事務に強い転職エージェントはどこ?採用担当が教える求人が豊富でおすすめサービスとは

事務に強い転職エージェント!!

この記事は有料職業紹介事業として厚生労働大臣の許可を受けている株式会社しごとウェブ(許可番号:13-ユ-306679)が制作しています。

「事務に強い転職エージェントはどこ?」と気になっていませんか?

筆者は10年ほど企業で採用をしており、その経験からお伝えすると事務のおすすめ転職エージェントは大手総合型転職エージェントになります。

事務の求人は意外と少なく、大手総合型転職エージェントを活用しないと求人数が確保できないためです。

事務職に強い転職エージェントを活用して、転職を成功させましょう。

事務の求人が豊富な転職エージェント5選

事務職の求人が豊富な転職エージェント5つ

事務の転職では求人数が豊富な大手総合型の転職エージェントがおすすめです。

大手総合型の転職エージェントは全国に拠点を持ち、知名度の高さから採用実績が豊富なため求人が集まりやすくなっているためです。

ただし、事務職の求人は勤務地が本社となっている求人が多く、総合型の大手転職エージェントでも紹介地域が偏る可能性があります。

つまり、事務職で転職する際に重要なのは求人数が多い転職エージェントであるかどうかと地域性です。

事務職の求人が豊富な転職エージェントとして、以下の5つがあります。

  • おすすめ1:関東ならリクルートエージェント
  • おすすめ2:関西ならdoda
  • おすすめ3:メーカー・IT系企業ならマイナビエージェント
  • おすすめ4:経理関係の事務ならパソナキャリア
  • おすすめ5:女性に強い転職エージェントならtype女性の転職エージェント

それぞれについて解説します。

おすすめ1:関東ならリクルートエージェント

関東で事務職の求人を探すならリクルートエージェントを活用するようにしましょう。

リクルートエージェントは関東の事務職求人を豊富に取り揃えているためです。

筆者がかつて関西のリクルートエージェントで人事職の求人を探そうと登録したところ担当エージェントから

「関西は事務職の求人が少ないんです。東京に本社が集中してしまっていますから」

という説明を受けて営業職の求人ばかり紹介された経験があります。

関東在住者はリクルートエージェントを活用がおすすめです。

>リクルートエージェントはこちら

おすすめ2:関西ならdoda

関西で事務の求人を探すならdodaを活用するようにしましょう。

関西では非常に信頼の厚い転職エージェントとなっているためです。

筆者も関西資本の大企業の採用担当時代、dodaを活用していました。

東京に本社が集中する関係上、どうしても関西は事務職の求人が少なくなります。

そんな中でも、dodaはしっかりと求人数を確保できています。

関西なら迷わずdodaで求人を探すようにしましょう。

>dodaはこちら

おすすめ3:メーカー・IT系企業ならマイナビエージェント

メーカー・IT系企業で事務職を探すなら迷わずマイナビエージェントを活用するようにしましょう。

マイナビエージェントはメーカーとIT系企業の求人で半分以上を占めているためです。

参考:業種別求人率(看護師・薬剤師を除く)|マイナビエージェント

実際に採用担当者をしていた筆者としても比率感に納得感があります。

確かにメーカーにはマイナビがかなり深く食い込んでおりシェアが高いという感覚です。

メーカーまたはIT業界で事務職に就きたいと考えている方は利用必須です。

>マイナビエージェントはこちら

おすすめ4:経理関係の事務ならパソナキャリア

経理の求人を探すならパソナキャリアに登録してみましょう。

経理は女性社員比率が高い傾向にあります。

パソナキャリアは女性のキャリア支援に非常に積極的な転職エージェントです。

参考:『女性活躍推進コンサルティングチーム』本日発足|転職エージェントのパソナキャリア

求人を出す企業側も女性採用を意識して活用しているためパソナキャリアに事務職求人が集まっています。

「たくさんの事務求人から選びたい」といった方はパソナキャリアの利用をおすすめします。

>パソナキャリアはこちら

おすすめ5:女性に強い転職エージェントならtype女性の転職エージェント

type女性の転職エージェントは名前の通り女性だけが登録できる転職エージェントです。

そのため女性の事務を募集している企業が求人を出しています。

独自の非公開求人も多いため、「他の転職エージェントでは求人がなかった」といった方におすすめです。

女性の転職支援に特化した転職エージェントのため女性のライフイベントに合わせた求人提案をしてもらえます。

>type女性の転職エージェントはこちら

事務の求人が豊富な転職エージェント5選まとめ

  • 関東ならリクルートエージェント
  • 関西ならdoda
  • メーカー・IT系企業ならマイナビエージェント
  • 経理関係の事務ならパソナキャリア
  • 女性に強い転職エージェントならtype女性の転職エージェント

