空白期間に何もしてない場合でも正社員になれる!面接での伝え方と就職のコツを人事が解説

空白期間があっても正社員になれる!

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「空白期間に何もしてこなかったから、何を面接で聞かれるか不安だ」
「空白期間が長すぎて書類そのものを書くことができない。何を書けばいいの」

ひきこもり・ニート・フリーターの方は、これから就職しようと考えた時に

「空白期間が長すぎて、どう説明したらいいか分からない」と不安になる方が多くみえます。

空白期間に何もしてこなかったから、何を面接で聞かれるか不安だ

「ブランクが長すぎて、また仕事ができるのか正直自信がない」

ともしに考えてしまったとしても、諦めずに、肩の力を抜いて進めていきましょう。

私はこれまで約10年間、採用担当者を経験してきましたが、就職状況は日々改善しています。

そのため、採用担当者も応募者の空白期間を大きく問題にしないという状態になっています。

ひきこもりやニートの方も就職しやすい状況となっているので、空白期間があったとしても多くの方が社会復帰されています。

しかし、当然面接では採用担当者に空白期間に何をしてきたのかを明確に説明できるようにしておく必要があります。

この文章を読めば、採用担当者を納得させる空白期間の説明方法が分かり、正社員として就職する方法が分かります。

ポイントをおさえて理解できれば、

「きっと出来る」と実践に向けて自信が出てくると思いますので、ぜひ最後まで一読ください。

空白期間が不安な方へ

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目次

書類選考・面接で厳しくチェックされる「空白期間」の内容とは?

