公務員浪人のやばい現実と失敗事例を紹介!失敗と成功を分ける特徴とは

【採用担当が見てきた公務員浪人の末路】失敗と成功を分ける特徴・事例を考察する

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「公務員浪人の末路を知りたい。公務員浪人を続けるべきか迷っている」

「このまま公務員浪人を続けて成功するのだろうか?失敗したくない。」

何を隠そう私も公務員試験に落ちて絶望し、公務員浪人を考えた経験があるので気持ちが痛いほどわかります。

公務員浪人の末路を知りたい。公務員浪人を続けるべきか迷っている

当時の私は思考停止で公務員浪人することばかり考え、他の選択肢を考える余裕がなくなっていました。

しかし、今思うとあの頃はまだまだ若く視野が狭くなっていたなと思います。

公務員浪人は成功すれば天国ですが失敗した人の末路は無職の期間が積み重なっただけの「プライドの高いニート」です。

本当に適職なのかわからない公務員だけが全てではなく、他にも自身に適した仕事はあるはずです。

なにより公務員を諦めたくない人でも、就職して仕事をしながら公務員は目指せます。

この記事を読めば公務員浪人で成功・失敗する人の特徴、事例を知り、自分が公務員浪人するべきか後悔しない判断ができます。

最後まで読んでいただき、視野を広く自分の可能性を狭めない選択ができるように一緒に考えていきましょう。

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目次

公務員浪人には厳しい現実!倍率は最低でも3倍~20倍!

「公務員試験の倍率って厳しいのによく調べていない」と現実逃避している方は非常に多いです。

不安が増えるのであえて見ていない方も、倍率をしっかりと見てみて下さい。

給与と賞与の安定した公務員は、倍率が高く、人気のない国家一般職でも倍率は最低でも3倍あります。

人気のある国家総合職では18倍以上の倍率を記録するケースもあります。

参考:公務員試験倍率一覧

国家公務員の立法府関係の事務職の倍率は約100倍以上となるケースもあります。

参考:公務員試験倍率一覧

また、地方公務員の方が実は国家公務員よりも給料が高く、全国転勤もないため、政令指定都市の京都市の地方公務員の試験の倍率はなんと19倍!

参考:公務員試験倍率一覧

国家公務員試験の倍率で経済職が倍率6倍なのに対して、地方公務員かつ人口の多い政令指定都市では、地方公務員の方が難しいことがあります。

そのため国家公務員よりも地方公務員の方が倍率も高く、受かりにくいケースもあるということですね。

受かりやすい自治体を受験するために全国行脚して受験しまくる猛者も存在しており、どこでもいいから公務員になるために受かりやすい自治体を探す人も存在しており、かなり難関であることが理解できます。

どうしても公務員になりたい場合は警察官のように受かりやすい公務員になったほうが得策といえますね。

大阪府警などでは、柔道または剣道の有段者は点数が加算されるなどの優遇処置もあります。

参考:大阪府警 資格加算(剣道・柔道初段以上)

体力に自信がある方や武道の有段者はこちらを狙う方が良いかも知れませんね。

次は、公務位浪人で成功する人は実は限られているという説明をします。

倍率が高いのが公務員試験なので、しっかりと努力できる人でないと合格するのは難しいといえます。

公務員浪人で成功する人の特徴4選

公務員浪人で成功するのは、勉強時間をしっかりと確保できる人です。

そして法学部卒業者が有利であるといえます。

特に国家公務員試験と地方上級では法律に関する問題が出題されるためです。

公務員試験浪人で成功する人には以下のような特徴があります。

  • 公務員試験の過去問をしっかりと勉強して、苦手な科目を克服できる人
  • 毎日、勉強量・勉強時間を一定でこなせる人
  • 面接対策のために必要な情報を収集できる人
  • 法学部卒業者

