外資系の転職を検討したとき
「外資系に強い転職エージェントはどこ?おすすめを知りたい」
「聞き慣れない外資系の転職エージェントが多い。評判がいい外資系転職エージェントはどこ?」
「外資系企業に転職したいけれど、どんな転職エージェントを使えば良いのだろうか」
「キャリアップにつながる外資系転職を実現したい。どこに相談すべき?」
と悩んでいませんか?
筆者もかつて外資系企業に転職活動をしていたため、エージェント選びに苦労しました。
やはり一般の転職エージェントでは外資系企業に詳しくないため外資系に特化したサービスの利用がおすすめです。
さらに外資系企業はほぼ転職エージェント経由で転職しないと内定が出ないです。
外資系企業は外資系企業とパイプのある転職エージェントを選んで求人掲載を行うためです。
この記事では筆者の経験を含めておすすめの外資系転職エージェントを紹介していきます。
外資系企業に転職するデメリットや業界の事情も紹介します。
この記事を読めば、外資系企業の転職に強い転職エージェントについて理解し、自分に合った転職エージェントを選ぶことができるでしょう。
転職エージェント選びに悩んでいる方はぜひ最後までご覧ください。
外資系に強いおすすめ転職エージェント5つ
外資系に強い転職エージェントはハイキャリア向けの転職エージェントとなっています。
日本企業に比べて外資系企業は給料が高く、必然的にハイキャリア向けの転職エージェントが外資系求人を保有するためです。
転職エージェントも外資系企業は給与が高く、紹介手数料が良いため力を入れています。
具体的に外資系に強いおすすめの転職エージェントは次の5つです。
- おすすめ1:両面型サポートのJACリクルートメント
- おすすめ2:転職後の在職率97.5%のエンワールドジャパン
- おすすめ3:高年収求人のキャリアカーバー
- おすすめ4:好待遇求人のスカウトを待つならビズリーチ
- おすすめ5:外資系メーカーに強いランスタッド
それぞれについて解説します。
おすすめ1:両面型サポートのJACリクルートメント
外資系企業への転職におすすめの転職エージェントはJACリクルートメントです。
JACリクルートメントは両面型のサポートを行っているため、非常に円滑な転職活動が可能となっているためです。
両面型とは、1人の担当者が企業と転職希望者両方を責任もってサポートしてくれることです。
転職エージェントによっては企業と転職希望者ごとに担当者を分ける分業型のところもあります。
その点JACリクルートメントは密度の濃い情報をもって転職希望者をサポートしてくれるので内定確率が高くなります。
おすすめ2:転職後の在職率97.5%のエンワールドジャパン
エンワールドジャパンは外資系企業求人を扱う転職エージェントであり、おすすめです。
エンワールドジャパンは外資系求人をそろえているだけではなく、転職後の在籍率が97.5%と非常に高くマッチング能力が高いためです。
また、英語もネイティブレベルではなく基礎的な部分ができていれば転職できるともアピールしており外資系に挑戦したいと考えている方にとって非常に良い転職エージェントです。
おすすめ3:高年収求人のキャリアカーバー
キャリアカーバーは年収800万円から900万円以上の高収入求人を取り扱っており、非常におすすめの転職エージェントです。
外資系志望者や外資系経験者は日系企業在籍者よりも高い給与で働いているケースが多く、好待遇求人でなければ転職することが難しいといった感覚を持っている方も多いためです。
キャリアカーバーは基本的に高収入の求人をメインで紹介しており、外資系企業求人もそろえているのでハイキャリアの方にとって非常におすすめの転職エージェントです。
おすすめ4:好待遇求人のスカウトを待つならビズリーチ
好待遇求人のスカウトを待つならビズリーチに登録してみましょう。
特にこれまで年収が高かった方はビズリーチに登録するとより年収の高い求人が紹介される可能性が高いためです。
ビズリーチは基本的に年収アップを目指す人が登録する転職サイトなので年収アップできる求人のスカウトが多くなります。
好待遇の求人のスカウトを待つ場合にはぜひ活用してみてください。
おすすめ5:エンジニア・管理部門に強いランスタッド
ランスタッドはエンジニア・管理部門の求人紹介に強みを持っています。
特にランスタッドはメーカーなどに対する人材紹介・労働者派遣なども行っているため、製造業のエンジニア向けの求人に強いです。
また、人事・総務・法務・経理などの管理部門求人にも力を入れており、職種経験者であれば好待遇求人が見つかる可能性が非常に高いですね。
次は、良く質問を受ける20代におすすめな転職エージェントについて解説します。
20代に特におすすめな外資系転職エージェントはどこ?
