Webライターになるには?具体的な始め方や必要なスキルについて解説

この記事は有料職業紹介事業として厚生労働大臣の許可を受けている株式会社しごとウェブ(許可番号:13-ユ-306679)が制作しています。

Webライターになりたい人は

「 Webライターになるにはどうすればいいの? Webライターになるために必要なスキルや準備することを知りたい」

と気になっていませんか?

筆者は7年ほどWebライターをしており、

  • ランサーズオブザイヤー候補に選定(ライター部門で稼いだ報酬が年間400万円以上かつ毎月の報酬ランキングのTOP20番以内にランキング入りしていることが目安)
  • クラウドワークスでプロクラウドワーカーに認定(月15万円以上の報酬を稼ぎランキングTOP10番以内であることが目安)

といった実績を得ることができました。

その経験からお伝えするとWebライターになるにはクラウドソーシングで副業からスタートすることがおすすめです。

Webライターは在宅でお金を稼げる仕事のため、サラリーマンをしながら副業することが可能ですから会社を辞める必要性がありません。

また、Webライターの仕事には向き不向きがあるため副業で適性を見極めることができます。

この記事を読めば、稼げるWebライターになるにはどうすればいいのかを理解でき、実践することができるようになるでしょう。

Webライターになり稼ぎたい方は必ず一読してください。

副業目的で未経験から Webライターになるには?

「会社で副業が解禁されたため Webライターに挑戦したい。でもやり方がわからない」

と気になっていませんか。

未経験から Webライターを目指すならクラウドワークスなどのクラウドソーシングで副業することがおすすめです。

クラウドソーシングには未経験者歓迎の仕事が数多く登録されているためです。

自宅にパソコンとネット環境があれば登録することが可能となっており、在宅で仕事をすることが可能な案件が中心ですから会社員をしながら仕事をすることが可能です。

会社にバレることはありません。

実は筆者は人事や経理の業務をしていましたが年末調整でかんたんな処理をするだけでよりバレなくなります。

筆者は副業で Webライターになりましたが、現在は独立しライター業務だけで正社員時代より高い年収を得ることに成功しています。

Webライターになるための始め方

Webライターになるためのファーストステップとして、クラウドソーシングサイトを活用しましょう。

すでに実績のあるライターとは異なり、初心者のライターの方は仕事を獲得することを最重要視することが重要なためです。

クラウドソーシングサイトでは初心者の方が仕事をスタートしやすい環境が整っています。

具体的には、以下のSTEPがあります。

  • STEP1:クラウドソーシングに登録する
  • STEP2:プロフィールを記載する
  • STEP3:案件に応募する
  • STEP4:価格(文字単価・記事単価)や納期など条件をする
  • STEP5:納品する
  • STEP6:お金を受け取る

それぞれについて解説します。

STEP1:クラウドソーシングに登録する

Webライターになるため最初はクラウドワークスランサーズなどのクラウドソーシングサイトに登録しましょう。

クラウドワークス・ランサーズは上場企業であり老舗のクラウドソーシングのため仕事量が豊富です。

手数料は取られてしまいますが、仕事量が豊富なことから未経験OKでも募集をしている求人がたくさんあります。

始めは1文字あたりの単価も低い案件しか受注できない可能性もありますが、実績を積み上げていくことで高単価を目指すことも可能です。

STEP2:プロフィールを記載する

クラウドソーシングに登録したらプロフィールを記載するようにしましょう。

プロフィールを充実させることが仕事獲得への一番の近道になるためです。

具体的には、以下のコツがあります。

  • ライターであることを名乗ろう
  • 得意テーマを具体的に多く記載しよう
  • 3本ほどサンプル記事を紹介できるようにしておこう
  • 費用を明確に記載しておこう
  • 受注数の多いライターのプロフィールを真似て書こう
  • 自分の強みをプロフィールに盛り込む

