転職の基礎知識

【印象の悪い転職理由が8割】面接官が教える高評価な転職理由と書き方

更新日:

転職理由を聞かれたときに

「転職理由ではどんな評価をしているの?面接官がチェックしているポイントを知りたい」

「印象の悪い転職理由や高評価な転職理由を知りたい」

「転職理由の書き方を知りたい。例文を参考にしたい」

と悩んでいませんか。

筆者は約10年間、採用担当者を経験し1,000名以上の転職理由を聞いてきました。

結論からお伝えすると面接官は転職理由を聞いて前向きで成果に貢献しそうな人であるかチェックするために聞いています

つまりネガティブな転職理由や他責の理由で転職することは評価を下げます。

経験上、8割以上の方が書類選考や面接で転職理由をうまくアピールできていないように感じます。

採用において転職理由は大きな評価項目となるため、対策をしておけば万全となるでしょう。

この記事を読めば、採用される転職理由を答えることができるようになり意中の企業に転職しやすくなります。

転職理由について悩んでいる方は必ず最後まで一読しておきましょう。

転職理由の何を面接官はチェックしているか?

「面接官は転職理由を聞いて何をチェックしているのかな」

と気になりませんか。

面接官が転職理由を聞く理由は、前向きでモチベーションの高い人材を採用するためです。

面接官が絶対採用したくない人物は「成果を出さずに会社に依存する人」です。

つまり成長意欲と貢献を考えず転職する人を落としたいということです。

転職理由はその評価によく使われる重要な項目です。

具体的には、以下の7つのチェックポイントがあります。

  • チェック1:逃げではなく前向きな転職理由か?
  • チェック2:転職理由に嘘がなくつじつまが合っているか?
  • チェック3:転職理由を裏付ける事例があるか?
  • チェック4:一貫性がある転職理由か?
  • チェック5:事実や客観性を用いた論理的な転職理由か?
  • チェック6:人間関係を理由とした転職をしていないかどうか
  • チェック7:ジョブホッパーな転職理由ではないか?

それぞれについて解説します。

チェック1:逃げではなく前向きな転職理由か?

逃げではなく前向きな転職理由かどうかを面接官はチェックしています。

前向きな転職理由でなければ短期離職を引き起こす可能性があるためです。

前向きな転職理由とはこれから企業でどう頑張っていきたいかなどの意気込みが含まれた転職理由であり、過去に対して愚痴の混じったものでもありません。

以前あったネガティブなことをポジティブに変換して印象を良くする必要性があります。

チェック2:転職理由に嘘がなくつじつまが合っているか?

転職理由に嘘がなくつじつまが合っているかどうかも重要なチェックポイントです。

採用担当者は転職や進学など人生の転機にどのような考えで選択したかを聞き、一貫性があるかどうかチェックしています。

そのため、その場しのぎの転職理由は奥行きがなく、すぐに分かってしまいます。

不自然な流れの転職理由を述べているなと感じると本音が分からず評価しづらくなります。

結果、面接に落ちることが多くなるでしょう。

チェック3:転職理由を裏付ける事例があるか?

転職理由を裏付ける事例があるかどうかは非常に重要です。

実は転職者の大半は口先だけの転職理由です。

転職理由を裏付ける本人の価値観や行動、実績がありません。

そのため、転職理由を裏付ける行動・実績があればそれだけで大きく評価点が上がります。

もし、行動・実績がない場合は自分自身の価値観をしっかり伝えてみましょう。

人生の岐路で大切にしてきた価値観を伝えた上で転職理由を述べることで採用担当者の共感が得られるでしょう。

いづれにしても転職理由には奥行きのある内容にしましょう。

チェック4:一貫性がある転職理由か?

一貫性がある転職理由かどうかを採用担当者は気にします。

一貫性のない転職を繰り返している人は面接時に言っていたことと違う不満で転職していくためです。

安定した待遇であればしっかりと働けると面接で言っていたにも関わらず「仕事にやりがいを感じないため辞めます」といった具合です。

どんなホワイト企業でも不満がない企業はありません。

本人が大切にしている価値観に沿っているかが重要です。

そのため一貫した転職理由に沿った転職であるかどうか面接官は見ています。

チェック5:事実や客観性を用いた論理的な転職理由か?