順に紹介していきます。

特徴1:過去問から自分の弱みを把握し改善し続ける人

公務員試験の過去問をしっかりと勉強して苦手な科目を克服できる人が合格できる可能性が高くなります。

公務員試験の傾向として奇をてらった問題が出ることは少なく、過去問をベースとして出題される傾向にあります。

特に地方上級試験は大卒向けの試験となっており、4年生大学に合格できるレベルであれば合格点を獲得できるようになっています。

公務員試験の過去問をしっかりと勉強して、苦手な科目を克服できるようにできないと筆記試験に通らない可能性が高いです。

特徴2:毎日、勉強量・勉強時間を一定でこなせる人

公務員試験に合格するためには、毎日一定時間以上の勉強時間をキープする必要性があります。

勉強は基本的に毎日する習慣を付けないと伸びません。

習慣化することが大切であるといえます。

毎日の勉強を習慣化させないと公務員試験には合格できません。

サラリーマンをしながらでも公務員試験に合格して脱サラをしていく方は毎年一定数います。

私もサラリーマンをしながら警察官試験には合格できましたので、出来るだけ習慣化することが大切であると明言しておきます。

特徴3:面接対策など合格に必要な情報を収集できる人

いくら筆記試験が良くても心から公務員になってその職業を全うしたいと言える人でないと試験に合格することは難しいといえます。

公務員が「安定しているから」といった理由だけでは面接官としては採用する気にはなりません。

民間企業よりも利益を考えずに社会貢献できるという部分にやりがいを見出すなど、利他的なマインドがないと面接で落ちやすくなります。

そのためにも、できるだけ面接対策や面接の情報収集をしておく必要があります。

例えば、大学のOBや、公務員試験予備校の卒業生の話を聞くことなども重要です。

面接対策のために必要な情報を収集するようにしておきましょう。

特徴4:法学部卒業者

法学部卒業者は、国家公務員試験と地方上級試験では有利になることがあります。

特に国家公務員と地方上級は行政職なので法律の基本的な考え方を身につけておくほうが有利です。

専門科目は憲法、民法、行政法、労働法、刑法など法律がらみの配点が高いといえます。

法律的な考え方を身につけている人の方が試験では有利になることが多いです。

公務員浪人で成功する人の特徴まとめ

  • 公務員試験の過去問をしっかりと勉強して、苦手な科目を克服できる人
  • 毎日、勉強量・勉強時間を一定でこなせる人
  • 面接対策のために必要な情報を収集できる人
  • 法学部卒業者

次は、公務員浪人で失敗する人の特徴について解説します。

基本的に不安に打ち勝てない人は公務員試験に合格することは難しいといえます。

公務員浪人で失敗する人の特徴4選

「公務員浪人で失敗する人の特徴ってどんな人なんだろうか」と気になりませんか。

公務員試験に失敗する人は、公務員試験合格後のビジョンがない方が多いです。

合格後のビジョンがないから不安になっていまいち勉強に身が入らないし、バイトばかりすることになります。

信念を持つことが大切であるといえます。

公務員試験に失敗する人の特徴として、以下の特徴があります。

  • 不安が先行しがちで勉強に集中出来ない人
  • 面接対策が独りよがりな人
  • 公務員になる明確な意欲がない人
  • バイトが中心となった勉強スケジュールな人

