「ネットワークエンジニアやめとけ」って本当?経験者がきついと感じた体験談

ネットワークエンジニアやめとけ、と聞くけど本当?激務なの?

本記事では、ネットワークエンジニアやめとけと言われる理由を紹介し、その実態を解説していきます。

未経験からネットワークエンジニアに転職した筆者が体験談をもとに紹介していくため、これから挑戦した方はぜひ参考にしてください。

結論からお伝えすると筆者としてはネットワークエンジニアに転職して良かったと考えています。

ネットワークエンジニアはITエンジニアであるためスキルが身に付き年収も高いためです。

ネットワークはインフラであるため将来性があるのも良い点です。

未経験でも始めやすい点も、ネットワークエンジニアのメリットと言えます。

この記事ではネットワークエンジニアについてメリットデメリット合わせて詳しく紹介していきますので、興味がある方はぜひ参考にしてください。

失敗を避けたい方へ

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「ネットワークエンジニアはやめとけ」と言われる7つの理由

「ネットワークエンジニアはやめとけ」と言われる理由

未経験からITエンジニアになりやすいネットワークエンジニアですが、その反面きついのも事実です。

なぜならネットワークエンジニア初心者でも仕事しやすい単純労働が多いためです。

そのため、初心者向けの求人が多い一方でIT土方のようなきついと感じる仕事が多くあります。

逆に言えば、普段の仕事は単純な定型業務が中心です。

その一方で夜勤のつらさやトラブル時の大変さが発生します。

ここでは「ネットワークエンジニアやめとけ」と感じる理由を7つ紹介していきます。

理由1:トラブル対応が辛いから

ネットワークエンジニアをしているとトラブルに遭遇するのが辛いと感じという点がネットワークエンジニアやめとけと言われる理由の1つです。

ネットワークの運用・保守の仕事ではトラブル対応も大切な仕事の一つです。

例えば、「回線が切れたので復旧作業をする」「お客様より通信速度が急に遅くなったとの連絡を受けて対応する」「急につながらなくなったとのクレーム」といったトラブルが発生します。

この時に、「自分ではどうにもできないのにどうにかしないといけない」という点が辛いポイントです。

なぜ解決方法を示せないかというと「作業者を向かわせないといけないが深夜で対応できる人がいない」「トラブルの原因が不明であり、原因探求から行う必要がある」「そもそもお客様の説明が下手で、何が起こっているのか理解できない」といったような状況があるためです。

回線断を例に状況を紹介すると下記のようなトラブルと心理状況になります。

  1.  回線断(インターネットがつながらないこと)が発生
  2.  お客様より保守運用窓口にTEL
  3.  運用保守のエンジニアが対応
  4.  トラブル発生を受領した際に解決方法を示せないケースがある
  5.  その結果、とてもつらい状況となる

このように、ネットワークエンジニアは高ストレスの仕事です。

トラブルが発生しなければ良いですが完全にストレスフリーで仕事をしたい方は向いていないのかもしれません。

理由2:目標設定が面倒だから

目標設定が嫌で私は会社をやめました。

退職するくらい目標設定が面倒でした。

ネットワークエンジニアの目標設定は今でも茶番そのものだと思っています。

「目標など立てようが無いのに、無理やり目標設定しなければならない」

というジレンマに苦しんでいました。

ちなみに、会社から目標設定に関してはこのような指導を受けていました

  • 目標を定量的に立てなさい
  • 達成度を%で判別できるよう目標を定めなさい
  • 目標は高ければ高いほど良い
  • 業務目標と資格目標をそれぞれ立てなさい