いま企業が一番求めているのは事実や客観性を用いた論理的な思考ができる人材であり、転職理由も論理的に話せている方を求めています。

特にロジカルシンキングは企業の問題解決に役立ちますし、これからは企業の問題解決を出来る人材が重宝されるためです。

特に安定した企業ではこれまでに膨大な仕事をしてきているため前任者がいない中でも過去の仕事内容から推測して論理的に未来を読み問題解決を求められることが多々あります。

前任者が手をつけられなかった地雷となっている問題を解決するためにも論理的思考能力は必須スキルです。

そのためには客観的事実や数字に基づいて説明するようにしましょう。

それだけでぐっと内定に近づきます。

チェック6:人間関係を理由とした転職をしていないかどうか

人間関係を理由とした転職をしないかどうかは非常に重要です。

特に人間関係を理由とした転職理由は採用担当者が「またうちにきても同じようなことで辞めていくのかもなぁ」と不安を抱くことになるためです。

嫌な人はどこの職場に行ってもいます。

人間関係が原因の転職理由は避けるようにしましょう。

人間関係は相手が一方的に悪いケースは少なく、自分自身にも問題があるケースが多数です。

相手を受け入れることで人間関係の諸問題が解決することもあります。

チェック7:ジョブホッパーな転職理由ではないか?

ジョブホッパーな転職理由ではないかということを面接官は常に警戒しています。

もしも短期間で離職する人材が出てしまった場合、採用担当者は経営者に「なぜすぐ辞める人材なのかどうかを見抜けなかったのか?」と詰問されるためです。

特に福利厚生や給料にばかり不満を抱いて自分のスキルが伸びていない人はかなり印象が悪いです。

福利厚生など外部的な要因で転職しているのではなく実は本心はやりたい仕事すらわかっていないというパターンもあります。

まずは目の前の仕事を全力でこなしていくという気持ちを持たない限りは何度も何度も転職を繰り返すハメになります。

「じゃあ、どんな転職にすれば内定をもらえるの?」と気になりませんか。

まずはNGな転職理由ランキングを理解して避けるようにしましょう。

面接官が教える転職理由のNG事例ランキング

面接官としては、以下の5つの転職理由はNGとなります。

  • ワースト1位:人間関係
  • ワースト2位:希望の仕事と配属先が違った
  • ワースト3位:休日が少ない
  • ワースト4位:福利厚生がない
  • ワースト5位:残業時間が多い

それぞれについて解説します。

ワースト1位:人間関係

人間関係を理由とした転職理由は原則としてNGです。

人間関係を理由として転職する方はまた人間関係を理由とした転職を繰り返す傾向にあるためです。

会社は仕事をする場所であって人間関係を維持するために仕事をしているわけではありません。

人間関係が辛いから辞めたいという転職理由は避けるようにしましょう。

人間関係を理由とするのではなく

「現在の部署では異動も視野に入れてお願いしたが、職場環境的に新しい仕事への挑戦が難しい環境であり他社に転職してもっとお客様に貢献できるようになりたかった」

など人間関係を理由とするのではなく「もっとお客様のために仕事がしたい」ということを前面に押し出すようにしましょう。

ワースト2位:希望の仕事と配属先が違った

最初から自分の希望する部署に配属されることは非常にレアケースです。

特に新卒入社した会社で希望の部署に配属されることは難しいためです。

新卒入社の段階では適性を試用期間で見極めてから各部門長同士で調整した上で配属先が決定しているという事情もあります。

希望の部署ではないところに配属されたから辞めたいというのはNGです。

ただし

「現在の職種への配属は当初は不満が多かったが業務を習得していくうちに仕事の基礎もできてきました。

これまでの経験も踏まえて御社に転職した暁には営業の仕事ではなく経理の仕事をしたい」

という風に前向きに新しい仕事への意気込みを伝えれば印象は良くなります。

やりたい仕事ができなかったらすぐに辞める人だと思われないようにしましょう。

ワースト3位:休日が少ない

休日数が少ないというのは絶対に避けるようにしましょう。

ワークライフバランスが叫ばれる世の中なので正当な転職理由であることは分かります。

ただ、採用担当者にはこう聞こえます。

「仕事は適当でいいから休みが多くてそこそこ給料がもらえればいい」と。

上記のように思われないために、

「休日数を増やしたいと考えて週休3日求人に応募しましたが、休日が増えればスキルアップのために副業などに取り組んだり、読書をするなどして知識を身に着けてより本業に力を注げるようになるために応募しました」

