会社辞めたい時はどうすれば良い?人事担当が教える辞めたい理由と対処法

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「会社辞めたい・・・」と心にモヤモヤを感じていませんか?

さらに筆者は人事を10年経験してきたため社員から、

「会社を辞めたい」という悩みを何度も聞いてきました。

筆者も辞めたいけれど転職先のイメージがなかったり、本当に辞めていいのか悩んだりしてモヤモヤした経験があります。

そのような経験からお伝えすると会社を辞めたいと感じたときに感情のまま行動をすることは避けた方が無難です。

単なるネガティブな感情だけで行動すると短期的には改善するかもしれませんが中長期的に見ると単なる逃げになるケースが多いためです。

実際に、会社が嫌で退職した人は次の職場も短期で離職する事例をよく聞きます。

この記事では会社を辞めたいと感じるよくある理由について知ることができ対処方法を知ることができます。

会社を辞めたいけど辞めていいか悩んでいる方は必ず最後まで一読して後悔のない選択をしてください。

会社辞めたい時はどうすれば良い?一度自分自身を見直すことも大切

「会社を辞めたいときはどうしたら良いの?」と悩んでいる方も多いです。

会社を辞めたいと思い詰めているなら、人生全体を見直す時期に来ていると言えます。

仕事を辞める前に、まずは一度

  • 自分自身がどんな仕事をしたいのか
  • 自分の理想の働き方はどうなのか

自分自身の価値観を改めて書き出すことをおすすめします。

どうして会社を辞めたいと感じるのか、価値観を見直すことが出来たら次は現実とのギャップを考えます。

次は、仕事をしていく上で大切な考え方と理論について解説します。

筆者のおすすめはサニー・ハンセンの4L理論を活用することです。

サニー・ハンセンの4L理論から価値観と現実のギャップを知ろう

人生は仕事だけで完成するわけではありません。

サニー・ハンセンは著書である「総合的人生設計」において4L理論を提唱しています。

4Lとは、

  • 仕事(Labor)
  • 学習(Learning)
  • 余暇(Leisure)
  • 愛(Love)

の4つを指します。

人は、様々な価値観が有しますが上記の4つのL(4L)を価値とする方が多い傾向です。

あなたは4Lの中で何を大切にして過ごしたいですか?

仕事100%の方もいれば全て1/4と等分になる方もいるでしょう。

まずは自分の価値観を理解し、いまの働き方と照らし合わせて辞めるべきかどうか検討しましょう

もし、大きく乖離しているのであれば我慢せずできる限り早く転職することをおすすめします。

「会社を辞めたい理由ってどんな理由があるの?」

と気になる方もいると思います。

次は会社を辞めたい7つの理由について紹介します。

会社を辞めたい理由とは?人事が解説する本当の退職理由7つを紹介

「どんな理由でみんな会社を辞めたいと思うのかな」と気になりませんか。

ですが社員が会社を辞める際、本当の理由を聞くことは少ないでしょう。

筆者は人事を10年ほど経験してきました。

退職面談を通して会社の本音を何度も聞いてきましたので最も多かった理由をランキングとして紹介します。

会社を辞めたいと思うのは人間関係が一番多いです。

ただでさえ仕事で疲れているのに、そこに人間関係の悩みが加わると一気に退職したいと思うようになるためです。

また、会社の体制や体質に対する不満が退職理由には多くあります

会社を辞めたい理由は様々ですが、まとめると以下の理由になります。

  • 理由1:人間関係が悪すぎる
  • 理由2:残業が多すぎて疲れた
  • 理由3:給料が安い
  • 理由4:勤務地が遠い
  • 理由5:会社の体質が合わない
  • 理由6:評価されない
  • 理由7:仕事がつまらない