私がいた会社は目標設定に対して極端に積極的でした。

この点は多かれ少なかれどの会社でも似たような感じだと思います。

IT企業では向上心が必要です。

目標設定がめんどくさいことを事前に理解しておきましょう。

理由3:資格取得が大変だから

ネットワークエンジニアとしての成長のために会社から資格取得を求められます。

特に入社2~3年間は会社から資格取得を強く奨励(ほぼ強制の場合もあり)されます。

ネットワークエンジニアの資格は次の3つが代表例です。

下へ行くほど難易度が高くなります。

これらの資格取得はそれなりに難易度が高く、例えばCCNAの勉強時間の目安は3時間/日✕4ヶ月です。

これらの学習を業務時間外に行わなければなりません。

加えて、受験費用が高額となっており、CCNAであれば33,600円(税抜)、CCNPは62,700円(税別)です。

この費用はほとんどの会社が合格すれば負担してくれますが、不合格の場合は自己負担となります。

一度は自分で受験費用を建て替え、合格すれば証明書を会社に提出して次の給与にて受験費用が返金されます。

私の場合ですと何回か試験に落ち、トータル10万円ほど自己負担せざるを得ませんでした。

正直、受験費用の自己負担は厳しいものがありましたが、資格さえ取ってしまえば転職にも有利なため、その点ではモチベーションにも繋がります。

理由4:スキルが身につかないから

ネットワークエンジニアの仕事をしているとポジションによってはスキルが身につかない仕事もあり、つらいと感じることがあります。

特に、ネットワーク運用監視はその代表例です。

ネットワーク運用監視は仕事が会社専用ツール使用し対応します。

そのため、汎用的なスキルを身につけづらいです。

加えて、業務が属人的である場合が多いです。

「✕✕の業務は〇〇さんに聞かないとわからない」

といった具合です。

このような環境ではスキルアップは難しい場合が多いです。

運用監視のスキルは転職時にも高評価を受けることが難しいです。

よって、転職時に年収も上がりづらい傾向にあります。

そのためにも、資格取得や高い目標設定を行い、抜け出すことが大切です。

理由5:最初は年収が低いから

未経験からネットワークエンジニアになりたてのころは年収が低めです。

よく、ネットワークエンジニアは高収入と思われがちですが、それは誤解です。

ネットワークエンジニアは必ずしも最初から高収入というわけではありません。

事実、私がネットワークエンジニアになったころは手取り21万円程で時給1,300円でした。

未経験の場合は経験や自己研鑽を積み上げて、年収アップしていきます。

ネットワークエンジニアで就職したての頃は、給料安い、覚えることが多い、目標設定めんどくさいというように大変ですが、長期的な目線で考えると以下のメリットがあります。