それぞれについて解説します。

ライターであることを名乗ろう

プロフィールの冒頭でライターであることを名乗りましょう。

どの職種で仕事をしたいのかが記載されていないと依頼が来ないためです。

必ずライターであることを名乗り仕事を受けるようにしましょう。

「はじめまして。プロフィールを閲覧して頂きありがとうございます。ライターの高橋です」

という風に最初に記載すれば問題ありません。

得意テーマを具体的に多く記載しよう

自分が熱意をもって書けるテーマや得意なテーマを多く記載しましょう。

クライアントは得意なテーマがある方に仕事を任せたいと考えているためです。

具体的には総務・人事・経理・営業・設計開発など自分が普段仕事として活用している知識が活きるようなテーマを選びましょう。

会社員であれば何かしらの仕事の経験があるので得意なことを考えてみましょう。

3本ほどサンプル記事を紹介できるようにしておこう

初仕事に挑戦する前に3本ほどサンプル記事を紹介できるようにしましょう。

実績のないライターに発注することはクライアントにとって実力が分からず不安なためです。

ワードやメモ帳で問題ないですからサンプルとなる記事を作成しておきましょう。

筆者は Webライターを始めたての頃に全く準備をしていませんでした。

一記事とりあえず書いて欲しいと言われていきなり発注をされて書きました。

いま思えばサンプルがあればもっとお互い納得の取引ができたと思います。

費用を明確に記載しておこう

どれくらいの費用で仕事を請け負うのかを明記するようにしましょう。

文字単価は何円・文字数は何文字から受けるのか、それとも記事単価契約にするのかなどです。

初心者ライターの方は1文字0.5円〜1円を目安に仕事を受注するようにしましょう。

ただし、お客さんの予算に合わせることも大切です。

稼ぎたい気持ちは分かりますが実績を積む段階では採算は度外視してみましょう。

受注数の多いライターのプロフィールを真似て書こう

受注数の多いライターのプロフィールを参考にして自分のプロフィールを書きましょう。

ただし、真似すぎるのはNGです。

あまりにも似すぎていると「パクっている」と言われるでしょう。

文字数や流れ、説明している内容の具体性などを参考にオリジナルに書きましょう。

もしも真似したい場合は「プロフィールを参考にしたいですが良いですか」と確認してみましょう。

筆者はライターとして稼いでいる友人のプロフィールを参考にし、友人から「ちょっと変えて使ってもいいよ」と許可を得てからプロフィール作成をしました。

自分の強みをプロフィールに盛り込む

プロフィールを作るにあたっては自分の強みを際立たせましょう。

筆者は人事歴10年という経験を活かし人事や転職記事に特化したプロフィールを作成しています。

結果的に高単価案件の受注が継続的に行えています。

「この人はどんな人でどこに強みがあるのだろうか」

というクライアントの疑問を先に解消できるようなプロフィールを作りましょう。

就活や転職活動と同様で、自分という商品の良さを買い手に理解してもらわないといけません。

STEP3:案件に応募する

プロフィールを完成させたら案件に応募しましょう。

実績のないうちはとにかく数を多くこなすことが重要です。

実績がなければアピールできることが少ないですから、応募数を増やして

「どう提案すれば案件に通るのだろうか」というコツをつかむ必要性があります。

重要なことは「自分の能力でクライアントのビジネスにどう貢献できるのか」を具体的に示すことです。

筆者は人事を10年間経験し、説得力のある記事を書けるという点を強調して応募をしています。

結果的には10件応募して8件が採用されました。

STEP4:価格(文字単価・記事単価)や納期など条件をする

お客さんと価格と納期の相談を最終調整しましょう。

「早く仕事をしたい」という気持ちはわかりますが、実は契約が一番重要です。

下記のような項目は事前にすり合わせておかないと後から指摘して手間暇がかかることになります。

  • 価格
  • 納期
  • 画像選定の有無
  • 図表挿入の有無
  • SEO記事か体験談なのか、取材記事なのか
  • 文字数超過分は報酬として支払われるのか