それぞれについて解説します。

理由1:人間関係が悪すぎる

人間関係が悪すぎるという理由で退職をする人は後を絶ちません。

人間関係が悪いと会社に足を運ぶのも嫌だという状態に陥ってしまうためです。

さらに人間関係の悪さを理由に退職していくのはベテランから新入社員まで幅広い年齢が特徴です。

ベテランの方でも「いままで我慢してきたけれど限界が来てしまった」と退職されていきます。

新人は人間関係が悪いと業務に慣れるまでに見切りをつけて辞めてしまうこともあります。

ただし、人間関係の悪さで退職をすると計画的な転職ができず職歴に傷を残す可能性があります

そこで人間関係の悪さを解消するための方法について解説します。

異動で人間関係をリセットする方法もおすすめ

人間関係の悩みを解決するために会社を辞める前に、異動を検討しましょう。

人事異動をすることで、上司や同僚、取引先と全ての人間関係をリセットできます。

そのため人事異動によって元気になる方も多くいます。

このように人間関係の悪さに耐えられない人は転職の前に異動で部署を離れるようにしましょう

人事異動ができるなら会社を辞めずに済み、経済的なダメージもありません。

実は人間関係に敏感な人は周囲の感情を汲み取って仕事を進めることができるため調整役を務めることができる貴重な人材です

会社側が「仕事のできる人は失いたくない」と判断して異動を承認することも多くあります。

理由2:残業が多すぎて疲れた

「また今日も残業か。ここのところ毎日だな」と残業が多いと疲れがたまります。

残業は体力だけではなく精神的な余裕も奪っていきます。

人によって残業量の許容は変わってきますが毎日3時間以上の残業があるような会社は気をつけましょう

筆者は毎日3時間以上の残業と休日出勤を経験していますが、逃げ場がなく精神的に追い込まれた経験があります。

残業代を多く貰っても仕事が続けられなくなると生活が成り立ちません。

会社の体質自体が残業を容認していれば他の部署に行っても残業漬けになる可能性が高いです。

残業で体やメンタルが壊れそうという方は転職を検討してください

理由3:給料が安い

給料が安いとその理由だけで「何のために一生懸命働いているのだろう」と悲観的になってしまいます。

給与は仕事に対する対価と考えることもでき、給与が安いと自分自身の価値を否定されたように感じてしまうでしょう。

給与明細や銀行の振り込みを見るたびにモチベーションが打ち砕かれるような会社に勤務するのはやめておきましょ

40代以降になると薄給のストレスが増してきます。

勤務年数が重ねれば給与が上がることを期待している人もいますが、昇給テーブルがしっかり決まっている場合もあります。

その場合は早めに確認しましょう。

給与は会社ごとに上限が決まっていることも多く、その場合は転職しか給与アップの方法はありません

理由4:勤務地が遠い

会社までの通勤距離が遠いと仕事に行くだけで消耗することになります。

勤務時間よりも遥かに早く起きて仕事に向かい、満員電車に乗って会社に行く必要性があるためです。

また、仮に車通勤が出来たとしても朝眠い中で渋滞した道を行くことになるためストレスになります。

勤務地が遠い場合は、自宅近くの事業所に異動させてもらえないか等を人事部や上司に相談してみましょう。

会社に社宅などがあれば社宅から会社に通う方法も検討しましょう

家と職場が近い方がストレスが少なくなります。

新型感染症の影響で在宅勤務を導入している先進的な企業も増えています。

柔軟な企業では在宅勤務を取り入れていますが古い企業体質では経営陣が刷新しない限り変わらないでしょう。

「通勤がしんどい」という方は在宅勤務可能な求人を受けてみましょう

柔軟な会社へ転職できるチャンスとなります。

理由5:会社の体質が合わない

「入社してからずっと会社の体質と合わないと思ったいた。我慢してきたが限界だ」という方はいませんか?

