令がありました。

参考:3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!! |厚生労働省

既卒でも応募できる新卒枠は70%ある

厚生労働省によれば、実は既卒も募集している新卒枠は70%もあります。

参考:既卒者とは?採用担当が語る「新卒枠狙い・就活で失敗しがちなポイント」とは

参考:労働経済動向調査

この背景には厚生労働省の呼びかけにより「卒業後3年以内であれば既卒扱いしてください」という呼びかけがありました。

2010年のリーマンショック期にあまりにも内定率が低く内定をとれないまま卒業する学生が多かったため、厚生労働省が民間企業に対してお願いをしました。

その結果、現在でも卒業後3年以内は新卒扱いとする企業があります。

空白期間の限度がない求人は60%もある

空白期間が長い方もご安心ください。厚生労働省の労働経済実態調査によれば、実は空白期間の限度がない求人も60%あります。

参考:コラム:卒業後の経過期間(空白期間)に限度がない求人は60%

参考:労働経済動向調査

現在は新卒採用で採用目標を達成できない企業が中小企業を中心に非常に増えてきています。

つまり新卒にこだわらずに若者を正社員で採用したいという企業が増えています。

諦めずにトライすれば内定が出やすい状況であるといえます。

既卒を採用している大手企業一覧

リクナビで既卒者を採用している大企業(従業員数3000人以上かつ上場企業)は278社もあります。

ダイキン工業や富士通など、日本を代表する大企業も既卒者を募集しており、非常に良い就職状況であることが分かります。

これまででは考えられなかったほど、既卒者が就職しやすい状況になっていることが分かります。

リーマンショック時代は新卒の採用そのものが停止していたことを考えると、新卒以外の方が大手に応募できるのは大きなチャンスであるといえますね。

既卒者を募集している大企業一覧を紹介します。

食品の大手メーカーから電力会社まで非常に幅広い企業が求人を出していることが分かります。

自分にとって興味があり働きたいと思える企業があれば応募してみるようにしましょう。

既卒社を募集している大手企業リスト一例(従業員数3000人以上かつ上場企業)
ミネベアミツミ株式会社
リンテック株式会社
日清食品株式会社
北陸電力株式会社
福山通運グループ
第一交通産業株式会社
東芝プラントシステム株式会社
大和ハウス工業株式会社
宇部興産株式会社
穴吹興産株式会社
新明和工業株式会社
曙ブレーキ工業株式会社
株式会社ソラスト
東京エレクトロングループ
フタバ産業株式会社
日本調剤株式会社
株式会社コメリ
積水ハウス株式会社