  • スキルと経験が身につく
  • 転職に困らなくなる
  • 年収もアップする

魅力的な職種であるのは間違いありませんが、それならプログラミングを学んでITエンジニアを目指すほうが賢明なんじゃないの、と考える方もいると思います。

理由6:夜勤のシフトがきついから

ネットワークエンジニアにはポジションによっては夜勤シフトがあり、きついと感じることがあります。

特にネットワークの運用監視業務が夜勤のある仕事の代表例です。

ネットワークエンジニアの夜勤はこのようなシフトです。

  1. 日勤
  2. 日勤
  3. 夜勤
  4. 夜勤明け
  5. 休み
  6. 休み

このような勤務を繰り返します。

きつさを簡潔に記載すると「今、何時なのかわからなくなる」ことです

「今、何時なのかわからなくなる」とは次のようなイメージです。

  1. 目が覚める
  2. 時計を見ると8時
  3. 「8時って午前/午後どっち?」
  4. 外見ると、暗い
  5. 午後8時であることを理解する

と言った感じで午前と午後が分からなくなり、時間感覚がなくなります。

頭では分かっているのだけれど、体が分かっていないといったところでしょうか。

1日、2日ならまだしもこれが続くと体に負担をかけていくことになります。

ちなみに、この他にも夜勤には次の2パターンあります。

パターン1:夜勤専任パターン

夜勤だけ働くパターンです。

例:毎日21時~翌6:00の勤務を週五日

パターン2:日勤夜勤のローテーションパターン

週替りに、日勤と夜勤が変わるパターン

例:8:00~17:00と20:00~翌5:00を週毎に入れ替え、勤務する

夜勤有りの工場に多いパターンです。

私も最初は「夜勤手当もついてラッキー」とポジティブに捉えていました。

しかし、3ヶ月立つと夜勤のきつさに閉口しました。

ネットワークエンジニアという仕事内容よりも「夜勤」のきつさを理解しておきましょう。

理由7:面倒くさい作業が多くてきついから

ネットワークエンジニアにはとにかく面倒で煩雑な作業が多いです。

ここでは代表例として「データセンター入館」をご紹介します。

他にも面倒な業務はこの10倍はあると思って見ていただきたいです。

データセンターとはサーバやネットワーク機器を集約しているビルのことです。

イメージは都心部の郊外にある大きい頑丈なビルといったところです。

ネットワークエンジニアの勤務先ビル

引用:Nexcenter – データセンター|NTTコミュニケーションズ 法人のお客さま

あくまでも上記写真のビルはイメージですので、私が働いていたビルとは異なります。

データセンターへの入館は手続きやプロセスがとにかく多く大変なのです。

具体的には

1.上長にデータセンターの入館の承認をもらう

2.データセンターの入館サイトから入館申請

3.持ち物準備(忘れ物があると再入館するのが大変なので入念に行います)

4.データセンターに行く

  • 都心部から離れた場所にあることが多いのでタクシー使用することが多いです
  • データセンターの住所は社外秘なのでタクシー運転手には言えません

5.データセンター入館(これが一番だるいです)

  • 持ち物の全チェック(かばんの中、ポケットの中)
  • 金属探知機によるチェック
  • 記憶媒体(パソコン・USBメモリ・HDD等)は持ち込み簿にシリアル番号と共に記入
  • 搬入/搬出物品は帳簿に記入(データセンターに搬入・搬出するものは帳簿に記載)
  • 身分証/社員証チェック

6.データセンター入館完了

このような入館ステップがあります。

これらは「データセンターに入館しただけ」です。

当然ですが、この後ネットワークエンジニアとしての業務があります。

業務でもこのような細かさでチェックが入りますので非常にめんどくさいです。

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ネットワークエンジニアはやめるべきか?メリットを紹介

ここまで、ネットワークエンジニアの負の部分をお伝えしました。

ここでは、魅力を記載します。

その上で、迷ってらっしゃる方は、判断材料の一つにしていただければと思います。

ネットワークエンジニアの将来性は根強い需要が見込める

動画の普及やDXのトレンドでトラフィック量が増加する中、ネットワークは5G化、6G化が進んでいます。

データトラフィックの拡大

引用:令和元年版 情報通信白書 テータトラフィックの拡大|総務省

その結果、ネットワークエンジニアの需要は確実に増えています。

さらに、今やネットワークは電気・ガス・水道に並ぶ「インフラ」です。

底堅い需要が予想されます。

ネットワークエンジニアの将来性はあると言っていいでしょう。

ただし、単純作業な部分はAIやツールに置き換わることが想定されるため、スキルをつけて上流工程や付加価値のある仕事ができるよう取り組みましょう。

スキルと経験があるネットワークエンジニアの年収は高い

ネットワークエンジニアはスキルと経験があれば年収は高いです。

20代で年収750万や30代で年収1000万円といった話も珍しくありません。

そこに到達するには日々の自己研鑽が必要なのは先述した通りです。

努力していける人であれば給料も上がっていきます。

コツコツ努力を積み重ねていける人にはピッタリの仕事だと思います。

転職・独立がしやすい

ネットワークエンジニアは転職やフリーランスとして独立がしやすい業種です。

理由は、自分のスキルがいくらになるかある程度、可視化されているからです。

ネットワークの構築の経験が3年あるから正社員で年収700万といった具合です。

さらに言えば、フリーランスの方が月額単価(給料)は高くなります

正社員で年収700万のスキルがあれば、フリーランスで年収1,000万円を稼ぐことも容易です。

このようにネットワークエンジニアは転職・独立がしやすい業種と言えるでしょう。

未経験からITエンジニアになりやすい職種がネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアは未経験の方にでも門戸を開いています。