「空白期間が3年以上あるけれど、どう答えれば良いのだろうか」と悩んでいる既卒者は非常に多いです。

空白期間に何をしてきたのかを人事は知りたいと考えており、それさえしっかりと伝えることができれば採用される確率は一気にアップします。

空白期間への対処法を伝授していきます。

チェック1:空白期間の有無は必ずチェックされる

空白期間の有無は必ずチェックされます。

空白期間があることは悪いことではありません。

ですがあまりに空白が長い場合は、精神疾患を疑われたり、何らかの犯罪に関与していたのではないかなどの憶測を呼びますので、採用担当者の不安を払拭する必要があります。

必ず対処が必要ということです。

チェック2:空白期間で何をしていたかは面接で必ずチェックされる

面接で空白期間について聞かれたらどう答えるべきか悩む人も多いのではないでしょうか。

空白期間中に自分なりに努力してきた活動をしっかりと面接官に伝える必要があります。

「私は本当に何もしてこなかったから、アピールするものがない」と弱気になるのではなく、自分なりに頑張ったことを伝えられるようにしましょう。

例えば、職業訓練校に通っていた、アルバイトをして工夫した点・評価された点など、自分なりの努力を伝えるようにしましょう。

チェック3:すぐに辞めないか必ずチェックされる

「採用しても仕事が大変だといってすぐに辞めたりしないかな」と空白期間が長すぎると面接官に不安を与えます。

特にアルバイト生活で職を転々としている場合などは、厳しいチェックが入ります。

アルバイトの経験を職務経歴書に書く場合、辞めた理由などはしっかりと記載するようにしてください。

もちろん面接時でも分かりやすい説明が必要です。

チェック4:自ら努力するかチェックされる

「会社に入れば会社が全てを面倒みてくれる」という甘い考えは見透かされます。

企業側としても採用した後に教育研修を入念に行わないといけない人材よりも、自分のキャリアは自分の力で切り拓く人材を好みます。

ただし、既卒の場合は新卒に近いため、会社によってはしっかりとOJT研修などを行う企業も多いです。

まとめ:入社後に意欲高く・粘り強く努力する人かどうかチェックされる

入社後に自分から積極的にキャリアを切り拓き、粘り強く努力する人であれば、入社してからも頑張ってくれると人事は考えます。

企業に自らのキャリアを切り拓いてもらうのではなく、自分自身でキャリアは築き上げるものであるという認識を持つようにしましょう。

また、会社をすぐに辞める人材ではなく、何度失敗しても挑戦できる人材が好まれます。

空白期間は必ずチェックされます。

そのため、その期間に努力した出来事があれば積極的に話すようにするなど、空白期間をどんな風に過ごしたのかも伝えるようにしましょう。

【要注意】学歴・経歴を重んじるような業界・企業ではほぼ落ちる。企業選びが重要

学歴や経歴を重要視する企業では面接にたどり着くまでに落とされる確率が高くなります。

企業選びをしっかりと行うようにしましょう。

例えば、財閥系の大企業では学歴と経歴を重視する傾向にあります。

頭の柔軟な中小企業や、IT系の企業など、過去の経歴を問わずこれから頑張ってくれれば問題ないと考えている企業を選んで受けることが大切です。

コラム:空白期間の嘘・ごまかしはNG!バレた悲惨な経歴も紹介

空白期間の嘘は絶対にやめるようにしましょう。

例えば、空白期間に行ってもいない海外留学に行っていたなど、経歴そのものを偽るケースです。

私も過去に何名かを採用して痛い目を見ているので実例を紹介しておきます。

海外留学をしていたというアピールをする既卒者を採用したことがあります。

結果、海外とのやり取りをする部署に配属しましたが、まったく英語ができないというクレームが所属長から飛んできました。

実は海外留学などをしておらず、TOEICの点数もなんと300点台で、経歴全てが嘘であることが分かりました。

解雇にはなりませんでしたが最終的には海外営業を外されて、居場所がなくなり半年で退職となりました。

経歴詐称をしても得なことは1つもありません。

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こんな空白期間の履歴書・説明は落とされる

「この子は何をアピールしたいのだろうか」という履歴書と説明は落とされる可能性がアップします。

履歴書に単純に空白期間を書くのは問題ないのですが、工夫をするようにしましょう。

具体的には、空白期間のブランク期間に、アルバイトをしてきたなど、少しでもしてきたことを書くようにしましょう。

引きこもりやニートの職務経歴書も「家事手伝い」など何か書ける事はあります。

落とされるケース1:何をしてきたか明確でない履歴書

無職期間に全く何も書かずに、空白のままに出すことは避けるようにしましょう。

もしも全く書けることがなかったとしても、自分なりに体力維持のために

「ランニングや筋力トレーニングをしてきた」という風にすぐに働けるように準備してきたと書いておいた方が賢明です。

ニートやフリーターの方で採用担当者が気にしているのは意外にも体力面です。

週5勤務が可能なのかを採用担当者が懸念しているからです。

体力面アピールは意外にも有効ですのでぜひ試してみてください。

落とされるケース2:待遇ばかり求める内容の記述

ごくまれにあるのですが、既卒やフリーターの方が待遇を求めて、年収○○万円以上などと空白欄に書き入れるケースがあります。

既卒の場合は、正社員としての職歴がないため、扱いとしては新卒と同じです。

空白欄に待遇を書くことは避けるようにしましょう。

落とされるケース3:アルバイトを転々としてきた履歴書

アルバイトを何度も何度も辞めている場合、履歴書に正直に書くのはいっそ辞めておきましょう。

よく目にするのですが、コンビニのアルバイトを何度も転々とする履歴書も印象が良くないです。

せめて一番長く続いたアルバイト先を書くなどしてください。

正社員になってからも同じように辞められたらどうしよう、と人事に恐怖心を抱かせますので気を付けてくださいね。

落とされるケース4:空白期間をごまかす

空白期間のごまかし方を相談されますが、ごまかすとより落とされやすくなります。

空白期間は必ずと言って良いほどチェックされる項目なため、下手なごまかし方では通用しません。

企業は空白期間について気になっているものの、面接の場においては転職者に対する嫌がらせとならないように込み入って聞いてきません。

もし、ごまかした場合、企業はそれを察知しそれとなくその場を終え不採用の判断を下すだけです。

空白期間をごまかすと落とされることを理解しておきましょう。