という風に休日が増えた分、より能力を磨くという風に伝えると良い印象に変化します。

必ず休日数を増やしてやりたいことを追加するようにしましょう。

ワースト4位:教育制度がある会社に行きたい

よくあるケースとして、教育制度がある会社に行きたいという転職理由があります。

教育制度の有無を転職理由にするのは避けるようにしましょう。

中途採用者は即戦力なのが当たり前なのでいまさら教育制度と言われても「自発的に勉強をする気がない人なのかな」と思われてしまうためです。

教育制度の有無で求人を選ぶこと自体は問題ありませんが転職理由となると採用担当者には上記のように感じてしまいます。

教育制度のある会社に行きたい場合はそれを前面に出すことは伏せて別の理由で転職理由を考えるようにしましょう。

ワースト5位:残業時間が多い

残業時間が多いことを理由とした転職をする場合、転職先は必然的に残業がない企業でないと成り立ちません。

果たして入社前に把握できるのかについては疑問が残ります。

よほどの定型作業出ない場合、多少の残業や突発的な残業はあるため企業としては構えてしまいます。

ただし「残業時間が減って有効活用できる時間が増えた場合にはその分を自主的な勉強時間などに充ててスキルアップしたい」という風に前向きな理由で残業をしたくないと伝えるのはOKです。

ただ残業が嫌だと答えるのではなく、必ず前向きな理由を付け加えるようにしましょう。

ところで「NGな事例は理解できたけれど、採用担当者に好まれる転職理由ってどんな転職理由なの」と気になりませんか。

次は、採用担当者に好まれる転職理由について解説します。

採用担当者に好まれる転職理由とは?

採用担当者に好まれる転職理由として、以下の転職理由があります。

  • 前向きで具体的な事例のある転職理由
  • キャリアアップで具体的なプランがある転職理由
  • スキルと経験をどのように活かして企業貢献するかがある転職理由

それぞれについて解説します。

前向きで具体的な事例のある転職理由

前向きで具体的な事例のある転職理由は非常に好感度が高くなります。

例えば、営業職から経理の仕事に転職したいというケースです。

「転職理由は経理のプロになり会社を支える存在になりたいと考えたからです。

営業職から経理になって、会社の経理を行い、財務から会社の収益体制の改善までを行える経理マンになりたいと考えています。

未経験での入社にはなりますが、これまで営業職として一生懸命にお客様との関係構築などコミュニケーション能力を磨いてきました。

また、営業職として売掛金の回収などを通して経理業務の重要性を認識しています。

現場で磨いた感覚を活かして、経理業務ではしっかりと売掛金管理や支払いサイクルの正常化など当たり前のことを当たり前にできる経理マンになり会社を支えたいと思います」

というものです。

営業職の弱点としては売るだけ売って売掛金の回収が遅いといった部分にありますので、そうした弱点を知りつつ入社後に改善していきたいというのはかなり前向きな転職理由です。

キャリアアップで具体的なプランがある転職理由

キャリアアップで具体的なプランがある転職理由も非常に採用担当者にとって魅力的です。

キャリアプランが明確に描けていれば、早期離職リスクがないだけではなく、将来にわたって活躍してくれる可能性が高くなるためです。

例えば経理職の方だとして「転職理由としては経理として財務をマスターしたいと考えているためです。

ゆくゆくは管理職を目指して仕事をしたいと考えています。

まずは入社して仕分けから決算までを一通り覚えてから財務の仕事を習得し、課長として会社全体のお金の流れを把握できるだけではなく会社の未来を作り出す財務の仕事に挑戦したいと考えています」

