異動願いの書き方と注意点を知りたい!人事が教える異動願いを出す手順とは

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異動したいと思い

「異動願いの提出はどのような手順を踏めばいいの?」

「異動願いの書き方を知りたい。コピペで使える例文を見たい」

「異動願いを出すにあたって注意点はあるの?」

と気になりませんか。

筆者は約10年ほど人事の経験があり、異動願いを100枚以上は受理してきました。

その経験からお伝えすると異動願いは各企業ごとにフォーマットがあり、出来れば上司から書類を貰う方が望ましいです。

ただし、パワハラやセクハラを受けていて上司には取り合ってもらえないという場合には直接人事部に書類を提出するようにしましょう。

この記事を読めば、異動願いの書き方や出し方について理解することができます。

異動願いについて悩んでいる方はぜひ、最後まで読んでいってください。

しかし、会社によっては異動願いを受理してくれない会社もあります。

そのような会社なら転職を検討して自分のやりたい仕事をした方が良いです。

ただし、転職活動を一人でするのは効率が悪いのでDYM就職に相談するのがおすすめです。

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【要注意】うつ病を理由とした部署異動はできない

異動願いを出す事前段階での注意点として、うつ病を理由とした部署異動はできないということがあります。

厚生労働省の指導要領でうつ病を理由とした部署異動をさせてはいけないと指導されており、原則元の職場で回復措置をとるように指導されているためです。

参考:メンタルヘルス対策における職場復帰支援|厚生労働省(7ページ目参照)

うつ病等の精神病は人事異動などによる急激な職場環境の変化によって病状が悪化すると考えられているためです。

もしもうつ病等の精神的な辛さで異動願を出そうと思っている方は異動願いを出す前に主治医と上司、人事部の3者面談をし、休職などの選択肢を検討した上で異動を検討しましょう。

次では異動願を出す前に重要な事前承諾について解説します。

事前承諾なしで異動を進めると社内が混乱し異動もスムーズに進みづらくなることも多々あります。

異動願いを出す前に事前承諾を得ておこう

異動願いを出す前に必ず直属の上司に事前承諾を得ておくようにしましょう。

社員を異動させようと考えたとき、異動元はもちろん移動先の部署や幹部社員間の合意形成など多くの調整が必要となります。

そのため、いきなり異動願いを提出しても受理される確率は低いです。

「どういうこと?なんで?どうしても異動しないとだめな理由はなに?」

と多くの質問にあい、異動願いが受理されることはないでしょう。

ですがパワハラ、セクハラなどのハラスメントを受けている方は例外です。

次で解説していきます。

【例外】パワハラ・セクハラなどの被害を受けている場合は人事に直接提出

事前承諾不要な例外として、パワハラ・セクハラなどの被害を受けている場合は人事に直接提出することをおすすめします。

パワハラやセクハラが当たり前になっている職場では上司に異動願いを渡してもなかったことにされる可能性が高いためです。

そもそも上司に相談しにくい職場環境になっている時点で改善すべき部署ですのでまずは人事宛てに異動願いを出してみてください。

職場で改善できない場合は労働組合に相談することも手です。

次は、異動願いの提出について解説していきます。

異動願いの提出は直属の上司に提出する

異動願いの提出は必ず直属の上司に提出しましょう。

直属の上司を飛ばして異動願いを提出されると上司のメンツをつぶすことになるためです。

人事であった筆者もよく経験しましたが、異動願いが上司に伝わっていない状態でいきなり人事に異動願いが来ると現場の管理職サイドから

「なんでお前のところに俺の部下の情報が先に行っているんだ」

とトラブルになったことがあります。

人事としても

「部下の相談もこないとは、本当に上司として部下を管理しているのか?」

と疑うことになります。

スムーズに異動願いを受理してもらいたいにもかかわらず不要なトラブルで異動が長引いたり大事になる可能性があります。

トラブルの種にもなるため出来る限り事前に承諾を得るようにしましょう。

ところで「異動願いを通すコツはないのかな?」と気になりませんか。

次で紹介していきます。

異動願いを通すテクニック

異動したいけど異動願いが通るか不安ではありませんか?

筆者は約10年ほど人事をしてきたため異動願いが通る人と通らない人を見てきました。

その経験からお伝えすると異動願いを人事に受理させるテクニックとしては、以下のテクニックがあります。

  • 異動を希望する部署の課長と普段からコミュニケーションをとる
  • 異動理由は前向きに!ネガティブな理由はおすすめできない
  • 繁忙期に異動願いを出さず定例異動の4月に出す

それぞれについて解説します。

テクニック1:異動を希望する部署の課長と普段からコミュニケーションをとる

異動を希望する部署の課長と普段からコミュニケーションをとるようにしましょう。

異動したいと強く要望を出されても異動先の部署が「そんな社員いたかな?」と首をかしげるようではなかなか前向きに検討してもらえないためです。

業務の中でちょっとしたときに顔を出すようにしましょう。

筆者の経験上、本当に異動を成功させている人はちょっとした用事を見つけては希望部署に出向き人間関係を築いています。

テクニック2:異動理由は前向きに!ネガティブな理由はおすすめできない

異動理由は前向きに書くようにしましょう。

ネガティブな理由では異動は通りにくいためです。

営業が辛くて向いていないので他の部署にいきたいというよりも特定の仕事がしたいから自分で自宅学習をしているなど表現を変えてアピールすることが望ましいです。

現在の自分の置かれている部署で少なくとも全力を出していると思われなければ他の部署も欲しがってくれません。

テクニック3:繁忙期に異動願いを出さず定例異動の4月に出す

繁忙期ではなく定例異動の4月に異動時期を指定する方法が有効です。

4月は一斉に人事異動の事例を発動する月となっているためです。

他の時期に申し込むよりも人事部側も異動に向けて各部署の管理職と連絡を取り合っている時期なので取り組みやすいです。

反対に異動が少ない時期の場合はじっくりと吟味されます。

この場合は上述したとおり移動先の部署に顔を出し、顔を覚えてもらうことが大切となります。

ランチや懇親の場はチャンスですので可能な限り参加しましょう。

「異動願いってなかなか受け付けてもらえないのかな」と思われていませんか?