それぞれについて解説します。

特徴1:不安が先行しがちで勉強に集中出来ない人

筆記試験で点数を取らないことには、公務員試験には合格できません。

不安が選考して勉強時間を確保することができなくなったり、勉強に集中できない人は危険です。

いくら人柄が良くても民間と異なり、公務員試験では筆記試験の点数を取らないといけません。

不安になるのではなく、目の前の勉強に集中するようにしましょう。

特徴2:面接対策が独りよがりな人

面接対策が独りよがりな人は、合格できない可能性が高くなります。

出来るだけ面接でどんな質問をされたかを知っている人から情報収集するようにしましょう。

資格試験予備校で情報収集したり、大学OBで公務員をしている人に就職課から連絡先を貰って会いに行くなどしましょう。

仕事への動機と仕事内容の理解もOB訪問をして聞いてみると良いといえます。

面接対策は独りよがりになるとうまくいきません。

特徴3:公務員になる明確な意欲がない人

「親に安定しているから公務員になったほうがいい」と言われて公務員試験を受ける方は少なくありません。

悪いことではありませんが、モチベーションとしては非常に脆いといえます。

安定しているから、と公務員になっても、現在は公務員の待遇も下がっているためです。

2012年に国家公務員の退職金が400万円減額されたニュースなどもありました。

参考:国家公務員退職手当15%減額を決定。政府、早期優遇制度は拡充:日本経済新聞

民間同様、公務員もこれから待遇面が下がっていくことは否定できません。

公務員になりたいと感じる明確な意欲を必ず自分自身の中で持ちましょう。

自分がもしも公務員になったらどんな仕事をしたいのかのイメージを持つようにすることが大切です。

親に言われたからなりたい、ではなく、自分が社会貢献性の高い仕事をしたいからなりたいと面接で伝えるようにしてください。

特徴4:バイトが中心となった勉強スケジュールな人

アルバイトばかりして勉強時間が確保できずにまた来年も受験する羽目になる方は多いです。

アルバイトで目先の日銭をたくさん稼ぐのではなく、生活に必要な分だけ稼いだら後は勉強時間にするようにしましょう。

公務員試験が受験できるのは29歳までというところもあります。

時間は限られているということを意識して、しっかりと勉強するようにしてください。

ここまで公務員浪人に失敗する人の特徴を4つ紹介してきました。

自分には1つも当てはまらなかったと自信をもって言えるなら公務員浪人成功の可能性は残されているでしょう。

しかし、1つでも特徴が当てはまった方が公務員浪人するのは非常に危険です。

1つでも失敗する人の特徴が当てはまったなら転職エージェントに相談することをおすすめします。

どうしても公務員が諦めきれなくても、就職して働きながらでも公務員は目指せます。

おすすめは就職カレッジです。

就職カレッジはその人に合った仕事を同じような状況の方の事例のビックデータから提示してもらえるため、定着率も非常に高いです。

公務員試験のための勉強時間を確保できるワークライフバランスの良い企業も紹介してくれるでしょう。

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公務員浪人を最短・確実に終わらせるなら通信講座や予備校の受講がおすすめ

公務員士浪人を最短・確実に終わらせたいと願うなら出来るだけ通信講座や予備校の受講をしてください。

独学で合格できる方もいますが、試験の傾向を考慮したテキストを利用したり不明な点をすぐ質問できるため挫折しづらくなります。

通信講座であれば動画講義になるため講師の当たり外れを避けることができ質問や模擬面接も制限なく受けられます。

とくにアガルートアカデミーのように合格すると最大で全額返金の特典もあり金銭的なリスクも抑えながら勉強ができます。

またモチベーションを維持するために予備校に通うのも効果的です。

おすすめの予備校としては伊藤塾LEC大原などがあります。

伊藤塾はもともと法曹になりたい方に向けた予備校で、公務員試験の難関な法律をしっかりと教えてもらえます。

LECは二次試験(面接)対策に力をいれており、頼りになります。

大原は簿記などの学習で有名な予備校ですが、公務員試験対策の予備校も開講しています。

次は、公務員試験に失敗した末路について解説します。

こじらせている方がかなり多いので、こうはならないようにしっかりと読んでいってください。

公務員浪人の末路は「プライドの高いニート」

「公務員試験失敗組って世間からどう見られているの」と不安になっている方が多いと思います。

結論からいえば、公務員浪人の末路は「プライドの高いニート」です。

特に公務員試験に何度も落ちている方はよりプライドが高くなる傾向にあります。

公務員浪人に対しては、多くの若者が22歳で社会に出て、社会の荒波にもまれている間にずっと家で勉強をしていたという幼い印象を、面接での「雇ってもらえればいいや」というような発言から採用担当者も抱くことがあります。