この企業もほんの一部ですので、ぜひ積極的に応募してみてください。

既卒が大手企業に就職する方法

既卒が大手企業に就職する方法を紹介します。

  • 就活支援サービスを活用する
  • まずは中小企業に就職する

それぞれの方法について解説します。

就活支援サービスを利用する

結論からいえば、就活支援サービスを活用することで求人を早く探すことができます。

就活支援サービスには既卒者専用の求人が集まっており、いちいち自分で求人を探す手間を省くことができます。

また、就職をするための手厚いサポートがあるため、内定が出る確率が80%以上にアップします。

内定率をあげるポイントとして、就活支援サポートを受けることが一番の近道であるといえます。

就活支援サービスの特徴として、企業の採用担当者の目線でアドバイスを受けることが可能であることです。

企業の採用担当者の心理面をしっかりと掴んで面接対策や書類選考対策をしてもらえます。

まずは中小企業に就職する

既卒でいきなり大手企業に就職するのは難しいといった場合は、まずは中小企業に就職して経験を積む方法があります。

中小企業で経験を積めば、その経験が評価されて大手企業に転職できる可能性が高まる場合もあります。

ただし、将来的に転職したい大手企業で役に立つスキルや経験が身につく中小企業を選ぶようにしましょう。

既卒が応募できる大手求人を保有する転職エージェント

既卒者に大手企業の求人案件も紹介してくれる転職エージェントを紹介します。

リクナビ|大手企業に強い

大手企業の既卒者でも新卒採用枠に応募可能な求人を探す場合には、リクナビで既卒者応募可能の求人を探しましょう。

従業員数で区切りをつけて、上場非上場の分類分けをすると探しやすくなります。

現実的に大企業に既卒枠でエントリーするとしたら、リクナビで探すのが早いといえます。

大手企業は採用を行う場合、大手の採用媒体を使う傾向にあるためです。

大手を狙う場合には、リクナビなどメジャーなサイトを使うのが一番早いといえます。

>リクナビで求人を探すならこちら

就職カレッジ|職歴のない方にもおすすめ

おすすめの就活支援サービスは就職カレッジです。

就職カレッジには、1週間無料で受講できる就職研修会が用意されています。

私も実際に登録してみましたが、ここまでお金と時間をかけて研修をしているのは就職カレッジくらいなものであり、採用担当者としては衝撃を受けました。

会社で私が新卒の新入社員に対して、教えていることを時間こそ短いけれど、しっかりと教えてくれていたためです。

1週間の研修さえ修了してしまえば、書類選考なしで就職カレッジが厳選した優良企業30社と連続面接に参加することができます。

33歳でこれまで一度も社会人経験のない子でもしっかりと就職を出来ていました。

不安がある方でも、最後まで真剣に向き合ってもらえますので、職歴のない人は絶対活用してください。

職歴がなくても83%の確率で内定ができます。登録して研修を受けさえすれば、落ちる確率の方が低いのです。

キャリアスタート|20代に強くサポートが充実

キャリアスタートも既卒の転職に強くおすすめです。

特に20代の就職サポートが充実しており、利用者の満足度が非常に高い実績があります。

キャリアコンサルタントがマンツーマンで対応してくれることもあり、相談しやすい環境が整っているのも魅力です。

既卒の方は特に就職活動になれていない方も多いため書類の添削や面接対策などをしっかりしてもらえるのは大きなメリットです。

内定率も80%と高くなっており、それだけサポートが厚く適職の提案も的確にしてくれるというわけです。

就職活動を1人でする自信がない既卒の方はぜひキャリアスタートを利用してみてください。

キャリアパーク転職エージェント|関東圏で求人を探す人向け

キャリアパークは厳選された優良企業6,800社の中から、あなたにぴったりの求人を紹介してくれる就職支援サービスです。

大手企業からベンチャー企業まで幅広い企業の求人を保有しているため、さまざまの選択肢から求人を紹介してもらえます。

こちらのサービスも就職カレッジ同様に書類選考なしで優良企業に応募できるため、最短2週間で内定獲得が可能です。

キャリアパーク転職エージェントは東京・神奈川・埼玉・千葉のエリアに限定されるため、関東勤務を希望する方におすすめです。

既卒者から正社員になるための就活ポイントなども教えてもらえるため、面接が不安という方はぜひ相談してみてくださいね。

既卒が大手を狙う際の注意点

リクナビなどで大手企業の既卒枠を狙うことも有効な手段ですが、基本的に競争率がとても高いといえます。

大手企業は新卒採用枠だけでもいっぱいまで学生がエントリーしてくるためです。

また、就活慣れしていないと面接の場でも上手く話すことができず落ちることが多くなります。

何度も落とされると内定が出ないことに焦ってしまい自信をなくしていくこともあり得るので、過剰に大手企業ばかりを狙うのではなく中堅規模(正社員数500名~1000名程度)の企業で経験を積む選択肢を持ってくださいね。

ハローワークを利用することもできる

ハローワークにも既卒向けの求人はあります。

予約不要、無料で利用できるため気軽に求人をチェックすることが出来ます。

企業側も無料で掲載でき、求人情報は随時更新されます。

タイミングよく求人を探すことが出来れば好条件の求人に出会える可能性もあります。

卒業後3年以内の既卒者であれば新卒者向けの「新卒応援ハローワーク」で支援サポートも受けられます。

参考:新卒応援ハローワーク

全国にあり、ビジネスマナーなどのセミナーも無料で受講できるため気軽に利用できます。

既卒の就活はとにかく行動力

「明日からやればいっか」と迷っている時間は実はあまり多くありません。

就活するかどうか迷っている間に空白期間は1日増え、1日年齢を重ねます。

年齢を重ねるほど既卒者は就職が不利になっていくため、早め早めの行動を心がけましょう。

既卒の就活のコツはとにかく1日でも早く行動することです。

就活支援サポートを受けながら、求人を紹介してもらい、アドバイスを受けてとにかく面接をする機会を得るようにしましょう。

1日でも早く行動して行動力をアップさせて、行動量をあげ、行動期間を積み上げる必要があります。

悩んで1~3日の行動が遅れるのであれば、今すぐ就活支援サービスに相談するようにしましょう。

既卒の方におすすめの就職支援サービスについて詳しく知りたい方は、「既卒におすすめの就活サイトランキング!職歴がなくても有利に就職できる就活エージェントとは」や「既卒におすすめの就活サイト・エージェント13選!|Renew」でもご紹介していますので参考にしてください。

まとめ

既卒でも卒業後3年以内は新卒扱いしてもらえる企業が実はあります。

また、60%の企業が卒業後の空白期間の長さを問わないといえます。

大手企業も既卒者の応募を受けつけています。

リクナビで既卒でも応募可の求人を探してみましょう。

大手企業を狙うことは良いことですが、大手企業ばかりを狙うのではなく中小企業も視野に入れましょう。

就活支援サービスを積極的に活用することで、中小企業も含めた求人紹介を受けることが可能です。

一日も早い就職活動を行うようにしましょう。

監修者

上場・ベンチャー・中堅企業で様々な役割を経験。今なお、採用・人事の業務を最前線で経験し、「いま」の「生きた」知見を発信しています。