人事の仕事内容とは?やりがいや向いている人についてわかりやすく解説

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人事の仕事を検討している人は

「人事の業務内容とは何?わかりやすく具体的に知りたい」

「人事の仕事に必要なスキルや年収相場を知りたい」

「人事と総務の仕事内容の違いを知りたい」

と気になっていませんか。

筆者は大手を含め、4社で約10年ほど人事の仕事をしてきました。

人事の代表的な仕事内容を挙げると、

  • 人材の採用や育成
  • 人事異動や配置
  • 人事評価
  • 給与計算

などがあります。

ですが人事の仕事は多岐にわたり「これが人事の仕事」というのは難しいです。

人に関して必要な仕事であれば何でも人事の業務になり得るためです。

この記事でわかること

  • 人事の仕事内容
  • 総務や労務との違い
  • どんな時に人事のやりがいを感じるか
  • 人事が向いている人の特徴

人事の仕事について詳しく知りたいという方はぜひ最後までご覧ください。

人事の仕事内容とは?

人事の仕事内容は、社員の働く環境整備をして企業の利益を最大にすることです。

つまり社員が安心して働ける仕組みをつくり、会社という組織を運営していきます。

具体的には、以下のような業務が挙げられます。

  • 採用
  • 人材育成
  • 人事評価
  • 労務管理
  • 制度企画
  • コンプライアンス等の啓発
  • 安全衛生管理

それぞれについて、詳しく解説します。

採用

人事の最重要業務に、人材を採用するという仕事があります。

具体的に、採用は新卒採用と中途採用の2つに分けられます

日本企業は新卒採用を行う企業がまだまだ多数派であり、毎年新入社員を入れることで組織の新陳代謝を促しています。

新卒採用業務は毎年発生するため、ルーチンワーク的な側面を持っていますが優秀な人材を発掘するための重要な業務でもあります。

「将来会社を背負って立つ、育成するべき幹部候補の若者」を長期的な視点で採用活動をします。

ジョブ型雇用移行や新卒採用の見直しなどが叫ばれていますが、まだまだ日本企業が新卒採用を重視する傾向は変わりません。

新卒採用は組織に新しい風を吹き込むというメリットだけではなく、新卒採用は優秀な若者を一気に特定の時期に採用できるというメリットも保有しているためです。

一方で中途採用に関しては、経験を持った即戦力をいかにお得に獲得して、短時間(3週間以内くらい)で戦力化できるのかに主眼に置きます

新卒は3年という投資期間を経て戦力となりますが、中途採用者が3週間で戦力化を目指すため、応募者を適切に見極めることが必要とされます。

採用計画に基づいて募集から選考、採用などの入社手続きまで人事が事務手続を行います。

人材育成

人事において人材育成は採用に次いで重要な仕事です。

人材育成が成功しなければ企業の戦略が成功することもあり得ないためです。

以下のような種類の人材育成手法を用いて人材を育成します。

  • OJT
  • OFFJT
  • 外部研修
  • 交流会参加
  • 支社に短期修行に出る
  • 工場で試用期間中にラインで仕事をする
  • 管理職研修
  • 就業規則の暗記研修