落ち続ける公務員試験の先の絶望

公務員試験に無職状態で落ち続けることで、絶望感が深くなっていきます。

「もしかして一生、無職のままなのか」と考えることで、精神的にも不安定になる可能性があります。

大学の同期たちはもうとっくに社会に出ているのに何も自分は仕事をしていない。

一生無職のままなのかも知れないという絶望感が深くなることになります。

公務員にこだわるプライドで中小企業への就職ができない

公務員にこだわるプライドで、中小企業への就職を無意識に拒んでしまう方もでます。

公務員の待遇は、地方公務員に関して言えば上場企業に匹敵するレベルにあります。

また、リストラも公務員に関してはありません。

良い待遇や世間体に未練が残り、中小企業への就職をしたくないと思い込んでしまいます。

職歴なしの空白期間が積み上げる既卒ニートのキャリア

公務員浪人というとなんとなく聞こえは良いですが、いざ採用担当者の目線から見ると、公務員浪人は既卒ニートの状態となります。

他の同年代の若者が苦しみながら必死に仕事の積み重ねをしている時期に何も積み重ねできていないためです。

公務員浪人の期間が長くなればなるほど、無職期間を延長することになります。

中途半端な公務員浪人をするのであれば出来るだけ、公務員浪人の期間が短く終わったほうがよいといえます。

事例紹介:公務員浪人の面接をして唖然とした話

公務員浪人の方を面接していて愕然としてしまうのは、印象として幼いということです。

他の第二新卒や職歴3年以上の経験者を面接していると、仕事の実績を基に企業にどう貢献できるのかを熱く語ってくれることが多いです。

反対に、公務員浪人の方を面接していると「会社に入ればなんとか食べさせてもらえるだろう」というような受け答えが多くなります。

実際に面接をしていても志望動機が明確でなく、これでは内定を出せないという方が多くいました。

次は、卒業3年以内であれば新卒扱いで就職できるというお話を伝えます。

まだ卒業後3年以内であれば、新卒枠で応募できますので、思い切って狙ってみて下さいね。

卒業3年以内なら新卒採用枠が狙える!民間の新卒枠を狙うなら早めの方向転換が必要

卒業後3年以内なら、新卒採用枠を狙うことができます。

厚生労働省が2010年ごろから企業に呼びかけ、今では大手企業も募集するなどかなり一般的になってきました。

参考:3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!! |厚生労働省

採用の背景としては、現在は新卒採用が非常に困難な状況にあるため、間口を広げて若者を採用したいという意図が企業側に存在しています。

社会全体として若者を採用して育てたいという風潮になっているため、特定の数社だけが既卒者を新卒枠で採用しているわけではありません。

一例として、パナソニック、味の素、川崎重工業を紹介します。

卒業後3年以内で公務員試験を諦めようと考えている方は、出来るだけ早く頭を切り替えて大手企業を狙うようにしてみましょう。

また、マイナビジョブ20’sでは、大手自動車部品メーカーの求人も出されています。

勤務地が名古屋かつ世界トップレベルの内装品部品メーカーということでおそらくデンソーレベルの企業の求人が出ている可能性があります。

就職支援サービスの活用で大手企業の紹介も見込めます。

次は、公務員浪人3年以上の人でも活用できるサービスについて解説します。

公務試験浪人が長くとも、就職支援サービスを活用すれば内定できる確率は高くなります。

公務員浪人3年以上の人も未経験OKの就職支援サービスで内定率は80%以上!

「公務員浪人ももう3年以上になってしまった。もう採用されることは無理なの」と絶望しないでください。

未経験OKの既卒者向け就職支援サービスでは、職歴のない方でも就職できるような支援を用意しています。

就職活動に必要なマナーや、面接での受け答え、書類添削、自己分析のお手伝いを親身になって手伝ってもらえます。

就職支援サービスについて解説します。

おすすめNo1:ハタラクティブ

ハタラクティブは内定率80%を誇るサービスで、職歴のない若者に向けた就職支援を行っています。

利用者実績は15万人以上と非常に優れた実績のある就職支援サービスといえます。

ハタラクティブの特徴として、自己分析を行い、自分に適した求人を紹介してもらえる点がよい特徴であるといえます。

公務員浪人からどんな職種があるのかを勉強する意味でも、一度登録してみるとよいといえますね。

おすすめNo2:就職カレッジ

就職カレッジは1週間の無料就職講座を開催しており、職歴のない公務員浪人でも、内定を獲得できるようなサービスを展開しています。

就職講座に1週間参加すれば優良企業と連続30社の面接を書類選考なしで受ける権利をゲットすることができます。

職歴がなくとも面接に参加できるため、内定できる確率は高く83%の内定率を誇ります。

おすすめNo3:マイナビジョブ20’s

マイナビジョブ20’sは大手マイナビが運営する未経験者向け求人も多く扱う若者向けの就職支援サービスです。

大手だけあり求人数が豊富で、会社の規模や知名度にとらわれない本当にあなたに合った求人の提案を受けることができます。

内定が決まるまで手厚くサポートしてくれ、長く働ける会社を紹介してもらえる可能性が高いといえます。

コラム:公務員浪人はこじらす前に対策を!

