逃げ癖は治せる!考え方の特徴と克服する方法

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「逃げ癖があるのだけれど、どうすれば良いのだろうか」

「難しいことや嫌なことから逃げてばかりで逃げ癖がついている。どうすれば治せるのだろうか」

と気になりませんか。

逃げ癖がある人の特徴として、自分に甘く責任感が薄いという特徴があります。

嫌なことや難しい直面するとすぐに逃げたくなる人は逃げ癖がついている可能性があります。

この記事を読めば、逃げ癖のある人の特徴について知り、逃げ癖を直す方法について理解することができます。

逃げ癖について気になっている方はぜひ、最後まで読んでいって下さいね。

過度な逃げ癖がある人の考え方と特徴

逃げ癖のある人は総じて自分が中心の考え方を持っていることが特徴です。

自分が恥をかくことや、失敗することが何よりも怖い傾向にあります。

他にお筆者が人事をする中で見てきた逃げ癖のある方を洗い出すと以下の特徴があります。

  • 自信がない
  • ミスをすることが怖い
  • 物事をネガティブに捉える
  • 物事が続かない ・やり遂げられない
  • ストレスに耐えられない
  • 問題解決する能力がないことを認められない
  • 妥協してしまう
  • 成功体験が少ない

それぞれについて解説します。

自信がない

逃げ癖のある人の特徴として、自信がないという特徴があります。

自信がないからこそ、仕事上で問題が起こっても解決できると思えず逃げてしまうためです。

自身がある人は最後までやり遂げることに対して自信の無い方はすぐに手を離して終わらしてしまいます。

自信という言葉は自分を信じるという意味です。

自分を信じることができず、自信がないがゆえに逃げ癖がついています。

ミスをすることが怖い

逃げ癖がある人は、ミスをすることをひどく怖がっています。

ミスをして責任を指摘されることが怖いからでしょう。

しかし、実際のところミスを恐れている人にチャンスは来ません。

もしも人生を好転させたいと考えているのであれば、ミスを恐れないことが重要です。

物事をネガティブに捉える

逃げ癖のついている人は、物事をネガティブに捉える悪い考え方をする傾向にあります。

なぜなら「どうせうまくいかないだろうな」などと、普段から否定的なものの見方をしているためです。

物事をネガティブに捉えても良いことはありません。

もしネガティブに考え込んでいた場合は意図的に前向きに考えてみるようにしましょう。

物事が続かない

逃げ癖がついている人は、物事が続かない傾向にあります。

時間がない、時間がない、体調が悪いなどと様々な理由から続かないためです。

何かスムーズに進まないことにぶつかる度にそのせいにして習慣が途絶えてしまいます。

意地でもやり遂げてみましょう。

その結果、少しずつ自信がわき、前向きに進められるようになります。

やり遂げられない

逃げ癖のついている人は最後まで物事をやり遂げられないという特徴があります。

物事を達成する前の段階で諦めて辞めてしまうためです。

少しずつでも継続的に努力をすればうまくいくかも知れないのに辞めてしまうのです。

仕事に関しても1年どころか3か月も持たない人がいます。

やり遂げるという目標を達成するために何かを続けることが重要です。

やり遂げるべきことから逃げれば逃げるほど信用も自信もなくしていきます。

ストレスに耐えられない

逃げ癖のある人の特徴として、ストレスに耐えられないという特徴があります。

社会生活をしていてストレスのない状態を作ることは難しいため、ある程度はストレスが存在すること前提で仕事をする必要性があります。

ストレス耐性を鍛えることは難しいため、小出しにストレスを解消することが重要です。

仕事がストレスで続かないというタイプはストレス解消の手段を見つけるようにしましょう。

問題解決する能力がないことを認められない

逃げ癖がついている人は、問題解決する能力がないことを認められない方もいます。

「自分ができない」のではなく、上手く進まない事象が発生したからできなかったと考えてしまい、他責にして自分の脳力不足を直視しない傾向にあります。

逃げ癖がある人の言い訳に「私は見切りが早い」という言葉がありますが、問題解決能力があれば見切りをつける必要性はありません。

自分に能力がないことを素直に認められない人もまた、逃げ癖があることと同意義です。

妥協してしまう

逃げ癖がついている人はすぐ妥協してしまうという特徴があります。

自分の考えがなく周囲に合わせてしまうため、自然と責任から逃れてしまいます。

その結果、物事が成功しようが失敗しようが自分自身に影響することは少なくなるでしょう。

周囲が成功や失敗の体験を通して学びや実績を作るのに対して妥協してしまう方は経験や実績が積み上がっていきません。

安易な妥協をしないように心がけましょう。

成功体験が少ない

逃げ癖のある人には成功体験が少ないという特徴があります。

自分自身に成功体験がないため、常に自信がありません。

勇気を出して行動し、その自分を褒められるようにしましょう。