会社の体質が合わないと思いながら勤務していると、メンタルを害する可能性があるため良くありません

特に新卒で同じ会社に10年近く勤務されている方に多い症状です。

新卒のため他の企業を知らず頑張ってきたがある日突然限界がきて退職をされてしまうというケースです。

会社の体質が合わないと思ったら「どういった企業風土・体質が自分に合わないのか」を分析しましょう

経営者がワンマンすぎてしんどいという問題や、反対に自由すぎてどう仕事を進めればいいか分からないといった問題があると思います。

自分に合った体質や社風の会社を考え抜くようにしましょう

理由6:評価されない

仕事が評価されないと会社を辞めたいと感じてしまいます。

これ以上努力をしても無駄だと感じてしまうためです。

会社に行くことで給与は保障されている状態ですが、それだけでは虚しさを覚えてしまう人も多いのではないでしょうか。

仕事で評価されない場合には上司と評価について徹底的に議論することが重要です。

筆者は仕事上の評価に納得がいかない場合「なんでS評価じゃないんですか!?」と上司に徹底的に抗議しました。

もし、仕事の成果に対して公平な評価を望む方は完全な成果主義の会社に転職することがおすすめです。

年功序列の文化がある企業ではどれだけ成果を出しても公平な評価をもらうことはできずストレスが溜まる一方でしょう。

成果主義の企業では「◯◯を達成したら給与を◯円にしてください」と決めることもできます。

実際、そちらの方が大変ですが能力も成果も付くと筆者の経験から感じます。

理由7:仕事がつまらない

仕事がつまらないと感じてしまうとモチベーションが下がってしまいます。

仕事をつまらないと思った瞬間から仕事がただの作業に感じたり「少し手を抜こう」と考えるようになるためです。

作業をするだけでは創意工夫はなく、何も得るものはありません

「仕事がつまらなかったな」と感じる日が増えるだけです。

自分に与えられている仕事の中で面白さを感じる部分を探す工夫をしてみましょう

仕事の楽しみは自分で見つけるものですから、他人は教えてくれません。

先輩や競合他社、海外の事例などと比較してみるのも手です。

ところで「次こそ自分に合った仕事を探したい」と考えていませんか。

仕事探しは適職診断がおすすめです。

簡単な質問に回答するだけでどんな仕事が向いているのか、など知ることが出来ます。

適職診断で自分の強みや適性が見えれば今の会社とのマッチ度も見えてきます。

また、転職エージェントにキャリア相談をすることもおすすめです。

「これまでのキャリアからどんな職種が向いているのか」

「理想の働き方を実現するにはどうしたらいいのか」

について親身にアドバイスしてくれるため、転職検討段階での相談もできます。

仕事を探す前に適職診断とキャリアカウンセリングを受けることをおすすめします。

詳しくは次で解説します。

仕事探しは適職診断やキャリアカウンセリングの利用がおすすめ

仕事を探す前に必ず適職診断・キャリアカウンセリングをしておきましょう。

会社を辞めたいと思うほどまでに悩むようになってしまった原因は、

「どんな仕事やどんな環境に向いているのか」についてしっかりと自己理解が出来ていなかったためです。

強みを活かせる職場や仕事内容に付けばそれだけで働きやすくなるでしょう

自分にあった仕事探しは以下の方法があります。

  • 適職診断で自分にあった仕事探しをする
  • 転職エージェントの無料キャリアカウンセリングを受ける
  • 外部との交流をする
  • 「働きたい」と思える求人に出会えたら退職しよう