公務員浪人はこじらせる前に対策を行うようにしましょう。

公務員試験ばかりに熱中していると、いつのまにか公務員以外はすべてブラック企業だと考えてしまったり、良くない方向に向かうことがあります。

また、年齢を重ねるほど市場価値は下がり、会社で教育をしてもらう機会を逸したり、結婚などもライフイベントからも遠ざかることになります。

仮に公務員試験に受からなかったとしても、そこで人生終わりではありません。

次へと頭を切り替えて生きるのも社会人としては大切なことであるといえます。

次は、私が実際に採用した公務員試験浪人の事例を紹介します。

みんなどんな就職先に就職しているのかを一緒に見ていきましょう。

事例:公務員浪人から就職できた事例

実際に私が採用担当者として採用してきた公務員浪人から民間企業に就職した人たちを紹介します。

特徴としては公務員試験に失敗したけれど未練はないし、もう勉強するのではなく企業社会の中で仕事経験を積んでいくと明言された方が内定を取っています。

事例を紹介します。

事例1:地方国立大学を卒業後、公務員試験地方上級不合格。中堅印刷会社(正社員500名程度)の生産管理職へ就職

地方国立大学を卒業後、公務員試験に不合格となった26歳の方でした。

狙っていた政令指定都市の公務員試験の上級の年齢制限が25歳までということで、諦めた方でした。

面接の場ではもう公務員に未練はないこと、印刷業界に興味があることなどがとなり内定しました。

生産管理という職種に文系からでも挑戦したいと強い意欲を示されたため、採用側としては冒険の要素も高かったですが、本人の地頭の良さに期待して生産管理に配属されました。

事例2:有名国立大学を卒業後、公務員試験地方上級不合格。その後、大手重機メーカーの海外営業職へ

有名国立大学を卒業後、公務員試験に失敗された26歳の方でした。

地方上級を狙っていましたが、結果的には4回目の受験を失敗したことをきっかけに民間就職に切り替えました。

公務員試験自体には未練がなく、重機等の営業職をしたいと応募されました。

非常にコミュニケーション能力が高いことと、地頭の良さが評価されて海外営業部への配属となりました。

事例3:有名私立大学卒業後、公務員試験地方上級不合格。その後、上場重機メーカーの経理へ

有名私立大学を卒業後、公務員の地方上級試験に失敗された方でした。

公務員試験についてはきっぱりとあきらめるという言葉と、大手企業で経理の仕事をしたいと簿記二級を取得されていたことが採用の決め手となりました。

入社後は地道に伝票仕訳の業務をして、楽しく仕事をされています。

公務員浪人についてよくある質問

公務員浪人の末路は?

公務員試験に無職状態で落ち続けることで、絶望感が深くなっていきます。

精神的にも厳しくなるでしょう。

民間への就活も中小企業となるため躊躇し就活が進まない方も多いようです。

中途半端に公務員浪人をするくらいであれば早めに民間に切り替えた方が良いでしょう。

おすすめの予備校を知りたい

おすすめの予備校としては伊藤塾LEC大原などがあります。

伊藤塾はもともと法曹になりたい方に向けた予備校で、公務員試験の難関な法律をしっかりと教えてもらえます。

LECは二次試験(面接)対策に力をいれており、頼りになります。

大原は簿記などの学習で有名な予備校ですが、公務員試験対策の予備校も開講しています。

採用担当者から見た公務員浪人ってどうなの?

公務員浪人は採用担当者の目線から見ると既卒ニートの状態となります。

公務員浪人の期間は空白期間となります。

中途半端な公務員浪人をするのであれば短く就職活動をした方が就活には有利となるでしょう。

まとめ

公務員試験は倍率が非常に高く一番高いものになると倍率100倍という超難関となります。

給与も賞与も安定しており、解雇もされないため、非常に人気のある職業であるといえます。

なぜ公務員になりたいのかが明確でないと試験には落ちる可能性が高いといえます。

また、筆記試験では一定以上の勉強時間を確保する必要もあり、根気強く勉強しないと合格しにくいといえます。

しかし、実際のところ、サラリーマンをしながらでも合格する人は一定数存在するため、公務員浪人の方は、より集中して勉強したほうがよいといえます。

卒業後3年以内であれば新卒枠で就職可能です。

就職支援サービスを活用することで内定する確率はアップさせることができます。

自分に合ったやり方で内定を獲得できるように努力してみましょう。

監修者

上場・ベンチャー・中堅企業で様々な役割を経験。今なお、採用・人事の業務を最前線で経験し、「いま」の「生きた」知見を発信しています。