次は、事務の採用基準について解説します。

面接官が教える事務の採用基準

事務職の面接において面接官が重視している採用基準

事務の求人は人気で応募が非常に多いため選考に落ちることが多くあります。

そのため「事務の選考基準や内定を取りやすい人の特徴を知りたい」とよく質問を受けます。

実は事務職の面接において面接官が重視している採用基準は

  • コミュニケーション能力はあるか
  • 時事問題に興味を持っているか
  • 数字に強いか
  • 論理的か

の4つがあります。

基本的に事務職は書類仕事をすることが多いです。

しかし営業職や製造職のサポート役として、社内のすべての人とコミュニケーションをとる必要性があります。

つまり、選考においてはコミュニケーション力は何よりも重視されるということです。

もし「言われたことをやる」だけの人は、気配りが上手くできず社内評判が悪い傾向です。

お互いが気持ちよく仕事をするためにも気配りできる方が好まれます。

相手方への配慮や前向きで建設的なコミュニケーションが取れるかチェックされていますので気をつけましょう。

また事務であっても時には社会情勢などを把握して仕事を進める必要性もあります。

経済ニュースは目を通しておくことをおすすめします。

さらには数字に強く論理的でないと正確な書類作成はできません。

経歴書や面接では数字を使った説明を意識しましょう。

それだけで面接官の評価はグッと高くなります。

ではどのような人が事務の転職に成功するのでしょうか?その特徴を次で紹介いたします。

事務転職が成功しやすい女性の特徴とは?

事務に転職しやすい方の特徴

事務に転職しやすい方は実は特徴があります。

具体的には

  • 明るい
  • コミュニケーション能力がある
  • 簿記2級や衛生管理者など必要とされる資格を取得している
  • パソコンスキルが高い

と言った方です。

事務職は社内の様々な部署を裏方として支え、サポートする必要性があります。

性格が明るくコミュニケーション能力がなければなかなか現場の社員が心を開いてくれません。

また、パソコンスキルが高い人は内定が出やすくなります。

資格だと、簿記2級(経理職)や衛生管理者(総務職)などの業務に直結した資格を持っていると強みになります。

簿記や衛生管理者の資格は有効期限がないため一度取得するとずっとアピールできます。

この際にぜひ取得を検討しましょう。

次は、事務職に採用されるためのテクニックを紹介します。

事務職に採用されるためのテクニック4つ

事務職に採用されるためのテクニック

事務職に採用されるためのテクニックとして

  • 履歴書は出来るだけ丁寧な文字で書く
  • 仕事への適性を示すために「毎日30分は勉強している」と伝える
  • ニュースなどを毎日チェックしているとアピール
  • 経理職志望なら簿記2級は取得必須
  • 【要注意】30代・40代になると事務求人は激減する

の4つがあります。

それぞれについて具体的に紹介していきます。

ぜひ参考にして内定率を高めてください。

履歴書は出来るだけ丁寧な文字で書く

事務職を志望する方は出来るだけ丁寧な文字で履歴書を書くようにしましょう。

事務職の仕事はパソコンで文章を作成するだけではなく官公庁に向けて直筆で文章を書く機会が多いためです。

文字が汚いとそれだけで「ガサツな仕事をするのではないかな」と判断されてしまいがちです。

文字の綺麗・汚いで判断するのも時代遅れかも知れませんが書類チェックや面接官が年配の可能性もあります。

事務において手書きがキレイな方は何かと重宝しますので侮れません。

仕事への適性を示すために「毎日30分は勉強している」と伝える

仕事への適性を示すために「毎日30分は勉強している」と伝えるようにしましょう。

もし勉強をしていない方は毎日30分ほど勉強する癖をつけてください。

机に向かう習慣がついているということは事務職にとっては非常に重要です。

例えば人事・法務の事務でも法律の勉強は必須です。

直近で起こった企業犯罪の問題があったとしましょう。

同じような問題が自社では起こらないようどうすれば良いのか?

