職務経歴書の職務要約の書き方は「求める人物像」に合わせて書くことが鉄則

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職務経歴書の作成にあたり

「職務要約の書き方を知りたい。内定が通りやすい書き方はあるの?」

「転職が多い場合の職務要約はどう書くと好印象になるのかな?」

「職務要約の例文を見たい。事務の場合はどういう風に書くの?」

と悩んでいませんか?

筆者は約10年ほど、大手から中小企業の4社で面接官を経験してきました。

書類選考も数千人行ってきており、その経験からお伝えすると職務要約は重要です。

なぜなら、職務経歴書の一番上にあり、最初に職務経歴書で最初に読む文章であためです。

ところが大半の職務経歴書は、あいまいなため途中で読み終え選考から落ちることが大半です。

求める人物像にマッチしているか分からず、それを伝える論理力もないと判断されるためです。

逆に言えば、職務要約で求める人物像であることを明確に伝えることができれば書類選考の通過率が格段に上がるでしょう。

職務要約を求める人物像に合わせて書き、面接官の心をつかみましょう。

この記事を読めば、職務要約の具体的な書き方について理解することができます。

例文も掲載していますので、ぜひ最後までご覧ください。

職務要約は採用担当者の目に留まる工夫がポイントとなる

職務要約を記述するときの一番のポイントは採用担当者にどう理解してもらうかとなります

書類選考をしたり面接前に読み込む採用担当者は驚くほど時間がありません。

選考にかける時間は業務のほんの一部であり時間が割けないという状況もありますし、膨大な応募者を評価する必要性もあるためです。

現実的な所要時間として職務要約を読む時間に2分程度しか時間をかけられないことが多々あります。

さらに職務要約は履歴書の補完資料の役割も果たすため、シンプルに書き、採用担当者の目を引く内容に仕上げる必要性があります

「では、職務要約はどう記載すればいいの」と気になりませんか。

次は、職務要約の具体的な書き方について解説します。

職務要約の書き方

「職務要約の書き方ってどう書くのが正解?」と気になりませんか。

結論からお伝えすると応募者の経験を採用担当者が瞬時に理解しやすい書き方が理想です。

そのためにも、求められている業務やスキルに親しいものほど早めにアピールし、利用する単語も求人票に合わせることがおすすめです。

具体的には、以下の書き方をおすすめします。

  • 応募求人が求めている経験・スキルに合わせて書く
  • 誰が読んでも理解しやすいスキルや実績を記載する
  • 数字を入れて具体的に記載する
  • 短く簡潔に読みやすく書く
  • 転職が多い場合はストーリー性でまとめて省略することがおすすめ