上記のようにどんな仕事をしているのかのイメージと共に、なりたい人材像までを描かれていると採用担当者は採用しやすくなります。

スキルと経験をどのように活かして企業貢献するかがある転職理由

スキルと経験をどのように活かして企業貢献するかが理解できる転職理由は非常に高評価です。

スキルと経験を活かした転職を企業側は一番望んでいるためです。

中途採用者でスキルと経験さえあれば教育コストがかからないだけではなく、入社していきなり業務についてもらえるため早く会社の風土になじむことができるためです。

例えば、人事職志望だったとして「私は人事のプロを目指して一貫して人事職のキャリアを構築していきたいと考えています。

前職での人事経験を活かした私のキャリアプランとしては御社に転職後はまずは基礎的な業務である社会保険業務と給与計算を3か月で覚えきります。

そして1年以内に採用担当者を経験し、企業が求める人材像を掴みます。

3年後には制度企画を行えるようになり企業全体に新しい働き方ができるような制度を策定します」

という風に具体的に数年後が分かれば仕事のイメージが具体化されているため将来に期待できるとして採用されやすくなります。

ここまでNGな転職理由や理想的な転職理由を紹介してきましたが、

「転職理由に自信がない。どうすればいいのだろうか」

と感じていませんか?

次は、転職理由を上手に作る方法について解説します。

転職理由に自信がない人は転職エージェントにアドバイスをもらうことがおすすめ

転職理由に自信がない人は転職エージェントにアドバイスをもらうことがおすすめです。

なぜなら転職理由の作成には自己理解が必要です。

そのためには自己分析が必要ですが、一人で自己分析を進めることは非常に難しい作業です。

そこで転職エージェントを活用しましょう。

転職エージェントでは自己分析のサポートをしてもらえます。

「なぜ転職を希望しているのか?」

「どんな職場を求めているのか?」

などヒアリングをしてもらえ、その質問を通して自分自身でも自己理解が進みます。

1人だけで転職活動をすると視野が狭くなり転職も失敗しやすくなります。

おすすめは若手ならワークポートがおすすめです。

また、年収600万円以上の方はJACリクルートメントがおすすめです。

転職エージェントには無料で相談できます。

客観的な立場からアドバイスをもらうことで内定が一気に近づきます。

>ワークポートはこちら

>JACリクルートメントはこちら

まとめ

面接官が転職理由を聞く理由は、前向きでモチベーションの高い人材を採用するためです。

面接官が絶対採用したくない人物は「成果を出さずに会社に依存する人」です。

面接官はすぐに辞めるような人物もできるだけ採用したくないと考えています。

面接官がチェックしているのは以下のポイントです。

  • チェック1:逃げではなく前向きな転職理由か?
  • チェック2:転職理由に嘘がなくつじつまが合っているか?
  • チェック3:転職理由を裏付ける事例があるか?
  • チェック4:一貫性がある転職理由か?
  • チェック5:事実や客観性を用いた論理的な転職理由か?
  • チェック6:人間関係を理由とした転職をしていないかどうか
  • チェック7:ジョブホッパーな転職理由ではないか?

面接官としては、以下の5つの転職理由はNGとなります。

  • ワースト1位:人間関係
  • ワースト2位:希望の仕事と配属先が違った
  • ワースト3位:休日が少ない
  • ワースト4位:福利厚生がない
  • ワースト5位:残業時間が多い

採用担当者に好まれる転職理由として、以下の転職理由があります。

  • 前向きで具体的な事例のある転職理由
  • キャリアアップで具体的なプランがある転職理由
  • スキルと経験をどのように活かして企業貢献するかがある転職理由

転職理由に自信がない人は転職エージェントにアドバイスをもらうことがおすすめです。

この記事を書いた人

髙橋弘樹

監修者
髙橋弘樹

著者・監修者の髙橋弘樹です。
人事・採用を10年以上の実務で

・1,000人を超える人の面接
・給料相場の把握
・経営側の考え方

を経験してきました。

このサイトではリアルな就職・転職の実情を発信していきます。ご参考になれば幸いです。
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