ネットワークエンジニアにはネットワークの設計構築・要件定義のようなハイレベルな業務もあります。

半面、ネットワーク運用監視といった未経験者でも取りつきやすい業務もあります。

よって、エンジニア未経験であっても採用している会社は多いです。

なので、未経験だけれどエンジニアになりたい人にはネットワークエンジニアがおすすめです。

高待遇な求人の見つけ方

ネットワークエンジニアは分業化が進んでいるため、未経験OKの求人が多数あります。

ただし、ブラック企業も多くあるため注意が必要です。

おすすめは大手の求人です。

育成制度も整い、待遇も良いため未経験からネットワークエンジニアになりたい方にピッタリと言えます。

マイナビIT AGENTといった知名度の高い媒体に大手求人が集まっているため要チェックです。

注意点としては大手求人は人気なため非公開求人であることが大半です。

無料で利用できるため、相談しておき、見逃さないようにすることが転職成功のポイントです。

ネットワークエンジニアが楽しいと感じるポイント

ネットワークエンジニアが楽しいと感じるポイント

私がエンジニアをしていて楽しかった・よかったと感じたポイントを9個記載します。

エンジニアの魅力を感じていただければと思います。

  • スキルとともに給料は上がっていく
  • 転職市場で高く評価された(転職し年収が100万円あがりました)
  • 新型感染症でも人員整理の対象にならず働けた
  • ある程度スキルがあれば会社への依存度を下げられる(いつでも辞められる)
  • 自己成長・スキルアップを実感しやすい
  • スキルの可搬性・汎用性が高い
  • エンジニアであれば派遣でも最低時給2,000円はもらえる
  • 働いている人にいい人が多い(他人にいい意味で無関心な人が多い)
  • 昨今のITエンジニアブームで少しだけモテた

私の主観だとこんな感じになります。

エンジニア職に求めるものは「お金が欲しい」や「リモートワークがしたい」など千差万別です。

もし、響いたものが一つでもあればネットワークエンジニアも選択肢としてありだと思います。

ネットワークエンジニアを辞めたいと感じた体験談

実際に私がネットワークエンジニアを辞めたいと感じた体験談をお話します。

少し極端に紹介しています。

ネットワークエンジニア負の側面もご理解頂ければと思います。

辞めたい体験談1:36時間連続労働

辞めたいと感じる体験談の1つは長時間労働です。

ネットワークの保守を長年やったことのあるエンジニアなら経験された方も多いと思います。

私の場合は9:00に勤務を始め、終了したのが翌日の21時です。

最初は1本の電話から始まりました。

しかし、私が対応をするにしたがってドンドン属人的になり引き継げなくなってしまいました。

無理やり、引き継いでも確認の電話がかかってくることは明白です。

それならば自分でと、対応しているうちに36時間勤務となってしまいました。

途中、椅子をならべて2時間くらい寝ましたが、全く疲れは取れませんでした。

寝るために並べた椅子

引用:【激務】テレビ番組制作会社に入社した新卒1年目ADの1日を紹介しようと思う|Hatena Blog

ちなみに椅子で寝るときは真ん中の椅子だけ逆向きにすることがおすすめです

体制が安定し、転落防止のリスクも低減できます。

辞めたい体験談2:朝2時に山奥で一人

辞めたいと感じた体験談の2つ目は山奥で一人になった経験です。

当初はデータセンターの作業が18:00~21:00で予定しておりました。

しかし、お客様の回線確認に時間がかかり終了が午前2時。

結果、山奥にあるデータセンターを2時に出て、帰宅することになりました。

しかし深夜2時に山奥から帰宅する交通手段がありません。

運良くタクシーが逆方向から来ましたので無理やり止めて、無事に帰宅できました。

データセンターなどの施設は郊外にあるため、深夜作業後の帰宅はいつも苦労します。

辞めたい体験談3:全然給料上がらない

給料が上がらないことが、退職の直接的な原因になりました。

厳密に言うと、「上がる見込みを感じられなかった」ということです。

私は、ネットワークの運用保守のフェーズで長年勤務してきました。

しかし、ネットワークの運用保守は給料が上がりづらいポジションです。

理由は、人件費の年次予算があらかじめ決められているからです。

結果として、努力してスキルアップしても給料に反映されづらいです。

また、インフラ系の企業の特徴として

「給料を上げるソフトウェア・新機材の導入」

となっているところが多く、エンジニアへの投資は後回しにされがちです。

(あくまで筆者が見てきた企業の範囲での傾向の話です)