研修は新卒から中途採用者に対する初期研修だけではありません。

職場において人材育成を担う管理職と一緒にできるレベルアッププログラムを考えたりもします。

そのため係長などの幹部候補生に対しても研修を実施します。

社員が自立して仕事ができる人材に成長するような仕組み作りをすることも人材育成の中に入ってきます。

人材育成の仕組みづくりに成功すれば、

「人事としての能力がある」と経営層に評価されやすいため、人材育成には積極的に取り組むようにしましょう

「評価のために仕事をしているんじゃない」

という人事の方もいますが、人材育成事はやりがいがあるので全力で取り組むことをおすすめします。

人事評価

人事評価業務はある意味、会社全体から恨まれる仕事です。

人事評価は各部門の管理職から社員のデータをもらい、仕事の成果に最終評価を付けるためです。

評価の最終決定は人事がするので、悪い評価をつけられた社員からすると

「人事のやつらが俺の評価を不当に下げやがった!こんなに頑張って仕事をしたのに何を見ていたんだ!」

と評価に納得のいかず、人事部に怒鳴りこんでくる人もいます。

ですが従業員数が1万名を超えるような大企業においては、管理職に悪い評価をつけていたとしても人事部の力が強い傾向にあります。

余談にはなりますが、評価に納得がいかなくて怒鳴りこんでくるような社員は評価以外にも大量の不満を抱いており、たいてい会社を辞めていきます。

あまりにも低い評価がついている社員がいれば改善計画の提出を管理職に命令するなどして評価改善に向けた行動を起こすようにしましょう。

制度の見直しや運用方法の見直しなど評価制度の保守作業は絶対に必要なことだと言えます。

ですが人事の仕事は、第一に社員が快適に働ける環境を整備することです。

辞める社員が出るということは、同時に人事の役割ができていないということになります。

会社が採用した「お金をかけて教育し戦力化している社員が、不平不満を持って退職していく」

ということで人事が会社に1,000万円近い大損害を与えたとも言えるためです。

人事としては、社員が納得して勤務できるような制度を作成したり、労働組合などを通じて

「社員が納得できるように、どのような評価制度と結果であれば満足できるのか」

などを聞き出すことも重要です。徹底的に議論し評価制度を改善する必要性があります。

人事評価の業務は社員の評価を文字通り決定していく業務ですが、結果的には社員の一生を左右する仕事となります。

労務管理

労務管理は給与計算・社会保険適用・労働保険適用などの法律的・定型的な仕事を処理する業務です。

また、就業規則改変などを人事制度企画の担当者と話し合いながら決めることもあります。

労務管理に関しては適切な処理ができていなければ労働基準監督署や警察署から逮捕・起訴される可能性のある業務です。

労働基準法をよく勉強して事務処理をする必要性があります

また、従業員と会社で訴訟トラブルがあった際には労務担当者も一緒に起訴されることが多々あります。

最も訴訟リスクの高い業務であるという認識をしておきましょう。

「訴訟を起こされたらどうしよう」と恐怖を感じている方もいるかもしれません。

労務担当の方は以下のような形で、労務スキルを習得しておくと良いと言えます。

  • 判例を調べる
  • 労働基準法を本で勉強する(社労士過去問集でもOK)
  • 他社の人事と情報交換会を実施してノウハウを集めておく
  • 経営者から許可をもらい就業時間中に注目の労働裁判を見るため裁判傍聴などに行く
     (口頭弁論や刑事訴訟と民事訴訟の根本的な違いや裁判の流れについて知っておく)
  • 経営者協会や弁護士主催セミナーに参加し知識を蓄えておく
  • 顧問弁護士がいれば顧問弁護士に気になることをメール等で普段から相談する