再発防止策を考えていく必要性がありますね。

最新の裁判所の出した判例の勉強も必須です。

また、経理職であれば税法などが変わることも多々あるため知識強化が重要となります。

事務職で仕事をしていくには一生勉強するという姿勢が重要となります。

ニュースなどを毎日チェックしているとアピール

管理部門を志望する方は必ずニュースをチェックしているとアピールするようにしましょう。

社会情勢に興味のない管理部門は危険極まりないためです。

特に昨今では企業の不祥事などが原因で株価が下がったり商品が売れなくなったりすることもあります。

社内のリスクを取り除くためにニュースに目を光らせ自社で出来る対策を積極的に行う姿勢は本当に重要です。

例えば事務職でも特に総務や人事の社員が、注目されている事件の判例等を知らないと恥をかくこともあります。

必ずニュースは見るようにしてください。

経理職志望なら簿記2級は取得必須

経理職志望なら簿記2級は取得必須なので必ず取得するようにしましょう。

転職では簿記2級の資格さえあれば採用される確率が高くなるためです。

簿記2級では「商業簿記」に加えて「工業簿記」が試験科目に入ります。

製造業で必要となる原価計算のスキルも習得できるため、メーカーの経理部就職も可能となります。

最も事務職で採用されやすいのが経理です。

簿記2級を持っておくことで経理の知識の幅も広がるため、転職先にも困らないようになります。

【要注意】30代・40代になると事務求人は激減する

事務職への転職に関しては、30代・40代になると事務求人は激減する傾向にあります。

事務職の未経験者を育てる余裕が企業にはないためです。

経験者であればむしろ転職できる確率は高くなります。

しかし、逆に未経験者の場合は転職できる確率が低くなります。

日本企業は経験者を優先して採用するためです。

また、事務職はあまりOJTの体制が整っていないという企業も多いのが現状です。

ある程度は自分で出来ないと仕事の難しさからすぐに辞めたくなってしまうということもあり得ます。

出来るだけ20代のうちに事務職への転職は済ませるようにしましょう。

そして30代でも転職できるようにスキルや経験を積み上げてスペシャリティを持つことをおすすめします。

事務職に採用されるためのテクニック4つまとめ

  • 履歴書は出来るだけ丁寧な文字で書く
  • 仕事への適性を示すために「毎日30分は勉強している」と伝える
  • ニュースなどを毎日チェックしているとアピール
  • 経理職志望なら簿記2級は取得必須
  • 30代・40代になると事務求人は激減するためできるだけ転職は20代の内に!

ここまで事務職に採用されるために重要な4つのポイントについてお話ししました。

「事務職に転職するために、あとはエージェントに登録するだけでいいのかな」と気になりませんか。

転職を成功させるためのポイントはまだあります。

最後に、事務職転職を成功させるコツについて解説します。

事務職の転職成功までの近道なので、必ず読んでくださいね。

事務への転職なら転職サイトも活用しよう

事務への転職なら転職エージェントだけではなく転職サイトも活用するようにしましょう。

転職エージェントだけでは求人数が確保できない可能性があるためです。

企業によっては転職エージェントを利用せず、求人サイトで大量に求人を募集する場合もあります。

転職エージェントの採用コストは転職者の年収の1/3(年収300万円の場合100万円が採用費)と非常に高額です。

そのため好条件の求人を見落とさないためにも、転職エージェンと求人サイトを併用することが必須です。

おすすめの転職サイトとしてリクナビNEXTがあります。

リクナビNEXTはリクルートグループであり国内最大規模の求人数を誇っています。

>リクナビNEXTで事務職の求人を探す

転職エージェントで事務職の求人紹介を受けつつ、よさそうな求人があれば転職サイトも同時に利用しましょう。

まとめ

今回は、転職エージェントを活用しての事務職の転職について解説しました。

特に本文中でも紹介した以下の転職エージェントがおすすめです。

  • おすすめ1:関東ならリクルートエージェント
  • おすすめ2:関西ならdoda
  • おすすめ3:メーカー・ITならマイナビエージェント
  • おすすめ4:経理ならパソナキャリア
  • おすすめ5:女性に強い転職エージェントならtype女性の転職エージェント

事務職の求人は少ないですが、転職エージェントを活用することで求人数を確保できます。

自分に合った転職エージェントを選び、転職活動を成功させましょう。

監修者

上場・ベンチャー・中堅企業で様々な役割を経験。今なお、採用・人事の業務を最前線で経験し、「いま」の「生きた」知見を発信しています。