それぞれについて解説します。

適職診断で自分にあった仕事探しをする

「仕事が忙しすぎてキャリアカウンセリングに行く時間がない」という方はリクナビNEXTのグッドポイント診断がおすすめです。

参考:グッドポイント診断 | 転職なら【リクナビNEXT】

リクナビNEXTのグッドポイント診断は自宅で自己分析ができる便利なツールのためです。

質問に答えていくだけでどんな仕事が向いているのかを教えてくれます

リクナビNEXTに登録すると無料で活用することができます。

>リクナビNEXT無料登録はこちら

所要時間は30分ほどですが、細かな分析も行ってもらえます。

自宅で自己分析をしてみたい方はぜひ活用しましょう。

筆者も何回か診断していますが、的中していると感じています。

転職エージェントの無料キャリアカウンセリングを受ける

自己分析をしたいと考えている方は、転職エージェントでキャリアカウンセリングを受けるのもおすすめです。

転職エージェントは登録した転職希望者がどんな転職をしたいのかを聞き出し、無事転職させることが仕事です。

そのため、転職エージェント登録後の面談時には本人の転職動機をしっかりと確認してくれます

おすすめの転職エージェントはリクルートエージェントです。

リクルートエージェントは業界最大手の転職エージェントであり、多くの転職者を支援してきた実績があるためです。

求人数が多いだけではなくキャリアカウンセリングにも定評があり、

「これまでのキャリアからどんな職種が向いているのか」を考えるだけではなく理想の転職を実現する方法について教えてくれます

また、キャリアカウンセリングの時間は1時間程度ですが、悩むたび親身に相談に乗ってくれます。

何度もキャリアカウンセリングを受けることもできるため、転職で悩んでいる方におすすめのエージェントです。

>リクルートエージェント無料カウンセリングはこちら

外部との交流をする

仕事を辞めたいと感じ始めたら社外の方と積極的に交流を持ってみましょう。

社外に目を向けてると魅力的な仕事内容や同じ仕事でも熱量を持って取り組む方がいるなど刺激を受ける機会が多くあります

意外と社内の常識は通用せず考え方も自然と柔軟となってきます。

外部からの情報を得ることができれば

「いまの仕事はまだ良い方なのか…」

「問題の先送りは良くない。早く転職しよう」など客観的な見方ができるようになります

具体的に交流する方法は、勉強会やセミナーに参加する方法があります。

筆者は関西の経営者協会で他の企業で人事を務める方たちと情報交換をしていました。

「他の会社の人事部も似たような苦労をしているな」と思いました。

オンラインサロンに参加するという方法もあります

仕事を早く進める方法やモチベーションを保つ方法などを得るようにしましょう

「働きたい」と思える求人に出会えたら退職しよう

会社を辞めるタイミングですが、働きたいと思える求人に出会えるまで退職は避けましょう

ノープランで会社を退職しても暇を持て余すだけになる可能性が高いためです

また、理想を言えば次の会社が決まってから退職する方がよいです。

失業保険を貰いながら転職する方法もありますが失業保険は90日でなくなります。

無職になると収入の不安から妥協した転職をすることにもなりかねません。

妥協で会社選びをすると短期の再転職にもつながります。

転職で妥協しないためにも次を決めるか、働きたいと思える求人が出てくるほど分析が進んでから転職することをおすすめします。

次は、会社を辞めたいと思ったときにしてはいけないことを伝えます。

会社を辞めたいことは周囲に悟られないようにしよう

会社を辞めたいと思っていることを会社の人間に悟られないようにしましょう。

なぜなら、転職を妨害される可能性があるためです

また、仮に転職が上手くいかず現職に残留する場合にもマイナスになります。

「会社を辞めたいなんて思いながら仕事してるから、こんな仕事ぶりなんだな」

と周囲からどんな仕事をしても認められない状況にもなりかねません。

本当に転職が決まるまでは転職の意思を周囲に悟られないようにしましょう

同僚などにも伝えない方が無難です。

心に留めておきましょう

ところで「会社を辞めたいけど、辞めたいと言えない」と悩んでいませんか。

次は、会社を辞めたいと言えない方への対処法について解説します。

会社を辞めたいと言えない場合の対処法

もし、会社を辞めたいにもかかわらず辞められない場合は退職代行の利用も検討しましょう。

職場によっては退職願を保留にされたり同僚が自宅まで呼びに来たり、引き継ぎ相手がおらず辞められなかったりと、退職が出来ない方も多くいます

その場合は迷わず退職代行を利用しましょう

職業選択の自由は憲法で守られています。

社則がどうであれ退職できないことはありえません。

筆者のおすすめは労働組合が運営する退職代行SARABAです。

本来、退職代行は弁護士か労働組合しか行えません。

弁護士と労働組合以外が行うと非弁行為という犯罪行為となるためです。

労働組合が運営する退職代行SARABAを活用して、ストレスなく退職を行いましょう

>退職代行SARABA公式サイト

まとめ

今回は、会社を辞めたいという場合の対処法について解説しました。

会社を辞めたい理由は以下の通りです。

  • 理由1:人間関係が悪すぎる
  • 理由2:残業が多すぎて疲れた
  • 理由3:給料が安い
  • 理由4:勤務地が遠い
  • 理由5:会社の体質が合わない
  • 理由6:評価されない
  • 理由7:仕事がつまらない

会社を辞めたいと思うほど思い詰めている場合は自分自身がどんな仕事をしたいのかなど、人生全体を見直す時期に来ているということです。

サニー・ハンセンの4L理論やリクナビネクストのグッドポイント診断、リクルートエージェント活用で適職を見直しましょう。