最初の契約の段階が甘いと一緒に仕事を続けていくことが難しくなることもあり得ます。

STEP5:納品する

記事を作成したら納品しましょう。

記事が完成したらクラウドソーシングサービスのメッセージから納品をし、クライアントの返事を待ちましょう。

クライアントが記事を受け取り、完了報告をしてもいいと許可が出たら仕事完了ボタンを押して、決済を待ちましょう。

修正などがあればクライアントから指示が来ますので対応の上、再納品しましょう。

STEP6:お金を受け取る

仕事が完了したらお金を受け取ります。

クラウドソーシングサービスを活用する場合はお金をクラウドソーシングサービスが一旦預かります。

預かったお金をいつ出金するのかを決めることができるため、早く出金したい場合は早々に出金日を選択して、お金を銀行振り込みで受け取りましょう。

Webライターのなり方は以上となります。

次では筆者がWebライターになったときの体験談を紹介いたします。

筆者が Webライターになったときの体験談

筆者が Webライターになったときの体験談を紹介します。

筆者の友人に Webライターで月60万円を稼ぎ続けている男がいました。

趣味でブログを書いていた筆者に「 Webライターやってみたらどう?」とFacebookで声をかけてくれました。

クラウドソーシングサイトのランサーズというサイトで友人は月60万円を稼いでいました。

「趣味で文章を書くよりも仕事としてやってみたいな」と思い筆者はランサーズに登録しました。

登録すると人事向けのオウンドメディアや転職サイト運営者から記事執筆依頼がきました。

最初は文字単価が0.8円と安価でしたが実績を積むうちに文字単価6円・文字単価18円の継続案件を依頼されるようになりました。

サラリーマンをしながらも月に5万円お金を稼げるようになりました。

さらに、ブログから記事を書いて欲しいという依頼が来るようになりました。

ブログで「 Webライターをやってます」と告知したためです。

サラリーマンをしながら Webライターをしているとお客様から「書いて欲しい」という依頼が1日3件以上来るようになりました。

「全部の案件を受けたらサラリーマンの収入の1.5倍から2倍はいけるな」と確信を持てたタイミングで独立をしました。

新型感染症の影響でピンチはありましたが、お客様の支えもありサラリーマン時代よりも良い収入を手に入れることができています。

クラウドワークスへの登録はこちら

Webライターによくある勘違い

筆者は6年間 Webライターを続けてきましたが、 Webライターの仕事を作家や雑誌のライターなどと同列に見ているとギャップですぐに辞めることになります。

Webライターの仕事は情報を正確に伝えたり、広告に多くの人が申し込んでくれるように記事を書くことが目的の中心となります。

具体的には、以下のような勘違いがあります。

  • 自分の個性を極端に出して書ける案件は少ない
  • 調べもの記事が多い
  • 書くことが好きだけでは続かない
  • 個性を活かした文章で食べていきたいなら作家を目指す必要性がある

それぞれについて解説します。

自分の個性を極端に出して書ける案件は少ない

自分の個性を出して記事を書けるのはブロガーや作家です。

Webライターの仕事は自分の個性を極端に出して書くものではなく、読者に情報を分かりやすく伝えることです。

テーマはTVや交通広告などで見かける内容が多いです。

個性を出して稼ぎたいという方は収益化の難易度は上がりますがブロガーになることをおすすめします。

調べもの記事が多い

Webライターの仕事は情報を正確に伝えて読者に共感されることです。

ですから、調べもの記事が多くなる傾向にあります。

仕事をしていく過程で大量の情報に触れるため勉強になりますが、「簡単に稼ぎたい」と考えている方にとっては相性が悪いでしょう。

知識の吸収をすることが好きという人でないと辛い作業になります。

書くことが好きだけでは続かない

Webライターの仕事は書くことが好きなということが大前提ですが、それだけでは続きません。

副業であれば隙間時間に自分のペースで仕事をすることも可能ですが、月に40万円から50万円の報酬をキープしようと考えると大量の文章を書くことになるので根性も重要です。

