面接で空白期間を聞かれたときの突破法とは?答え方の事例と就活方法も紹介

面接での「空白期間の答え方」

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ニートで正社員を目指すときに、以下のような悩みはありませんか。

「空白期間の答え方はどうすればいい?他の人の事例を知りたい」

「空白期間の説明をしてもと怒られそうで怖い」

「空白期間ってマイナス評価にしかならないの?」

空白期間の答え方はどのようにすればいいんだろう?他の人の事例を知りたい

空白期間が長いと面接に対する不安があるかと思いますが事実としてまず理解してほしいのは、面接の場で空白期間を変に追求されたり怒られたりすることはありません。

筆者は採用担当を10年以上経験し、何人もニートの方を面接しました。

これまでニートの就活に関する相談もよく受けましたが、空白期間がある人は、自己否定を強く持つ方が多い傾向があります。

ですが空白期間があっても面接選考があるということは空白期間という過去ではなくこれからどんな仕事をしたいのかという点を見られています。

内定を勝ち取るためには、空白期間に対し罪悪感を捨て、就活に効果的な答え方をすることがポイントとなります。

この記事では、空白期間の答え方や正社員になるための就活方法について詳しく解説していきます。

正社員になるチャンスを面接で掴むために、ぜひ最後まで一読ください。

書類選考を突破する裏技

「スキルがないと転職は難しいのかな」

「ブラック企業にしかいけないんじゃないの」

と、空白期間が長くなると就活でも不安になりますよね。

ですが職歴に自信がないからと就職を諦めるのは早いです。

未経験歓迎求人なら将来性を見込んで採用される可能性があります。

就職カレッジという転職エージェントは未経験OK求人が多く、若手支援に特化しています。

応募者の職歴を問わない無料で利用できる就職支援サービスのため

「キャリアに自信がない」

「スキルがない」

という方も書類選考免除で面接を受けることができます。

面接練習もあり、就職支援サポートに信頼のあるサービスです。

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空白期間を答えるときのポイントとは?

空白期間があるニートの方が面接をする時のポイントは以下の3つがあります。

  • なぜ働きたいのかという気持ちを持ったのか面接官に伝える
  • 嘘をついてもバレるため面接官に嘘はNG

面接で上手く答えられるか不安がもあるかもしれませんが、結論からいえば、働きたい意思があることを前向きに、正直に話してください。

企業側としても人手不足で採用したいため、求職者に対して不遜な態度をとるようなことはしません。

なぜ働きたいのかという気持ちを持ったのか面接官に伝える

空白期間に罪悪感を感じている人は、働きたいと思うようになった熱い想いをアピールするようにしてください。

面接官が気にしているのは「空白期間があったこと自体」ではなく、「空白期間から何を学び次はどうしたいのか」という本人の意思です。

周囲の友人が就職してすでに主任になっている、会社で賞を受賞したり、社会に出て活躍していることに置いて行かれるような感覚を覚えたという理由で就職したいと考えるようになったという方も多いです。

