転職エージェントの悪い評判を聞くと
「転職エージェントを使わない方いい?無駄なの?」
「転職エージェントを使わない転職方法はおすすめ?」
「転職エージェントを使わないメリットは何になるんだろう?デメリットは?」
と気になりませんか?
筆者は約10年ほど企業で採用担当者を経験し、転職に関する情報を収集してきました。
その経験からお伝えすると転職エージェントを使わないで転職するデメリットも多くあることを知っておくことをおすすめします。
なぜならハローワークや転職サイトでは情報収集がなかなか出来ないためです。
企業の採用担当者がハローワークの職員と親密になる機会もありません。
転職サイトも担当者と求人の原稿をやりとりするのみで深い話はありません。
さらに、キャリア形成がしやすい良質の求人は転職エージェント経由を中心に採用します。
そのため結論をお伝えすると
- 営業、コールセンター、工場などの大量採用であれば「転職エージェントなし」がおすすめ
- キャリア形成を視野に入れ将来、年収500万円以上を目指す方は転職エージェントの利用がおすすめ
となります。
もし、勤務地・年収だけで手っ取り早く転職したい方は求人量が日本最大級のリクナビNEXTで求人を探してみましょう。
逆に将来のキャリア形成を考えた転職をしたい方は転職エージェントを「賢く使う」という風に考えてみましょう。
転職エージェントを「使う・使わない」で転職の仕方や進み具合が非常に大きく変わります。
後から「しまった!」と後悔されないよう必ず一読することをおすすめします。
Contents
転職エージェントを使わない方が有利?実際のところを解説
「転職エージェントを使わない方が良い」と聞いたことはありませんか?
確かに無料で使える転職エージェントにはデメリットがあります。
例えば、転職エージェントにはノルマがあり無理に転職を進める担当者も存在するためです。
さらに転職エージェントにかかる人件費は採用企業が支払うため、転職エージェントは企業の意向を強く汲み取り無理に進めるケースもあります。
しかし、転職エージェントを使わないことにも大きなデメリットがあります。
転職活動の成功の可否を分けるのは情報であり、一人で情報を収集するのはほぼ不可能に近いためです。
例えば適職の理解や自身が求める求人のピックアップ、企業の内情、業界動向の情報収集を自分自身で進めることは可能ですか?
筆者を含めて多くの人には情報収集は難しく、時間がかかります。
だからと言って、「なんとなく」で選べば一生にわたり後悔することもありえます。
独りよがりの転職はおすすめできません。
もし、どうしても転職エージェントを使わないのであれば「キャリア相談サービス」の利用がおすすめです。
ここ最近、人気となってきているキャリア相談サービスを次で解説していきます。
キャリア相談サービスは転職者のためのサービス
キャリア相談サービスは転職者のためのサービスです。
転職エージェントのように裏事情を抱えていないため安心して利用できます。
転職エージェントの裏事情については
「【なぜ無料?】転職エージェントの裏事情を採用担当者が暴露!そのデメリットとは」こちらの記事で詳しく紹介していますのでご覧ください。
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【なぜ無料?】転職エージェントの裏事情を採用担当者が暴露!そのデメリットとは
無料で使える転職エージェントについて 「転職エージェントの裏事情を知りたい」 「無料でサポートが受けられるのはなぜ?裏事情がありそうで怖い」 「転職エージェントの本当の目的が分からないと安心して利用で ...
続きを見る
キャリア相談サービスとは、あなたの強みや価値観から自己分析を徹底的に行い、自己分析を通して自分に合った仕事や働き方を見つけ、理想のキャリアと現状からギャップを埋めるためのキャリア設計をしてもらえるサービスです。
転職エージェントと違い有料のサービスとなりますが、転職者がお金を支払うため転職者のために提案してもらえます。
そのため信頼して提案を聞くことができます。
カウンセリングの質と評判が特に良いのはポジウィルキャリアというキャリア相談サービスです。
キャリアカウンセラーや元転職エージェントのプロが担当者となるため提案力が高く事例も豊富なため人気となっています。
いまは初回相談が無料となっているため気になる方は話だけでもして前に進めてみることをおすすめします。
ただし枠が限られているため早めの相談がおすすめです。
もし「相談料を払うのは嫌だな・・・」と感じた方は、転職エージェントを「賢く使う」といった考え方に切り替えてみることがおすすめです。
無料で転職相談したなら転職エージェントを「賢く」使うことがおすすめ
もし「転職相談は無料がいい」という方でしたら転職エージェントを「賢く」使うように考えてみましょう。
上述したとおり、転職の成功には情報が不可欠で無料で相談できるのは転職エージェントくらいしかありません。
そのため、転職エージェントのデメリットを「正しく理解」をすることで回避もできます。
その結果、賢く使うことができるようになります。
転職エージェントを利用するにあたり知っておきたい主なデメリットは次のとおりです。
- 紹介してもらえる求人は一部
- 担当者から求人応募を強引に進められる
- 担当者の提案力や相性に大きな差がある
転職エージェントのデメリットについてもっと知りたい方は
こち他の記事も「転職エージェントのメリット・デメリットから分かる賢い活用テクニック」併せてご覧ください。
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転職エージェントのメリット・デメリットから分かる賢い活用テクニック
転職の検討をはじめたときに 「転職エージェントのメリットは何?よく分からないから使うべき理由を知りたい」 「転職エージェントのデメリットを知りたい。無料で利用して本当に問題ないの?」 「報酬を支払って ...
