既卒が就職できない原因とは?内定獲得を成功させるポイントを紹介

「既卒は就職できない」と感じる方へ!原因と内定率倍増のテクニックを伝授

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「新卒で就活に失敗してしまった。もう就職できないのかな」

「既卒になると、もう就職できないって聞いたけど本当なの」

既卒になってしまうと社会人のレールから外れたような気分になってしまい、落ち込むかも知れません。

しかし、既卒になっても十分就職できます。

私はこれまで約10年間、上場企業で人事を験しましたが、企業は深刻な人手不足と社内に若者がいないという内部的な事情があり、既卒の方を積極的に採用しています。

若者を確保しないともう企業は存続できない状態に追い込まれているという現状があるためです。

この記事では既卒で職歴のない就職希望者が、簡単に、効率良く内定を獲得するための方法について詳しく解説しています。

企業は転職エージェントに100万円程度の手数料を払ってでも若手を採用している状態なので、既卒で人生終わったと嘆いている方はぜひ最後までご覧ください。

既卒でも優良企業に就職

既卒で社会人経験がないからと正社員就職を諦めることはありません。

社会人未経験者が利用できる就職支援サービスがあることを知っていますか?

就職カレッジは登録すると未経験者向けの無料研修があり、ビジネスマナーや話し方講座など実務で使えるテクニックを教えてくれます。

未経験OKの求人が多い就職カレッジでは経験不問、人柄重視ですぐに正社員内定が決まると評判です。

スキル・キャリアに自信がない、職歴がない方が入社後も安心して働けるように定期的に担当者からの相談サポートもあるため、就職後の定着率も高いです。

プロの目線で最短で就職できる就活方法を伝授してくれます。

職歴なしから正社員になりたい方、自信を持って就活したい、そんな方に就職カレッジはおすすめです。

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既卒は就職できないわけではない

「既卒になってしまったらもう就職なんて無理なんだろうな」と落ち込んでしまう既卒の方は非常に多く、相談をよく受けます。

しかし、既卒が就職できないということはありません。

マイナビの調べによると、2022年度の既卒者の内定保有率は44.8%と、2020年度の34.4%と比べて2年連続で上昇しています。

たとえ在学中に就活に失敗しても、「業界や職種の幅を広げた」、「自身の適正に沿って選ぶようになった」と既卒ならではの方向に活動が変化していることも見受けられます。

参考:2022年度 マイナビ既卒者の就職活動に関する調査

次は、既卒でも就職できる状況であることを解説します。

既卒がどれだけ採用されやすい状況になっているかを理解できますので、ぜひご一読ください。

既卒・職歴なしは未経験者として採用する企業が多数

筆者の10年の人事経験からすると、既卒・職歴なしが就職できないということは現在ではありません。

厚生労働省も卒業3年以内の既卒者を新卒として採用するよう指針を出しています。

参考:3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!! |厚生労働省

職歴がなければないで、初任給スタートで採用して育てれば良いだけという考え方のためです。

未経験で就職したと扱えばよいだけなので、偏見もありません。

具体例としては、私が自動車メーカーで採用をしていた時代に、既卒でも毎年20名程度は既卒を未経験者枠で採用していたという事例があります。

職歴がないなら未経験者枠で採用して育てれば良いという考え方なので、職歴がなくても応募すれば採用される可能性は高いです。

ただ「就職できることは理解したけど、なぜ就職できないんだろうか」と気になりませんか。

採用担当を10年した筆者が既卒が就職できない原因についてまとめましたので紹介します。

【採用担当者歴10年が語る】既卒で就職ができない理由と特徴

「既卒が就職しやすいということが分かったけれど、内定とれる気がしない」と不安になりませんか?

実際、筆者が採用担当を10年して感じるのは既卒の就活者は行動不足の傾向を感じます。

就職試験は既卒者の能力を計測する場ではなく、会社と合うか合わないかを判断する場でしかありません。

下手な鉄砲数うちゃ当たるといえば聞こえは悪いかも知れませんが、あなたに合うたった1社を探し出して、そこで長く勤務出来れば勝算のある戦いです。

スポーツと同じく、手数を出して一発でも当てることができれば勝ちなので、面接に落ちても「この会社は人を見る目がないんだな」と思ってどんどん受けるようにしましょう。

そのために考え方や行動を次のように見直してみることがおすすめです。

  • 最初から諦めて就活をしようとしない。既卒になったら人生終了などと考えている。
  • 行動が少なく、1社受けてダメだったら諦めてしまう。実際は諦める必要性は全くない。
  • 空白期間の説明の仕方を考えていない。
  • 失敗しているにも関わらず、全く分析して次に活かしていない。

それぞれについて解説します。

最初から諦めて就活をしようとしない。既卒になったら人生終了などと考えている。

「既卒になったらもう人生終了だ」などと考えて、若い時間を無意味に過ごしていませんか。

そんなことはありません。

日本企業の中途採用市場は「若さが全て」だと言っても過言ではありません。

筆者も10年ほど採用担当者を歴任してきましたが、若ければ将来性がある・伸びしろがあると勝手に採用担当者が良い方向に考えるので、実は若いことは非常に武器です。

逆に40歳を過ぎた年配者が伸びしろを強調しても、年齢に見合った経験を積めていないとあっさりと落とされます。

まだ20代・30代であればこれから経験を積んで伸びていけばいいだけです。

既卒だから人生終了と諦める必要はありません。

若ければ若いほどチャンスはありますよ!