空白期間を突破するためには「誰もが客観的に納得できるストーリー」が必要

「書くことが何もないのだけれど、どうすれば内定が取れるの?」

「空白期間を書けばマイナスにとられてしまうようで辛い」

とニートやフリーターの方から本当によく相談を受けます。

ですがもし、人事が納得できるような

「空白期間中のあなたのストーリー」あれば、あなたの人となりが見え、人事の納得性がアップします。

ストーリーをしっかりと伝えることで人事の共感を得ることができ、あなたという人が印象に残ります。

「誰もが客観的に納得できるストーリー」を作ることが重要で、これにより劇的に内定率がアップします。

他人が納得するようなストーリーを描くためには、支えとなるブレない軸が必要となります。

例えば自分自身を見直して、過去の出来事や、今の自分の状況、これから先の目的が明確に見えてきたとします。

それを誰かに伝えられるようにストーリーを組み立てて、自分なりにまとめることが必要となります。

自己分析はとても大切な過程ですので、必ず行ってください。

それではストーリーの作り方を4つのステップで説明していきます。

STEP1:空白期間を選択した価値観を知る

企業の人事が知りたいのは「なぜ空白期間を選んだのか」という理由です。

例えば、「新卒で就職するのが一般的だったけれど、バンドマンをしていた(夢を追いかけるため)、公務員試験を目指していた」というようなストーリーが必要です。

高校を選んだ理由などの選択基準も1つずつ掘り下げていきましょう。

例えば、高校では「スポーツに力を入れている学校だったから選んだ」など、振り返ると自分自身の価値観が分かります。

STEP2:空白期間を過ごした振り返りをする

空白期間は「バンド活動を行い、アルバイトをしながら夢を追いかけていた」のであれば、

「それで将来は食べていけると考えていた」など、自分自身の活動と考えについての振り返りを行います。

また、ニートや引きこもりだった場合は、その期間をどんな気持ちで過ごしていたのかを振り返ってください。

例えば「夢を追いかけているとはいえ、世間から置いて行かれるような焦燥感を感じた」

ということもあれば「同級生が必死に働いてかなりしんどそうにしている。まだ就職はできなくてもいいかも」

といった気持ちがあると思います。

なぜ空白期間を選んだのか、という軸をこの振り返りの中で探していきます。

STEP3:STEP2の振り返りの根拠となる具体的なエピーソードをピックアップする

振り返りを行ったときに、バンド活動や、ニート期間をしていたときに起こった出来事をまとめて、エピソードにしてみます。

「バンド活動を行っても全くお客さんが集まらず、結果が見えずに安定したサラリーマンをしたい」と思ったことや、

「ニートをしていたが両親も定年退職をしてしまい、いよいよ自分が働かないといけなくなった」など出来事をまとめます。

自分自身を就職に駆り立てた決定的なエピソードを振り返ってみて下さい。

STEP4:STEP1〜3をストーリーとしてまとめる

STEP1から3をまとめて、ストーリーにしてみます。

「新卒の時点では就職することを選ばず、バンド活動をすることで夢を追いかけることを選択した。」

「その時はバンド活動を通して実現したいことがあり、バンド活動で生活することが夢だった。」

「現実的には全くバンド活動は振るわず、結局はサラリーマンをして安定した生活をしたいと思うようになった。」

こうして整理すると、安定した生活を送るためにサラリーマンになりたいということになります。

空白期間が長いと就職・転職時に深い自己分析が必要となる

空白期間が長いと就職・転職時に深い自己分析が必要となります。

「なぜその空白期間を選んだのか、どのような心理に陥って就職したいと思うようになったのか」

など深く掘り下げて自分の求めているものを知ることが必要となります。

安定した生活を送りたいなど、なぜそのように思ったかをしっかりと自己分析をするようにしましょう。

自己分析の納得感が高いほど、自分が選んだ道に自信がわきあがり志望動機などに迫力がでてきます。

それでも「自己分析って苦手…。」という方も多いと思います。

自分自身と向き合って深く分析するという事は、想像以上に根気とエネルギーを必要とします。

苦手だという方には自己分析をサポートしてくれる就職支援サービスを利用するのも手です。

まずおすすめしたいのは、UZUZです。

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この他にも、次の章では就職エージェントの就職支援を受ける方法について詳しく紹介していきます。

私も実は、転職エージェントで自己分析指導を受けているのですが「まさかここまでやってくれるとは」というレベルの自己分析指導をしてくれます。

「自己分析がなかなか終わらない」と悩んでいる人は、絶対にチェックしていってくださいね!

空白期間についてよくある質問

空白期間があっても正社員になれる?

マイナビの調査によれば、既卒の就職成功率はなんと45%程度です。

数字だけ見るとかなり厳しいと感じるかも知れません。

ですが既卒は就職支援サービスを活用すると80%以上の内定率に上昇します。

おすすめの就職支援サービスは記事中で紹介しています。

空白期間が3年以上あるけれど、どう答えれば良い?

空白期間に何をしてきたのかを人事は知りたいと考えており、それさえしっかりと伝えることができれば採用される確率は一気にアップします。

詳しくは記事内で解説しています。

空白期間をごまかしたり、嘘をついてもいいの?

空白期間の嘘は絶対にやめるようにしましょう。

例えば行ってもいない海外留学に空白期間中に行っていたなど経歴そのものを偽るケースです。

記事内では実例を紹介しています。

経歴詐称をしても得なことは1つもありません。

次は、既卒の求人での実際の内定率について紹介します。

事実を知っておくのと知らないのでは動きが変わってきますので、必ず読んでいってください。

まとめ

空白期間があることは大きな問題ではなく、なぜ空白期間を選んだのかの理由付けを行う必要があります。

フリーターやニートをしていた期間は空白期間ではありますが、なぜ正社員にならなかったのかを明確にして、次の行動を起こすようにしましょう。

就職カレッジのような就職支援サービスを活用することで内定率は80%を超えますので、積極的に活用するようにしてください。

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監修者

上場・ベンチャー・中堅企業で様々な役割を経験。今なお、採用・人事の業務を最前線で経験し、「いま」の「生きた」知見を発信しています。