結果が成功か失敗かは大きな問題ではありません。

行動できたかに焦点を当てることが大事です。

失敗しても失うものは時間だけですから、行動することから始めてみましょう。

次は、逃げ癖がつく原因について解説します。

逃げ癖がつく原因

逃げ癖がつく原因としては、

  • できない理由を報告するため
  • 物事に向き合わず突破する意欲がないため
  • 失敗が怖く責任から逃げ回るから

といった理由があります。

やっかいな点として、上記の理由により急に逃げ癖が付くわけではありません。

徐々に知らない間に逃げ癖がついていくのです。

詳細に解説していきます。

できない理由を報告するため

できない理由を説明すると逃げ癖がつきやすくなります。

物事ができなかったことに対して様々な原因があります。

天気や災害など、本当にどうしようもないことは多くあります。

しかし、それらを理由にできない旨を説明しても何も進みません

「どうすれば良かったのか?」「どうすれば良いのか?」と自分に対して問いかけない限り、前には進みません。

できない理由ばかりを探し求めと逃げぐせが付く原因となるため気をつけましょう。

物事に向き合わず突破する意欲がないため

物事に向き合わない方は逃げぐせが付きやすい傾向にあります。

上手く行かない点をすぐに受け入れ諦めたり妥協したりするためです。

「何がなんでも達成するぞ」と意欲を出し、厳しい状況の中でも「どうすれば良いのか?」と粘ってみましょう。

もし諦めそうになった場合は、恥を捨てて周囲の人に支援を求めましょう。

失敗が怖く責任から逃げ回るから

逃げ癖が付く原因として責任を避ける点があげられます。

責任から避け続けている限り、成功にこだわりがなくなってしまい妥協に繋がります。

逃げずに何かを成し遂げたいと考えているのであれば、主でなにかを引き受けましょう

そうすることで、逃げ癖から離れられることができるようになります。

逃げ癖を克服する方法

逃げ癖をなくすのはそれほど難しくありません

誰にでも多かれ少なかれ逃げぐせはあり、企業の中でもフォローするくらいです。

筆者が逃げ癖を解消してもらうために取り組んでいた方法を含め、対処方を紹介していきます。

小さな目標を達成し成功体験を積み上げる

逃げ癖を克服するためには、小さな目標を達成し成功体験を積み上げるようにしましょう。

小さな目標を達成することで自信がつくためです。

例えば1日に必ず10分は運動をするといった小さな目標を掲げて達成してみましょう。

たった10分の運動に意味は感じられないかもしれませんが、「毎日運動できた」という行動が自信につながり次の大きな目標に繋がるのです。

簡単に行動できることを計画し、実行してください。

「行ったことがないお店のランチを食べる」といったことでも問題ありません。

自分と約束し、その約束を果たすことが重要です。

まずは小さな目標を達成し成功体験の積み上げが重要です。

逃げたいとき「どうしたらできるか」を考える

できない理由を報告しそうなとき、「どうすればできるのか」を考えてみるようにしてください。

そうすることで、自分ごと化され成功のために前向きに捉え進めることができるようになります。

できない理由を言うのは小学生でもできます。

どうしたらできるのかを考え発信することで、逃げ癖も減り、周囲からの期待も上がるようになっていきます。

逃げ癖を改善したい旨を伝えサポートをしてもらう

本気で逃げ癖を改善したい場合は周囲にその旨を伝えてサポートしてもらいましょう。

おすすめは上司にお願いする方法です。

あなたができない理由や妥協したときに上司が後からフィードバックをもらうことができるでしょう。

役職のある上司は日々、指示をしている関係上、「すぐに言い訳をするな」「できない理由ばかり伝えるな」と日常的に感じているため非常に敏感です。

もしあなたが改善したいというのであれば喜んで協力してくれるでしょう。

他者からのフィードバックはきついですが、短期間で劇的に変わる可能性があるためおすすめです。

まとめ

今回は、逃げ癖のある人の特徴と克服する方法について解説しました。

逃げ癖のある人の特徴と考え方として、以下の考え方があります。

  • 自信がない
  • ミスをすることが怖い
  • 物事をネガティブに捉える
  • 物事が続かない
  • やり遂げられない
  • ストレスに耐えられない
  • 問題解決する能力がないことを認められない
  • 自分に甘い
  • 妥協してしまう
  • 成功体験が少ない

逃げ癖が付く原因として以下の原因があります。

  • できない理由を報告するため
  • 物事に向き合わず突破する意欲がないため
  • 失敗が怖く責任から逃げ回るから

逃げ癖を克服する方法として、以下の方法があります。

  • 小さな目標を達成し成功体験を積み上げる
  • 逃げたいとき「どうしたらできるか」を考える
  • 逃げ癖を改善したい旨を伝えサポートをしてもらう

逃げ癖を克服し、自信を手に入れましょう。

監修者

上場・ベンチャー・中堅企業で様々な役割を経験。今なお、採用・人事の業務を最前線で経験し、「いま」の「生きた」知見を発信しています。