20代におすすめな外資系転職エージェントはJACリクルートメントです。
中高年向けの求人が多いイメージがありますが、実際のところは20代の若手向けに外資系企業の求人紹介を行っているためです。
筆者もかつて転職活動で外資系企業へ転職活動をしていた際に活用していましたし、特に若いことが不利になることはありませんでした。
上述したとおりJACリクルートメントは企業と転職者の面談を同一の担当者が行っているため求人への理解が圧倒的に深い転職エージェントです。
仕事の内容はもちろん、働く職場の人間関係や企業文化に精通しているため入社後に「ちょっと思っていた雰囲気と違う・・・」といったミスマッチが激減するため利用をおすすめします。
第二新卒で外資系転職はあり?
「スキルも経験もまだない第二新卒だけど外資系に転職しても大丈夫かな?」
と心配する声も聞きますが、第二新卒で外資系転職するのは非常に良いことです。
これからの時代は実力主義・成果主義が日系企業でも求められることもあり、外資系企業の成果主義の中で仕事をしていくことはキャリア上必ずプラスに働くためです。
若い年齢のうちから成果給の厳しさを体感して切磋琢磨していれば厳しい仕事環境でも生き残れる力が身に付きます。
30代や40代になるほど無理な転職はしづらくなります。
若いときほどチャンスと考えることもできるため積極的な検討をおすすめします。
ところで「外資系企業に転職したらどんなデメリットがあるのだろうか」と気になりませんか。
次は、外資系企業のデメリットについて解説します。
外資系のデメリット
外資系企業に勤務するデメリットとして、以下のデメリットがあります。
- デメリット1:転職が当たり前の会社が多く長く働くのは難しい
- デメリット2:外資系以外には転職しにくくなる
- デメリット3:アップオアアウト
それぞれについて解説します。
デメリット1:転職が当たり前の会社が多く長く働くのは難しい
外資系企業では転職が当たり前の会社が多く長く1社で働くのは難しいです。
人材の流動性が激しく「同じ仕事でもっと待遇の良い会社があったら転職する」ということが当たり前の文化となっている企業があるためです。
反対に人材流動性の低い外資系は日系企業とあまり変わらず転職する意味がないですね。
デメリット2:外資系以外には転職しにくくなる
外資系企業を経験すると外資系企業以外には転職しにくくなります。
筆者も採用担当者として外資系企業経験者の面接をしたことがあるのですが
「うちよりもっといいところがあったら即座に辞められるのだろうな」
と思い採用に踏み切れなかったことがあったためです。
ただ、面接で「この会社で最後まで頑張りたい」としっかりとアピールできれば外資系企業経験者は採用担当者に「優秀そう」というイメージを与えやすいため採用されやすいですね。
デメリット3:アップ・オア・アウト
外資系企業ではアップ・オア・アウトという風潮があります。
無能な人材は会社のためにさっさと辞めるべきという考え方を持っている方が外資系企業には多い傾向にあるためです。
出世するかさっさと会社を辞めるか・出世できないなら会社を辞めるのが当然という考え方であり、出世しなくても定年までなんとか頑張らせようという国内企業とはスタンスが異なります。
「外資系企業ならではのメリットはないのかな」と気になりませんか。
次は、外資系のメリットについて解説します。
外資系のメリット
外資系のメリットとして、以下のメリットがあります。
- メリット1:給与が高い
- メリット2:成果主義であり評価は透明性が高い
- メリット3:残業時間が短く成果で評価される
それぞれについて解説します。
メリット1:給与が高い
外資系企業は給与が高い傾向にあります。
外資系企業は日本企業とは異なり、社員の年齢ではなく役職と仕事の成果で給与を決定するためです。
日本企業はおおむね勤続年数をベースに給与を決定する傾向にありますが、外資系企業では成果を出せる人材であればすぐに給与が還元され昇給していきます。
メリット2:成果主義であり評価は透明性が高い
外資系企業のメリットとして成果主義であり、評価の透明性が高いという点にあります。
日本企業では無能な人材が高い給料を貰うということはザラで、長く居座ったもの勝ちになる傾向にありますが、外資系は成果が出せないと居場所を失っていくためです。
どのランクの社員でもその立場ごとに求められる成果を出せなければ会社に在籍できなくなるので評価が高くなければならず必然的に優秀な人材が残りやすくなります。