働く意欲が高まった理由を、面接官にまっすぐに伝えるようにしてください。

面接官が見たいのはあなたの過去ではなくこれから努力するという未来の姿勢です。

嘘をついてもバレるため面接官に嘘はNG

嘘を面接時につくことは避けるようにしましょう。

露骨な嘘はバレますし、バレなかったとしても、仕事能力が足りなかったり、期待に応えられずにしんどい思いを必ずします。

下手に経歴を偽ったりするよりも、伝え方を考えて、内定を獲得できるように努力しましょう。

ニートで内定を勝ち取った人の3つの面接事例

10年面接官をしてきた筆者の心に響いた空白期間の事例3例を紹介します。

内定が出た人たちに共通することは、就職することでこれまでの状態を変えて仕事に打ち込みたいという強い意志が面接でも伝わったことです。

面接をしていて「お、これはいいな」と感じたものを紹介します。

事例1:最初に就職したが失敗して30歳まで8年間ニート。親を安心させたい

工場の出荷作業現場の正社員として転職した30歳の元ニートの方がいました。

最初の会社でひどいパワハラを受け、ショックで半年持たずに退職したとのことで、再就職も怖いという状態でした。

自分以外の兄弟はみんな就職していて家庭内でも肩身も狭かったそうです。

この方が就職を決めたきっかけは、お父さんがついに定年退職をして家にいるようになったことでした。

家に居づらいだけではなく、ここまで育ててもらって無職のままではいけないと奮起し求人を見て面接へきてくれたのです。

仕事内容としては、工場の出荷作業でフォークリフトを運転するだけでなく事務処理も多い大変厳しい現場でした。

ですが覚悟を持って入社し、現在も元気に仕事をしています。

面接で覚悟を感じた点としては、「これ以上もう家族に迷惑をかけられないので、御社に骨をうずめるつもりで働きたい」と面接で伝えてくれたことでした。

働くことで周囲を安心させると共に、自分自身も厳しい環境に身を置き、再度仕事をしたいとまっすぐ伝えてくれました。

事例2:新卒時にリーマンショックを経験。就職できず引きこもりへ。このままではいけないと思った

次は営業職としての採用した方の例を紹介します。

新卒時にリーマンショックで就職できず29歳を迎える直前だった方を正社員として採用しました。

新卒で希望の企業に就職できず、途中から就職活動そのものを断念して引きこもり生活をしていたところ、弟が就職をして一生懸命働いている姿に焦りを覚えたそうです。

この方は非常に熱意あり、このままではいけないと就職活動を再開するだけでなく、営業職の仕事に必要な考え方をしっかりと勉強してきていた点が高く評価されました。

「お客さんに対して自社の製品を責任をもって納品することで、会社にも取引先にも貢献できるようにしたい」と伝えてくれ、営業職として鍛えられて一人前に稼げるようになりたいと高いモチベーションを感じました。

仕事に対するスタンスをしっかりと伝えることで内定に繋がると言えるでしょう。

事例3:最初に就職したスーパーが倒産。その後、失意のまま引きこもりへ。そこから安定した企業へ逆転の内定

最後に、失意のまま引きこもりになってしまった方でした。

最初に就職したスーパーが1年もたたずに倒産し、「どんなに一生懸命やっていても、結局はダメになってしまうこともある」とネガティブになってしまっていたそうです。

しかし、引きこもりをしていて、安定した企業であればこのような悔しい思いをしなくても良いのではないかと考えて、安定企業を志すようになりました。

私が採用担当者を勤めていた会社は当時、創業60年で売上高4,000億円程度の安定企業であったため、安定を期待して応募したそうです。

通常、安定を求めると採用では落ちやすいですが、「なぜ安定を大切にしているのか?」という理由が納得できれば問題なく採用されます。

ニートをしてきた、という過去に負い目を持つ必要は特にありません。

どんな人もみな順調に生きているわけではなく、それぞれ事情があるためです。

何よりも若いのだから過去に囚われるのではなく、前を向いていくことが大切です。

こんな時はどう答えたら良い?特殊な事情で空白期間があった場合

「空白期間について特殊な事情があったんだけど、こういう場合はどうしたらいい」と空白期間について悩んでいる方は非常に多いです。

結論からいえば聞かれない限りは自分の不利になることを答える必要はありません。

自分が不利になるような答えはしないようにしましょう。

介護で空白期間があった場合

介護で空白期間があった場合は、そのまま素直に面接官に介護で空白期間が長引いたと答えるようにしましょう。

空白期間の理由が本人のせいではなく環境のせいかつ避けられない問題だった場合、悪い扱いをされることはまずありません。

介護で空白期間がある場合には、そのまま面接官に伝えるようにしましょう。

うつ病で空白期間があった場合

うつ病で空白期間があった場合には、完治していれば特に伝える必要性はありません。

そもそも面接の場でうつ病などの精神疾患の病歴について聞くことは違法行為となる可能性が非常に高いです。

病歴は個人のプライバシーに関わることであり、同時に厚生労働省と各労働局は内定前の健康診断を認めていません。

つまり、採用が確定するまで健康状態について聞くことを国は公に認めていません。

参考:厚生労働省 公正な採用選考を目指して 9ページ(健康診断)
参考:大阪労働局 採用時の健康診断について(通達)