そのため給料が上がらず私は退職いたしまいた。

ちなみにネットワークエンジニアとしてのスキル・経験や資格があれば転職は非常にしやすいです。

スムーズに転職でき、年収は100万円アップしました。

ネットワークエンジニアを実際に辞める人のパターン

ネットワークエンジニアを実際に辞める人のパターン

私は、ネットワークエンジニアになりすぐ辞めていくパターンは1つだと思っています。

ずばり「ネットワークエンジニアはコスパ悪すぎ」これにつきます。

ネットワークの最初はとにかく大変です。

  • 業務習得
  • 資格取得
  • 目標設定
  • 人間関係

このように大変なことのオンパレードです。

加えて、給料も最初は高くありません。

そのため結果として大変な割に給料安いと退職していってしまいます。

逆に、大変な時期を乗り切った人は「高給」や「やりがいのある仕事」等メリットを享受できます。

よって、転職することはあっても、ネットワークエンジニアを辞める決断には至らないことが多いです。

ただし、同じITエンジニアでもプログラマーの方がより大変なイメージです。

基礎スキルの習得、業務習得、日々の勉強など全てプログラマーの方が大変です。

そういった意味ではITエンジニアになるにあたってはネットワークエンジニアが一番楽な経路でしょう。

ネットワークエンジニアが合う人の傾向

ネットワークエンジニアに向いている人は勉強熱心な人です。

エンジニアは勉強をすればしただけ、明確に自分に返ってきます。

ただ、ダイレクトで返って来るわけではありません。

勉強の成果は1~2年遅れて返ってきます。

なので、エンジニアになりたての頃は勉強が成果として現れません。

それでも、自学自習を進められる人はネットワークエンジニア適性が大いにあります。

ちなみに、私の感覚だと勉強を継続できるのは5人に1人くらいです。

どんなことであっても、継続するのは難しいことなのです。

ネットワークエンジニアはやめようと思った人へのアドバイス

ここまでを読んで、「やっぱりネットワークエンジニアはきつそうだしやめとこうかな」と思った人もいるかもしれません。

デメリットをよく理解して頂いて出した結論なので、それも一つの立派な選択肢です。

ネットワークエンジニアをはじめIT系の職種は数多くあり、どの職種も総じて人手不足となっています。

また、IT業界は時代の流れに乗った成長産業の代表格であり、おすすめの業界です。

ネットワークエンジニア以外で転職を考える場合も、IT系の職種を検討してみてはどうでしょうか?

サーバーエンジニアやソフトウェアエンジニアなど他にもエンジニアの種類はあります。

未経験からでも目指せる求人も多いマイナビIT AGENTに相談してみましょう。

キャリアチェンジをした後の事例を聞くことができ、具体的にイメージを持てるようになるでしょう。

まとめ

この記事では「ネットワークエンジニアやめとけ」と言われる理由を紹介してきました。

未経験でもネットワークエンジニアになりやすい反面、きつい業務があるのは事実です。

筆者が辞めたいと感じた体験談もぜひ参考にしてください。

ネットワークエンジニアはスキル・経験が身につき年収を上げやすく将来性もある職種です。

ぜひ負の部分も理解した上でネットワークエンジニアを目指すきっかけになれば幸いです。

失敗を避けたい方へ

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ただし、ブラック企業も多くあるため注意が必要です。

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よくある質問と回答

ネットワークエンジニアはやめとけと言われるのはなぜですか?

未経験からITエンジニアになりやすいネットワークエンジニアですが、その反面仕事内容がきついというのも事実です。

長時間労働で複雑な作業が多いにもかかわらず、最初は年収も低いです。

コツコツと努力を積み重ねていける人にはピッタリの仕事ですが、仕事内容や待遇面の観点から「やめとけ」と言われます。

ネットワークエンジニアに将来性はありますか?

ネットワークエンジニアは将来性があり、高年収も目指せます。

ネットワークは電気・ガス・水道に並ぶ「インフラ」となっているため、ネットワークエンジニアの需要は確実に増えています。

20代で年収750万や30代で年収1000万円も珍しくはないため、スキルをつけて上流工程や付加価値のある仕事ができるネットワークエンジニアを目指しましょう。

監修者

18歳で上京し、現在33歳。兵庫県出身。ケータイ販売・光回線営業・ホテルマン・期間工・居酒屋店員と職を転々。現在は、インフラ系SEとして割とまったり就業中。