続きを見る
これらのデメリットを回避し、賢く利用する方法は意外にも単純です。
その方法とは「複数の転職エージェントを利用する」という方法です。
複数を利用することで
- 求人を網羅できる
- 複数利用することで客観性が出るため無理な営業を受けたときに気づける
- 担当者の提案力が低かったり相性が悪くても他の担当者に相談できる
といった形で回避できます。
賢く利用するためには
- 3サービスは利用する
- 転職の検討段階から積極的に利用する
といったポイントが重要となります。
転職活動は意外にも、検討段階が一番重要です。
業界や職種の方向性が決まってしまうためです。
そのため、転職エージェントの登録は検討段階から歓迎されており無料ですので安心して相談してみてください。
次では、転職を検討している人におすすめの転職エージェントについて解説します。
情報収集は大手転職エージェントがおすすめ
情報収集には大手転職エージェントがおすすめとなります。
大手転職エージェントには求人や相談者が大量に集まっており、情報や事例が大量に存在しているためです。
具体的には、以下の3つがおすすめです。
- おすすめ1:業界最大手のリクルートエージェント
- おすすめ2:メーカーや大手企業に強いマイナビエージェント
- おすすめ3:未経験OK求人や若手に強いワークポート
それぞれについて解説します。
おすすめ1:業界最大手のリクルートエージェント
企業の情報を収集するにあたっては業界最大手のリクルートエージェントがおすすめです。
リクルートエージェントは大手リクルートのグループ企業であり、知名度を活かして営業職求人などを大量に集めているためです。
保有している求人数が多ければ多いほど企業の情報も多く入ってくるので企業の情報収集に非常におすすめです。
おすすめ2:メーカーや大手企業に強いマイナビエージェント
メーカーや大手企業に強いマイナビエージェントは情報収集におすすめです。
マイナビエージェントは大手マイナビの傘下企業であり、新卒採用でマイナビを活用したメーカーや大手企業が求人を依頼しているため、メーカー志望者には特に有益な情報を得られる可能性があります。
メーカーや大手企業に転職したい方はぜひ一度登録して情報収集をしてみてください。
おすすめ3:未経験OK求人や若手に強いワークポート
未経験OK求人や若手に強いワークポートは非常におすすめです。
もともとはITに特化した転職エージェントでしたが、現在は営業職求人や管理系求人(総務・人事・経理・法務)なども扱っています。
20代の方や未経験の仕事に挑戦したい方はぜひ情報収集にワークポートを活用するようにしてください。
求人を様々な確度からたくさん提案してもらえるため、一人で考えるよりも選択肢が格段に増えます。
最後に知っておきたい「転職エージェントを使わない」デメリットについて解説します。
知っておきたい転職エージェントを使わないデメリット
最後に転職エージェントを使わないデメリットを紹介します。
上述のとおり、転職の成功には情報が生命線であることをお伝えしてきました。
もし、転職エージェントを使わないと重要な情報収集が出来ず、以下のようなデメリットが出ることがあるためです。
- 強みや働き方に合っていない仕事を選ぶ可能性がある
- 求人を見逃す可能性がある
- ブラック企業の可能性がある
- 企業の内情が分からない
- 業界動向を把握せず斜陽産業に転職するとリストラされたり昇給がない可能性がある
これらのデメリットは「入社してみないと気づきにくい」という点です。
そのため、入社後に「しまった、転職しよう」と考える方も多いのですが次の転職活動では
「短期離職」として取り扱われる可能性もありますし、軽率な判断をする人だと断定されることもあり内定はでづらくなります。
今の日本では転職回数が多かったり短期離職の方には厳しいです。
多くの情報やアドバイスをもらい独りよがりでない転職をすることが失敗回避に重要となります。
筆者としては転職エージェントの利用を強くおすすめします。
まとめ
転職エージェントを使わない方が有利なのかなと気になるかも知れません。
無料で使える転職エージェントにはデメリットがあります。
具体的には、転職エージェントはノルマがあるため、無理やりにでも転職させようとする転職エージェントが存在するためです。
しかし、情報収集に転職エージェントを使わないと転職に必要な情報を集めることができず結果的に損をする可能性があります。
もしも無料の転職エージェントを使わない場合には有料のキャリア相談がおすすめです。
自分でお金を払って自己分析や適職判断をしてもらうサービスとなっており信頼性が高いためです。
転職エージェントの大きなデメリットは以下の3つです。
- 紹介してもらえる求人は一部
- 担当者の提案力や相性に大きな差がある
- 担当者から求人応募を強引に進められる
上記3つを回避して賢く使う方法は「複数の転職エージェントを利用する」という選択肢です。
情報収集に向いているおすすめの転職エージェントは以下の3つです。
- おすすめ1:業界最大手のリクルートエージェント
- おすすめ2:メーカーや大手企業に強いマイナビエージェント
- おすすめ3:未経験OK求人や若手に強いワークポート
転職エージェントを使わないデメリットを認識することも重要です。
転職エージェントを使わないと情報収集が出来ず、以下のようなデメリットが出ることがあるためです。
- 強みや働き方に合っていない仕事を選ぶ可能性がある
- 自分にピッタリの求人に出会えない可能性がある
- 企業の内情が分からず転職をするためブラック企業の可能性がある
- 業界動向を把握せず斜陽産業に転職するとリストラや昇給がない可能性がある
無料の転職エージェントと有料のキャリア相談を組み合わせて良い転職を実現するようにしましょう。