メリット3:残業時間が短く成果で評価される
外資系企業では残業時間が短く成果で評価される傾向にあります。
外資系企業では成果に基づいた給与を支払うことが一般的となっているためです。
労働基準法の関係上、外資系企業であっても残業代を支払わないのは違法であり、残業代の支給はありますが労働時間が長いのに成果が出ていないと評価が下がります。
短い時間で高い成果を上げている人材の方が評価されるので残業をしたくない方に向いています。
「一口に外資と言ってもどこがおすすめなの」と気になりませんか。
次は外資系企業の業種と特徴について解説します。
外資系業種の一覧と特徴
外資系といっても幅広い業種や職種があります。
ここでは外資系の業種の特徴を紹介していきます。
- 外資系の金融は超高給取り
- 外資系のコンサルタントは激務
- 外資系の不動産は英語力が問われにくい
- 外食産業の外資系は薄給激務で避けた方がいい
- 外資系のホテルは高い英語力が必須
それぞれについて解説します。
外資系の金融は超高給取り
外資系企業といえば金融機関で超高級を貰うというイメージもあり、非常に人気の職種です。
外資系転職エージェントのエンワールドジャパンによると外資系金融機関の平均年収が1,000万円を超えている企業も多数あるということです。
参考:外資証券・投資銀行の年収ランキング 外資系金融の特色から転職のポイントまで紹介 |外資系企業(グローバル企業) の転職エージェント エンワールドジャパン
外資系でお金持ちを目指したい、という方はぜひ外資系金融を狙ってみましょう。
外資系のコンサルタントは激務&高給与
外資系コンサルタントの特徴は激務かつ高給与という特徴があります。
コンサルタントの提供するサービスには定型があまり存在しないため、顧客に合わせてしっかりと仕事をしていく必要性があるためです。
エンワールドジャパンによると外資系コンサルティング会社の平均年収は1,800万円を超えているところもあるということです。
参考:外資系コンサルとは?仕事内容・年収から転職方法まで徹底解説|外資系企業(グローバル企業) の転職エージェント エンワールドジャパン
激務な労働環境ですが見返りが大きいため、外資系で頑張りたいという方には非常におすすめの業界です。
外資系の不動産は英語力が問われにくい
外資系不動産の特徴は英語力を問われにくいという特徴があります。
外資系の不動産会社であっても販売するのは日本国内の土地家屋であり、お客様は日本人であることが多いためです。
実際にセンチュリー21などの外資系企業で住宅を購入する場合も、対応してくれるスタッフは日本人が多いですね。
英語には自信がないけれど外資系で仕事をしてみたい、という方には非常におすすめです。
外食産業の外資系は薄給激務で避けた方がいい
外食産業の外資系は筆者としてはおすすめできません。
薄給かつ激務となっているためです。
外資系は日本でフランチャイズチェーンを展開している企業が多いですが、日本人が日本法人の社長で日本企業とやり方が変わらないところもあります。
あまり儲かる産業ではないのでせっかく外資系に行くのであれば避けた方が良いです。
ただし「将来、飲食で独立したい!」など明確な目的がある方は問題ありません。
外資系のホテルは高い英語力が必須
外資系のホテルは高い英語力が必須という特徴があります。
外資系といっても日本国内にあるため、高い英語力を求められない業界もある中で様々な国から来るお客様の対応をする外資系ホテルはネイティブレベルの英語ができないと業務に支障が出るためです。
英語力に自信があり、なおかつホテル業界で仕事をしてみたいという方におすすめの業界です。
まとめ
今回は、外資系の転職におすすめの転職エージェントについて解説しました。
外資系企業は給与が良くハイキャリア向けの転職エージェントがおすすめとなります。
具体的には次の転職エージェントを紹介しました。
- おすすめ1:両面型サポートのJACリクルートメント
- おすすめ2:転職後の在職率97.5%のエンワールドジャパン
- おすすめ3:高年収求人のキャリアカーバー
- おすすめ4:好待遇求人のスカウトを待つならビズリーチ
- おすすめ5:外資系メーカーに強いランスタッド
特に本文の中でも説明した転職エージェントの中でもJACリクルートメントは外資系企業にとどまらず国内企業で海外展開している企業の求人紹介もしておりおすすめです。
外資系の転職エージェント選びで悩んでいる方は、ぜひ活用してみてくださいね。