行動が少なく1社受けてダメだったら諦めてしまう。実際は諦める必要性は全くない

言葉は悪いですが、1社受けてダメだったから、もう就活を辞めようと思っていませんか。

消費増税前の好景気でも10社や20社は落ちることは当たり前でした。

日本企業は若者に関しては、能力の有無よりも、会社に合うかどうかを最優先で判断するためです。

つまり、1社受けてダメだったくらいで、諦めてはダメだということです。

良くも悪くも日本企業は若者の採用に関しては会社のカルチャーにマッチするかどうかだけで判断する傾向にあります。

たまたま合わない会社に当たっただけと考えて、諦めずに就活を続けましょう。

必ず自分に合った会社が出てきます。

空白期間の説明の仕方を考えていない

空白期間の説明の仕方については、工夫を徹底しましょう。

既卒に関しては、特に、面接で空白期間の説明さえ納得してもらえれば内定がでる可能性が非常に高いためです。

採用担当者をしていて、既卒の方で多いのは「空白期間に誇れることは何もない」といったネガティブ表現です。

面接段階から消耗しているように受け取られる回答はせず、

「空白期間を経ることで、仕事をする強烈な動機を得られた」という風に、前向きに答えるようにしましょう。

失敗しているにも関わらず、全く分析して次に活かしていない

何度も面接に落ちているのに、同じような面接の受け答えを繰り返していませんか。

落ちるのには必ず理由があります。

出来るだけ手ごたえのある面接を増やすためにも、面接で聞かれた質問などは必ず自分自身で振り返るようにしてください。

合格率に影響するためです。

質問に対して出来るだけ前向きな答えを返せているかどうかはセルフチェックしましょう。

次は、大手企業での既卒に対する採用事情について紹介します。

大企業でも既卒に熱い視線を注いでいる理由が理解できますよ!

実は企業側も既卒を採用したい状況!大手自動車メーカーでの採用事情を紹介

「既卒で就職できるところなんてブラック企業ばかりなんだろ?」と思い込んでいる人も多いです。

しかし、実際のところ、日本を代表するような大手自動車メーカーでも既卒枠での採用を進めています。

実は人手不足なだけではなく日本の大企業では中間管理職に優秀な人材が育っておらず、深刻な年齢バランスの崩壊も襲ってきています。

従業員数が1万人を超えるような大手メーカーでも、20代の次の年齢層がいきなり40代と50代になってしまっているという年齢層の空洞化現象です。

氷河期世代がスッポリ社内にいないので、同じ過ちを繰り返さないように若手をいまから育てていこうと考える企業が多いです。

【内定率80%以上】成功する既卒の就職方法は「既卒向け求人」に応募する

「既卒向けの求人ってどこにあるの?」

「ハローワークやリクナビネクスト見ても、全然わからないんだけど?」

という質問をよく既卒の方から聞きます。

一番良いのは既卒向けの転職エージェントで求人を探すことです。

就職カレッジは内定率が81.1%と数多くの就職成功者を輩出しています。

既卒向けの転職エージェントは、既卒者に向けて専用の求人を用意しているので、非常に求人を探しやすくなっています。

既卒から大手に就職できる!具体的な企業名と求人の探し方

既卒を募集している大手を探す方法として、インターネットで、既卒・求人・大手と入力すると出てきます。

既卒を募集している会社として、有名企業としては、

  • トヨタ自動車
  • スズキ
  • ダイハツ工業
  • 三菱自動車
  • パナソニック
  • ソニー

などが既卒も応募可能となっています。

どうしても入社したいと考えている大手企業があれば、検索して応募してみましょう。

具体的には、新卒採用ページや求人情報サイトを見て、「募集資格」欄に、「既卒者応募可能」と書かれているかどうかなどをチェックするようにしましょう。

既卒の就職活動はいつがいい?求人量と合格率の高さから解説

既卒の就職活動で狙い目の時期は、ずばり5月です。

既卒を採用したいと考えている企業は、新卒の欠員補充を考えている会社が多く、5月はゴールデンウィーク明けで新卒が離職します。

そこで必死に既卒で穴埋めしようと動く企業が多いので、5月のゴールデンウィーク明けは狙い目ですね。

次は、おススメの既卒就活サイトベスト3を発表します。

私が実際に応募者として潜入して利用してみた感想も入っているので、ぜひ、見ていってくださいね。

【優良企業の正社員に確実になる方法】

ブラック企業に入りたくないですよね。

実は、ブラック企業は「入社してもすぐ辞める」という特徴があるため「定着率」をチェックすれば分かります。
定着率が悪いブラック企業や業界(外食・アミューズメント・投資用不動産)は避けるべきでしょう。