それぞれについて解説します。

応募求人が求めている経験・スキルに合わせて書く

職務要約は、応募求人が何を求めているのかを見て書きましょう。

求人票の「募集要件」や「応募資格」、「求めている人材」に採用担当者が求めている人物像を具体的に記載しています。

この募集要件に記載されているスキルや経験にマッチする内容を記載しましょう

営業職を募集しているのに前職の経理の書類事務の内容を書かれても選考に落ちることになります。

意外にも応募者の大半が募集要件外の人です。

そのため募集要件にマッチさえしていれば、採用担当者は食いつくように職務経歴や履歴書をチェックします。

このように応募求人が求めている経験やスキルに合わせて職務要約を作成するようにしましょう。

誰が読んでも理解しやすいスキルや実績を記載する

職務要約には他の会社でも転用しやすいスキルを記載するようにしましょう。

「うちの会社でも活躍できるかも知れない」という期待感がなければ採用されない可能性があるためです。

そのため誰が読んでも理解しやすいスキルや実績を記載するようにしましょう

よくある事例として注意したいのは、在籍企業しか通用しない単語を用いた説明です。

このような場合、口頭で説明を受けてもよく分からないことが多いです。

そのため、誰にでも通用する単語を用いて職務要件を記載しましょう

採用担当者が「活躍できそうだ」と思えなければ採用されることはまずありません。

数字を入れて具体的に記載する

職務要約を作成する際には、数字を入れて具体的に記載するようにしましょう。

応募者の大半は、あいまいで評価しづらい実績です。

採用担当の経験上、あいまいな表現ほど面接をしても採用見送りになる可能性は高い傾向です。

ではどうすれば良いかというと、具体的な数値や事例を用いた説明が効果的です。

数字が記載されていることで客観的な評価がしやすくなります。

さらに数値を用いて説明する人ほど、自分の仕事を客観視できていたり主体的な改善ができている傾向にあります

このような方は非常に優秀で内定率もグッと高くなります

面接での質問も具体的となり、ミスマッチな内定が減り、企業側も応募者側も長期的な関係が築きやすくなります。

短く簡潔に読みやすく書く

職務要約は短く簡潔に読みやすく書きましょう。

特に下記を意識することでグッと読みやすくなります。

  • 一文を短くする
  • 曖昧な表現や主観的な形容詞を使わない
  • 難しい漢字はひらがなで書く
  • 結論から書く

ちょっとしたことですので徹底しましょう。

200文字から300文字以内に収めることが理想です。

短く簡潔に、読み手がすぐに職歴を把握できる文章を目指しましょう。

転職が多い場合はストーリー性でまとめて省略することがおすすめ

転職回数が多い方は、ストーリー性を持ってキャリア紹介をしましょう。

なぜなら転職回数が単に多い場合は「計画性なく転職するのかな?」と印象を悪くするためです。

この場合の対策としてはストーリー性を持たせることで転職回数が多い状態でもキャリアの一貫性が出てきます

3回以上の転職がある方はぜひ検討してください。

特に応募求人に合わせて最適なストーリーを選択することがコツです。

応募求人外のことは興味を持って読んでもらえないどころか読んでも伝わらないことがありえます。

参考:職務要約にアルバイト経験は記載不要

職務要約にアルバイト経験の記載は必要ありません。

理由として、採用担当者は正社員としての経験を職歴として考えるためです。

アルバイト経験が職務要約に混じってしまうと、採用担当者側が混乱してしまいます

ただし例外もあります。

例えばフリーターの方はアピールできるアルバイト歴を記載するようにしましょう

この場合、単に「職務要約なし」と記載すると社会性が本当にあるか採用担当者は不安となってしまいます。

フリーターや既卒者の方は正社員の職歴がない場合は応募求人に活かせるアルバイト業務をアピールするようにしましょう

次は、職務要約の例文について解説します。

職務要約書の例文5つを紹介

「自分の職歴的に職務要約をどんな風に書くのが正解なのかな」と気になりませんか。

職務要約は以下の5つように、職歴に合わせて記載するようにしましょう。

  • 事務職の職務要約書の例文
  • 営業職の職務要約書の例文
  • 接客の職務要約書の例文
  • 製造業の職務要約書の例文
  • 販売の職務要約書の例文

それぞれについて例文を紹介します。

事務職の職務要約書の例文

大学卒業後、自動車メーカーに就職し、人事に配属されました。

人事部には12名の社員がいました。

人事では従業員満足度を向上させるための施策や社員1万名の給与計算を工数4日で行ってきました。

単純な事務処理だけではなく工夫が必要な企画業務を経験しています。

特に注目頂きたい点は年功序列賃金廃止のプロジェクトです。

これまでの古い会社体質を抜本的に改善するために給与を成果給へ移行しました。

改革をもたらす人事マンでありたいと思います。

営業職の職務要約書の例文

大学卒業後、文具メーカーに就職し、営業職に配属。

配属先の支店では10名中2位の販売実績を上げることができました。

主に新規顧客の開拓を経験しました。

直近3年において営業実績においてノルマに対して150%の売上を達成しています。

お客様の望んでいることや要望を丁寧に聞き出し、マッチした商品を提供することで信頼関係を構築してきました。

話を聞きコミュニケーションを細かく取ることで会社の利益に貢献できる営業マンとして活動しています。

接客の職務要約書の例文

大学を卒業後、飲食店に就職し、正社員として接客業務に従事しました。

配属先の飲食店では5名のメンバーで仕事をしていました。

お客様満足度において地域で一位を獲得するなどお店での接客に自信があります。

お客様が望んでいることを先に進んでやることによってお客様満足度を高めることができました。

製造業の職務要約書の例文

高校卒業後、製造業の製造スタッフとして正社員で採用され5年間実務経験を積みました。

ラインでは10名が稼働しており、稼働率において工場内で最も高い効率性を実現したラインであると表彰された実績があります。

仕事上、重要視しているのは納期と生産効率です。

納期に遅れてしまえばお客様を待たせることになりクレームにつながります。

生産効率の最大化のためにラインの中で明らかに不要な業務を削ることで生産性をアップさせました。

改善スキルにも自信があります。

販売の職務要約書の例文

大学卒業後、アパレルでの販売職に5年間従事しました。

配属された販売店には6名の従業員がいました。

より多くのお客様の購買意欲を高めるために店舗レイアウトの変更や商品説明に力を入れた結果、売上高が前年比で120%となりました。

特に改善で気を付けたのはお客様が何を望んでいるのかを考え抜くことです。

どの配置であれば気軽に商品を見てもらえるのかなどを考え1年間で10回以上のレイアウト変更をしました。

細かな配置換えでも売上が変化することが分かりました。

ここまで5つの職務要約書の例文についてご覧いただきました。

「それでもやっぱり、職務要約の書き方が分からない!」という方には個別にサポートしてもらうことをおすすめします。

次は、職務要約の書き方に悩む方におすすめの

職務要約の書き方に悩んだら転職エージェントへの相談がおすすめ

「職務要約が書けない」と悩んでいる方は転職エージェントに相談することをおすすめします。

転職エージェントは無料で職務要約の書き方などを指導してくれるためです。

自分で履歴書や職務経歴書をある程度作成して提出すれば職務要約を転職エージェントが添削してくれます。

おすすめの転職エージェントはマイナビエージェントです。

マイナビエージェント

マイナビエージェントは大手マイナビグループであるだけではなく、求人数が多く転職希望者のケアがしっかりとしているためです。

マイナビエージェントは20代から最も信頼されている転職エージェントとも評価されており、転職が初めての方にとって心強い味方となります。

ぜひ、マイナビエージェントを活用してみましょう。

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まとめ

今回は、職務要約について解説しました。

職務要約では以下の点に気を付けましょう。

  • 応募求人が求めている経験・スキルに合わせて書く
  • 誰が読んでも理解しやすいスキルや実績を記載する
  • 数字を入れて具体的に記載する
  • 短く簡潔に読みやすく書く
  • 転職が多い場合はストーリー性でまとめて省略することがおすすめ

特に本文中でも解説しましたが、職務要約は忙しい採用担当者が読んですぐにアピールできるものにする必要性があります。

職務要約についてどうしても書けないという方は転職エージェントに登録して添削してもらうという方法があります。

監修者

髙橋弘樹

上場・ベンチャー・中堅企業で様々な役割を経験。今なお、採用・人事の業務を最前線で経験し、「いま」の「生きた」知見を発信しています。