ただし、任意で書面に書いて自己申告させる形をとっている場合は違法ではない可能性もあります。

書面で書いてもらうにしても、面接で聞くにしても、任意でないと病歴を質問することはできません。

自分の体調と相談し、もしも再発しそうな状態であればどれくらいのペースであれば仕事を出来るのかなどを面接官に伝えるようにしましょう。

再発の可能性があり、隠したまま入社して再発すれば採用した側も採用された側も双方、ダメージを被る可能性があります。

最後に、質問をされたら答えにつまってしまうということは多々あると思います。

質問をされて答えられない場合、あえて答えないという選択肢をとることもできます。

親切な面接官であれば「答えにくい質問には答えなくて良い」と言ってくれる場合もあります。

いまから間に合う空白期間中の過ごし方

「何もしていないと面接で突っ込まれるのが怖いな」という方は、いまからブランク期間を有意義に過ごす方法を考えてみましょう。

例えば、プログラミングスクールに通ってITエンジニアを目指すといった方法があります。

おすすめのプログラミングスクールについて解説します。

スクールでプログラミングを学ぶ

「空白期間を有意義に過ごして面接で不利にならないためには、どうすればよいのだろうか」と悩んでいる方も多いと思います。

仕事のスキルを身につけながら、空白期間を過ごす方法として、DMM WEBCAMPというプログラミングスクールがあります。

講座を受けて修了し、就職まであっせんしてもらえる非常に優れたプログラミングスクールであるといえます。

また、もしも就職できなかった場合には、授業料を全額返金してもらえるなど、お金が戻ってくる仕組みになっています。

時間がある場合、DMM WEBCAMPを活用してみましょう。

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フリーランス活動をしてみる

空白期間中にフリーランス活動をしてみることも良い方法であるといえます。

家にいながらお金を稼げるクラウドソーシングなどもあるため、比較的、手軽にフリーランス活動をすることができます。

クラウドワークスなどのサイトでイラストレーターやライターに挑戦して、空白期間中はフリーランス活動をしていたと伝えると面接官の印象は悪くなりません。

自分の力で仕事を獲得する練習にもなるため、営業職へ応募すると喜ばれます。

ただし、就職の際には「就職後はもうクラウドソーシングなどで副業をする気はない」と伝えたほうが良いといえます。

自分でお金を稼げると思われると、すぐに辞めるのではないかと考える採用担当者もいるためです。

次は、内定率を80%以上にアップさせる方法について解説します。

就活支援会社を活用することで、空白期間があっても内定を獲得できる確率がアップしますので、絶対に見ていってくださいね!

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人手不足で企業も既卒の採用に積極的に

マイナビによるとニートを含めた既卒者の内定率は34%となっています。

参考:2020年度 マイナビ既卒者の就職活動に関する調査

この34%をどう捉えるかですが「たったの34%しかない」と絶望することはありません。

採用担当者を10年経験し、リーマンショック時代をしっている私からすると、これだけ内定率があれば十分勝負になるといえます。

リーマンショック時は毎年100名採用するような上場企業でも内定者はたったの3名という状態でした。

100分の3なので、たったの3%の内定率だったといえます。

それが現在は10倍の34%もあります。

企業側としても人手不足なので、既卒やニートを採用したいという強い意欲が企業にはあります。

本気で就職シたい方は就活支援会社を活用してください。

エージェントの就職サポートを受けると、内定率は80%以上になります。

就活支援サービスを活用すれば内定率は80%以上!おすすめのエージェントをご紹介!