文章を書くことが好きなことは大前提で、時間をすべて文章作成に活用できないと稼げる状態にはなりません。

個性を活かした文章で食べていきたいなら作家を目指す必要性がある

個性を活かした文章で食べていきたいと考えているなら作家を目指しましょう。

作家は自分の個性を活かして物語を作る仕事です。

文章力だけではなくその人特有の経験を活かした文章を書くことが仕事になります。

筆者も Webライターをしつつ、小説大賞に応募する生活をしています。

書くことが好きなのでライティング業務を終えたら作品を書いて応募したり、ブログに記事を投稿したりしています。

本当に好きな仕事なら寝ても覚めても仕事をしてもあまり辛くありません。

Webライターになるために転職や資格、スクールの受講は不要

Webライターは書くことを通して成長していく実務経験が重要な仕事です。

そのため Webライターになるために転職や資格、スクールの受講は必要ありません。

むしろ初心者向け講座などに顔を出している暇があるなら記事を1本でも書くことの方が大切です。

ただし、経験者の話を聞くことは重要です。

実際に月60万円から100万円を稼げているライターの話を聞いた方が早く稼げるようになります。

実際に稼げているライターは人に見せない努力をしているためです。

筆者は月60万円を稼いでいる友人の Webライターの話を聞いて素直に挑戦したから同じだけの金額が稼げたと思っています。

また、クライアントと深く交流して「何を望んでいるのか」を深く聞き仕事を改善することも超重要です。

お客様商売である以上はお客さんの意見を知り、ニーズに沿った対応することが稼ぐために重要となるためです。

Webライターが合う人・合わない人

Webライターが合う人は文章を長時間書いていても飽きない人です。

ライティングが終わったあとも「もうちょっとあの記事直そうかな」など仕事のことが頭に浮かんび、それでも疲れない人ですね。

反対にプライベートな時間には一切Webライティングについて考えたくないという人には厳しいです。

ライティングには正解がないため、常に改善を繰り返していく必要性があります。

日常生活で得た経験をどうすればうまく発信できるのかなど、日常生活の興味の幅がそのままライター業務には活きてきます。

無意識に改善する努力ができる人でないと Webライターで報酬を得ることは難しいでしょう。

Webライターで稼ぐコツ

Webライターで稼ぐコツとは、自分のコアとなる強みを作ることです。

そうすることで、文字単価が大幅に上がるためです。

文字単価1円であれば月10万円稼ぐために10万文字が必要になりますが、文字単価6円になれば月60万円稼ぐことができます。

文字単価がアップするだけで報酬が一気にアップしていきます。

このように文字単価を上げるためにも自分のコアとなる強みを作りましょう。

筆者は人事制度企画の経験が10年ほどあるので人事制度の作り方などを解説する記事で高単価の報酬を得られています。

お客さんからも「ホンモノは違いますね。Web記事のレベルを超えている感じです」

という感想を頂くことがあります。

クラウドソーシングにおいて文字単価1円で募集しているお客さんに提案したところ文字単価5円にしてもらえたこともあります。

自分のコアになるジャンルを持ち、稼げるライターを目指しましょう。

まとめ

今回は、 Webライターになるにはどうすればよいのかについて解説しました。

未経験で始めたい方にはクラウドソーシングの活用をおすすめします。

本文中でも解説しましたが、クラウドソーシングには未経験者が仕事を始めやすい環境が整っているためです。

以下の手順で Webライターを目指しましょう。

  • クラウドソーシングに登録する
  • プロフィールを記載する
  • 案件に応募する
  • 価格(文字単価・記事単価)や納期など条件をする
  • 納品する
  • お金を受け取る

Webライターは続けることが重要なので、継続するために努力しましょう。

監修者

上場・ベンチャー・中堅企業で様々な役割を経験。今なお、採用・人事の業務を最前線で経験し、「いま」の「生きた」知見を発信しています。