ただ、定着率をチェックするのは大変です。
そこで上手く就職・転職している人は定着率が悪い企業を紹介しない就職カレッジという就職支援サービスを利用しています。
入社後も満足度が高く定着率も90%以上の実績があります。

しかも無料で書類選考はなく、支援を受けた人の10人に8人がスムーズに正社員採用されます。
デメリットは優良企業の求人は限りがある点です。
早めに相談して優先して紹介してもらうようにしましょう。

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人柄重視で未経験OKの求人が多いハタラクティブもすぐに正社員内定が決まると評判です。
合わせて相談し、幅広い求人選びがおすすめです。

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おすすめの既卒就活サイトベスト3

既卒向けの就活サイトで一番良いのはどんなサイトなのだろうか」と悩んでいる方は非常に多いです。

おすすめのサービスを、ランキング形式で発表します。

既卒に特化しているので、どのサイトも非常におすすめですよ。

1位:就職カレッジ

就職カレッジは株式会社ジェイックが運営する就職支援サービスで就職率が80.3%と高く、丁寧なフィードバックやマナー研修が用意されています。

就職カレッジの研修に1週間参加すると、なんと書類選考なしで面接選考に参加することが可能です。

お見合い形式で面接を実施して、いきなり社長面接に進むため、書類が苦手な方にもおすすめできます。

2位:ハタラクティブ

ハタラクティブは、既卒やフリーター・ニートのような職歴がない方の就職に強い就職支援サービスです。

未経験OKの求人がほとんどで、内定獲得までマンツーマンで就職までサポートしてもらえるので、初めての就職活動でも安心して始めることができます。

あなたの得意や強みを活かすような適職を見つけたい方におすすめのサービスです。

3位:マイナビジョブ20’s

既卒の方におすすめの就活サイトとしてマイナビジョブ20sが挙げられます。

イナビジョブ20’sで保有している全ての求人が20代が対象で未経験でも応募できる企業が75%を超えているため、既卒の方でも内定が出やすいことが大きな特徴です。

大手のマイナビグループの中でも20代を専門にしたエージェントなので20代の転職事情に詳しいアドバイザーが在籍しているだけではなく、大手の求人も多く保有しています。

カウンセリングを受けるのに来社の必要はなく、電話やWebで気軽に相談ができるので既卒の方のちょっとした悩みも解決できるかもしれません。

既卒の就職についてよくある質問

既卒の就職についてよくある質問について採用担当者10年の経験をもとに回答していきます。

実際に筆者が良く質問される内容なので、共通の悩みがあればぜひ参考にしてみてください。

既卒になってしまったらもう就職なんて無理ですか?

既卒が就職できないということはありません。

マイナビの調べによると34%が既卒として就職に成功しています。 3人に1人は就職できている計算ですね。

さらに既卒向けの求人を紹介している就職支援サービスを利用すると内定率は80%を超えてきます。

誰にでも成功率を大幅にアップさせられる方法です。

内定率を倍増させるコツはまだまだありますよ!

既卒で就職できるところなんてブラック企業ばかりなんでしょ?

そう思い込んでいる方は多いです。

しかし実際のところ、日本を代表するような大手自動車メーカーでも既卒枠での採用を進めています。

おすすめの就職支援サービスはどれ?

一番良いのは既卒向けの転職エージェントで求人を探すことです。

就職カレッジは内定率が81.1%と、ほとんどの人が就職できて満足しています。

既卒向けの転職エージェントは、既卒者に向けて専用の求人を用意しているので、非常に求人を探しやすくなっています。

まとめ

既卒が就職できない、人生が終わりだというのは古い常識です。

人手不足と会社内に在籍する社員の高齢化で、既卒者を採用しないと企業が規模を維持できない時代になりました。

また、既卒者向けに専門の転職エージェントが登場するなど、非常に就職しやすい状況になっています。

参考文献

2022年度 マイナビ既卒者の就職活動に関する調査|マイナビキャリアリサーチLab

3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!! |厚生労働省

監修者

上場・ベンチャー・中堅企業で様々な役割を経験。今なお、採用・人事の業務を最前線で経験し、「いま」の「生きた」知見を発信しています。