実は異動は制度化されている会社もあります。

必ず就業規則をチェックしましょう。

会社の人事制度も要確認!

会社の人事制度をまずはチェックしてみましょう。

異動のチャンスについては就業規則で明文化されている企業もあります。

具体的には、以下の制度に注目しましょう。

  • 社内公募制度がある場合は社内公募制度をフル活用
  • 自己申告制度
  • 社内FA制度

それぞれについて解説します。

社内公募制度がある場合は社内公募制度をフル活用

社内公募制度がある場合は社内公募制度をフル活用してください。

社内公募制度がある会社では異動願いが通りやすいためです。

社内公募制度は社内で各部署が公募を募り異動を受け付ける制度となっており、自然な流れで異動できる可能性があります。

自己申告制度

自己申告制度を取り入れている企業の場合も、積極的に活用してください。

自己申告制度ではアピール次第では意中の部署に入ることができるためです。

自分自身がどんな部署で仕事をしたいのかなどをアピールできるので最大限アピールするようにしましょう。

またこれまでの実績などがあれば様々な部署からオファーがかかる可能性があります。

社内FA制度

社内FA制度は、自分の能力や実績をもとに他の部署に自分を売り込み異動部署に異動させてもらう制度であり、非常に優れた制度となっています。

実績のある方であれば社内FA制度を活用すれば容易に他の部署に異動できるためです。

実績をうまくまとめて伝えて希望の部署への異動を達成できるようにしましょう。

どの社内制度も形骸化されてあまり使われていないこともあります。

しかし、経営陣としても制度を活用してもらえると社内の活力が上がるため喜ばれるケースが多くあります。

前例がないからといって遠慮する必要はありません。

異動は転職よりもリスクが低いため積極的に検討すべきです。

万一、制度がなく異動願いも通りにくい場合はどうすれば良いのでしょうか。

次で解説をしていきます。

異動願いが受理されない場合は転職の検討がおすすめ

異動願いが受理されない場合は転職の検討がおすすめです。

転職をすることで自分のやりたい仕事をすることができるためです。

新卒採用とは異なり、中途採用は基本的には職種を指定して求人が出されており採用されればすぐにやりたい仕事をすることができます。

なかなか異動願いを出しても本気で会社が取り合ってくれない場合には転職するようにしましょう。

ただし、面接では

「なぜ異動願いを出さなかったのですか?受理されなかったことに対してあなたはどのような行動をしましたか?」

と聞かれることが多いです。

あなたの行動力や本気度が試されるため、しっかりと面接対策をすることをおすすめします。

自信の無い方は転職エージェントの面接対策を受けてみましょう。

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ところで「異動願いはどう書けばいいのだろうか」と気になりませんか。

次は、異動願の書き方について解説します。

異動願いの書き方は社内に準じたフォーマットの利用が一般的

異動願いの書き方は会社独自に規定のフォーマットがあることが多いです。

インターネットには異動願いのフォーマットが多くありますが、まずは直属の上司に異動願いの承諾がとれたあとに異動願いのフォーマットを手配してもらうように依頼しましょう。

社内規定のフォーマット以外で異動願いを提出しても受理されず再作成になることが大半です。

まずは社内規定の異動願いを上司や人事部に手配してもらうようにしてください。

ただし、中小企業では異動願いのフォーマットがない場合もあります。

その場合は次のフォーマットで記載して提出しましょう。

フォーマットがない企業における異動願いの例文

異動願いの例文をご紹介します。

そのまま、コピペして利用も可能です。

部署名や名前などは適宜変更してご利用ください。

管理本部 常務取締役兼任経理部長 〇〇様

異動願い

2021年3月1日

営業部 営業太郎

1. 希望

  現在所属している営業部から経理部への異動を希望します。

2. 理由と目的

  志望理由として経理部門での仕事をしたいと考えているためです。

  経理に異動することによって営業部での仕事を活かし、現場と数字

  の分かる人材となり会社の経営根幹であるお金の流れを把握できる

  ようになりキャリアアップすることが目的です。

3. 異動希望時期 2021年4月1日

  よろしくお願い申し上げます。

以上

まとめ

今回は、異動願いについて解説しました。

本文中でも解説した異動願いの書き方を参考に異動願いを作成しましょう。

特に本文中でも解説したところで重要な点としては出来るだけ4月に異動を希望することや、異動したい部署の課長と懇意にしておくことは重要です。

異動願いをしっかりと書いて異動を実現できるようにしましょう。

監修者

上場・ベンチャー・中堅企業で様々な役割を経験。今なお、採用・人事の業務を最前線で経験し、「いま」の「生きた」知見を発信しています。