「どうすれば内定を獲得できるのだろうか」と悩んでいる方は就職支援サービスを活用すると良いといえます。

通常の既卒の就職率が45%なのに対して就職カレッジ、ウズウズキャリアサポートは80%以上の内定率を誇っています。

なぜ高い内定率を誇っているかという理由は、

  • 既卒に特化した求人を集めている
  • 採用担当者目線での下記のアドバイスをもらえる
  • 書類添削をしてもらえる
  • 空白期間中の説明方法をアドバイザーに的確に指導してもらえる
  • 自己PRや志望動機に必要な企業分析や自己分析を徹底的に指導してもらえる

空白期間の説明に自信がないという方に対しても、空白期間があっても内定を採れるような伝え方を伝授してもらえます。

それぞれの就職支援サービスについて解説します。

就職カレッジ

就職カレッジの就職率は83%以上であり、オリジナルな強みとして無料で受講できる就職講座を開催している点にあります。

講座では社会人の基礎マナーを学べ、同年代の仲間たちと共に就職活動に挑めるので良い緊張感を持ちながら就活に取り組めます。

また、1週間受講するだけで30社との連続面接に挑むことが可能となります。

どの企業も書類選考は不要かつ空白期間があっても正社員採用を前向きに検討している企業ばかりです。

過去の空白期間を強く問うよりも、これからどうやって仕事をしていきたいのかという部分にフォーカスして質問が来ることが多いです。

そのため空白期間の答え方などに自信がない方に非常におすすめといえます。

>無料で利用できる就職カレッジはこちら

ハタラクティブ

空白期間が長い方ににおすすめなのはハタラクティブです。

ハタラクティブは20代の若手人材に強い既卒、ニート・フリーター向けの転職エージェントです。

基本的に未経験OKの求人ばかりのため、これからお仕事を始める方にピッタリと言えます。

具体的にどんな仕事がわからないという人も、丁寧なカウンセリングで適職を見つけるサポートをしてくれます。

内定まで二人三脚で手厚くサポートしてくれる実績あるエージェントです。

>若手の就職に強いハタラクティブはこちら

マイナビジョブ20’s

マイナビジョブ20’sはマイナビグループの20代向け転職エージェントで、利用者数32万人を超える人気のサービスです。

未経験OK求人を中心に扱い、大手企業や安定した職種など20代におすすめの求人を幅広く紹介してくれます。

本番さながらの面接対策サポートが受けられるため、空白期間の伝え方などスムーズに受け答えしたい方におすすめです。

業界大手マイナビのノウハウであなたの強みや魅力が伝わる企業へのアピール方法をしっかりと伝授してくれます。

履歴書や職務経歴書の作成サポートも充実しているため、書類選考でも抜け目なく対策したい方はマイナビジョブ20’sを活用してください。

>手厚いサポートが受けられるマイナビジョブ20’sはこちら

活用すれば内定率は80%以上!空白期間がある人におすすめエージェント

  • 就職率は83%以上で書類選考なしの就職カレッジ
  • 内定獲得まで手厚くサポートしてくれるハタラクティブ
  • 入社後の定着率も高く累計32万人が利用しているマイナビジョブ20’s

コラム:面接で空白期間の答え方が分からない方は問われない期間工がおすすめ!

どうしても面接で空白期間の答え方が分からない方は、空白期間を問われない期間工の求人を受けてみましょう。

「期間工なんて大丈夫なのか」と思った方もいるかも知れませんが、期間工の仕事は短期間でお金を稼げるうえに体力や社会人のマナーがつきます。

しかも、空白期間を問われることはほぼありません。

期間工を最後までやって満了したといえば若者であれば「根性があるな」と思って採用する人事もいます。

社会人としての基礎力や根性、体力が付くため、空白期間がどうしても怖い方は期間工を狙ってみて下さい。

まとめ

ニートを叱る面接官は滅多にいません。

面接官が知りたいのは空白期間に何があったのかということだけではなく、これからどう社会に出て活躍したいのかを知りたいという部分が大きいためです。

空白期間の伝え方を工夫するようにして、面接官に良い印象を与えるようにしましょう。

また、就活支援サービスを活用することで内定率を80%以上にすることが可能です。

諦めずに就活するようにしてください。

監修者

上場・ベンチャー・中堅企業で様々な役割を経験。今なお、採用・人事の業務を最前線で経験し、「いま」の「生きた」知見を発信しています。