「従業員に民事訴訟を起こされた」

「労基法違反で警察署・労基署に逮捕されて裁判を起こされた」

そんなときのために反論、和解の仕方や顧問弁護士との連携の進め方のフローを用意しておきましょう。

特に弁護士と提携して様々な戦いを主導するのも労務担当者の仕事です。

労務管理はトラブルが起こった瞬間に対処する初期消火が重要なので、独特の勘も必要とします。

法律的に問題はないかだけではなく、社員のタイプを見て対応を変えるなどの臨機応変な対応を求められることもあります。

なお、裁判が起こったら地裁と高裁で3年間は時間がかかります。

また、もしも最高裁までもつれるような事件を起こせば10年近く解決に時間がかかることも起りえます。

緊張感をもって業務を進めましょう。

制度企画

制度企画は人事制度の変更を行う業務であり上級者向けの仕事です。

会社の人事制度を変えることは、会社のあり方をそのまま変えることになるためです。

制度企画は係長級以上の部員が担当することが多いですね。

経験がないと任せてもらえない仕事です。

昨今では以下のことが重要視されています。

  • 同一労働同一賃金への対応
  • ジョブ型雇用(メンバーシップ型雇用の限界)
  • 採用のリモート化に伴う課題解決

上記のように多岐にわたる種類の制度改革が重要視されています。

これからの時代にふさわしい制度を作ることが大切です。

また一度作ったら終わりではなく何度も何度も改善を重ねる必要性もありますね。

コンプライアンス等の啓発

昨今ではコンプライアンス違反に対して非常に厳しい世の中となっています。

人事としてコンプライアンス順守のための啓蒙・啓発活動も仕事となっています。

コンプライアンスとは企業の社会的責任を指します。

過去には食品会社による産地偽装問題などがあり、

「コンプライアンス違反をすることでマスコミに盛んに取り上げられる」

と言えるため、企業でもコンプライアンスを重要視するようになりました。

企業のイメージが悪化するだけではなく株価が下がって株主に迷惑をかけてしまうこともあります。

最悪、倒産につながることもあり得ます

コンプライアンスを意識して仕事をすることの重要性を伝え実践させるのが人事の仕事です。

安全衛生管理

人事にとって安全衛生管理は業務の要です。

安全衛生管理とは仕事中の社員に

  • 絶対ケガをさせないこと
  • 絶対死亡させないこと

を目指す仕事です。

労災などを代表とする会社の都合によって従業員がケガを負ったり死亡することがあってはならないためです。

会社は従業員を8時間拘束する代わりに就業時間中100%従業員にケガを負わせてはなりません。

安全衛生管理の責任を果たすために工場巡回や安全衛生パトロールをします。

社員が仕事中にケガをする企業には未来がありません。

ここまで人事の主な業務内容について詳しく解説しました。

人事の課題の多くは、現場から苦情となって出てきますが、現場と同じ目線で仕事をしていては解決できないケースばかりです。

また、どんな業務においても

「会社全体を見て判断する」というクセをつける必要性があります。

次は、人事と総務・労務の違いについて解説します。

「人事ってどんな仕事?」総務・労務との違いについて

「人事の仕事はわかったけど総務や労務とは何が違うの?」

と疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。

実際に人事を経験し総務・労務の仕事も見てきた筆者が解説していきます。

初めに総務との違いから見ていきましょう。

人事と総務の違い

人事と総務は同じ部署でまとめて総務人事となっている企業もあります。

一方で、総務と人事でそれぞれが独立しているケースも多々あります。

ぞれぞれが独立している会社の場合、人事は基本的に人の待遇や成長を見守る役割で、総務は設備を含めた整備を行います。

人事は人を見て、総務は設備を見ることで無理やり業務を分けるやり方です。

ただし、安全衛生管理の分野などは人事と総務が協力して行う必要性があるのでケースバイケースで協力し合うことが重要です。

具体的に、人事は以下の業務を行います。

  • 採用
  • 人材育成
  • 評価制度運用
  • 制度企画

一方で総務は

  • 本社事務所の賃料の交渉
  • 非常事態用の食糧備蓄
  • 本社の社屋や工場設備の改修(例:屋根の雨漏りなど)

などの改修などを行います。

地味かもしれませんが総務も会社を支える屋台骨として重要です。

人事と労務の違い

人事は会社の未来を創る仕事であり不確定要素が強い特徴があります。

一方で労務は決まったルーチンワークを的確に処理していく仕事です。

より具体的に紹介すると、

「人事の仕事はこれをやったら正解」というものがひとつも存在しません。

そのため実際にはほとんど手探りで進めていくことになります。

労務担当者は法律などの制限がある中で会社にとって最もベストな選択肢を選ぶ仕事です。

つまり人事担当者が正解のない世界で業務をするのに対して労務担当者はその業務内容のほとんどが

「本を読んだら書いてある」

「すでに裁判を起こされて判例解説まで出ている」

というケースが大半です。

労務担当者は複雑な事務処理が頻発して大変ですが、他方ではすでにお手本があるので気持ちは楽ですね。

ただ、労務管理の仕事もトラブルを事前に火消できるような対処力を身に着けるという意味では10年くらい経験を積む必要があります。

次は、人事のやりがいを感じる瞬間について解説します。

人事の仕事にやりがいを感じる3つの瞬間について紹介

人事の仕事は配属から定年退職まで褒められることがほぼないと言っても過言ではありません。

というのも、人事は「完璧にできて当たり前」という認識を経営者はしているためです。

そのため「良くやった」と褒められない代わりに以下のような瞬間にはやりがいを感じます。

  • 社員の成長を実感できたとき
  • 採用した社員が活躍しているとき
  • 評価制度が優秀だと内外に褒められたとき

それぞれについて解説します。

社員の成長を実感できたとき

人事は社員の成長を実感できるところに仕事の大きなやりがいがあります。

例えば、ずっと研修を行っていて社員が会社の方針を理解して実行してくれたときなどはうれしいです。

また、入社時からずっと見てきた人材がリーダーを任されたり責任のあるポジションを得ると「良かったなあ」と思えます。

採用した人材が配属先の部署の管理職から「〇〇君すごく頑張ってるよ!」という声が聞けたときもうれしいですね。

採用した社員が活躍しているとき

人事をやっていてよかったな、と感じる瞬間は採用した社員が活躍しているときです。

例えば、評価面談などを行っているときに社員が

「こんな実績ができました!」

「自信をもてるようになりました」

と言ってくれる瞬間がとても頼もしくてうれしいです。

特に新卒採用で右も左も分からなかった若手が様々な仕事を任されて活躍しているときはうれしいですね。

評価制度が優秀だと内外に褒められたとき

人事のやりがいとして大きな名誉になる部分ですが、自分の取り組んだ人事評価制度が内外から賞賛されたときはとても大きなやりがいを感じることができます。

他の会社の人事仲間から

「参考にしたいから資料を下さい」と言われたときや、うまく評価制度が機能して会社の収益と社員の頑張りの両面を満たせたときもやりがいを感じられます。

反対に新しく作った評価制度がいまいちだと何度も修正を経営者や管理職に打診されてしまうので激しく苦労することもあります。

明確な成功はありませんが、自分が1から頭を絞って何度も現場に足を運んで作った制度が認められた時は報われたなあと思えます。

次は、人事の役割について解説します。

人事の重要な役割とは

「人事ってそもそも必要?いらないんじゃないの」

という声を聞くこともあります。

身もふたもない話をしてしまえば、利益部門ではないので人事部がなくなったからといって会社は倒産しません。

ただし、会社を守ることができる人材がいなくなります。

人事の重要な役割として、以下の役割があります。

  • 組織を俯瞰して改善する
  • 経営者と現場の社員をつなぐ橋となる
  • 統率を取る人がいなくなる

それぞれについて解説します。

組織を俯瞰して改善する

人事の役割の1つは組織を俯瞰して徹底的に改善をして会社の収益をアップしていくことです。

例えば、人手不足の現場があるとします。

現場の係長は人手が不足すると、「人を増やせ」と人員増の届け出を次から次へと書いてきます。

現場と同じ目線で人手不足の事象を見ると

「新しく人材の採用をすることで人員不足を解消することがベストだろう」という結論になります。

ですが、人事部は他の部署の残業時間データや人員の過不足を見ることができます。

つまり、残業の少ない現場や残業時間の少ない本社の社員を現場に出すことで

採用経費をかけずに人事異動で人手不足を解決する」ことができます。

現場目線を持つことも大事ですが、組織全体を俯瞰して見ることも大切です。

人事異動によって采配することの方が長い目でみると経費を下げてより大きなシナジーを生むことができるのです。

人事には鷹の目をもって会社組織全体をグルっと見て回れる高くて広い視野が必要です。

経営者と現場の社員をつなぐ橋となる

人事は経営者と現場の社員の間にたって、橋のような役割を果たすことになります。

「こんなことを社長に行ったら首になるかもしれないから言えない」

というような現場の不満や改善案を人事にぶつけることで一種の緩衝材やガス抜きになるためです。

人事の仕事は社長に現場から不平不満の報告が行く前に改善案を立てて、社長によりよい改善案を選択してもらうことです。

そのため現場の不平不満を聞くことは何より重要な役割になります。

一方で現場社員の中には改善案なき不平不満をひたすら話すことで納得がいくというタイプの方も多くいます。

そういった方のケアも人事の役割となります。

統率を取る人がいなくなる

人事がいなくなると組織全体の統率を取る人がいなくなります。

さらには責任を取る人もいなくなります。

例えば人事異動の一つをとっても労働基準法や判例などから会社のこれまでの慣習を踏まえて実行していく必要性があります。

実際、筆者が新卒時に人事をしていた会社は吸収合併を繰り返していく中であっさりと人事部長を更迭・解雇していき、部の要がいなくなりました

しかし、その後は社内の人事異動がらみで重要人物の退職などのトラブルがよく起こりました。

人事がいれば訴訟に発展しても対応は人事部が行いますが、いない場合は各部署のトップが裁判の対応します。

様々なトラブルを現場で処理することになり、人事がいなくなると組織全体の統率を取る人がいなくなると言えます。

次は、人事に向いている人の特徴について解説します。

人事の仕事が向いている人の特徴について解説

人事の仕事が向いている人は、前向きにひたすら明るく問題に対処できる人です。

人事の業務でいちいち暗くなっていたら身が持たないからですね。

具体的に、以下の人は向いていると言えるでしょう。

  • 前向きでタフな人
  • 法律に明るい人
  • ネアカな人

それぞれについて解説します。

前向きでタフな人

人事に向いている人はとにかく前向きでタフな人です。

裁判になったり労働組合に責められても微塵も苦しそうな顔を見せてはいけないためです。

また、採用面接のときも本当に心からいい笑顔をする必要性があります。

ブスっとしたしかめっ面ではいい人材は採用できません。

筆者は4社で人事を経験していますが、人事部長クラスは政治家なみに良い笑顔をしています。

見ただけで「あ、いい人そうだな」と思わせる笑顔は人事には必須です。

前向きでタフな人、笑顔の素敵な人が人事には向いています。

法律に明るい人

人事には法律に明るい人が絶対に必要です。

特に労務管理や人事制度企画に関しては法律に明るくなければ、

「最終的には訴訟になったり、新聞記事で叩かれたりする」確率が高くなるためです。

「何気なくやったことが実は犯罪行為だった」

ということで経営者や人事部長(人事部長・総務部長は経営者と同じ立場と警察・検察に判断されます)が逮捕・書類送検されることは珍しいことではありません。

違法な時間外労働をさせたホテル運営会社が労働基準監督署に書類送検になったニュースがあります。

参考:違法な時間外労働させた疑い ホテル運営会社を書類送検

このニュースでは、一緒に総務部長も書類送検されています。

もしも書類送検後に起訴されて有罪判決が下れば前科がつきます。

社員が不満を抱けば民事訴訟を起こされることもありますし、法律的なリスクは常に考えて仕事をする必要性があります。

法律に明るいということは企業を守るだけではなく自分の身を守るためにも重要なことなのです。

また、会社の経営方針が法律に反していたり明らかに悪い方向に進んでいる場合に勇気をもって

「これは犯罪になります。やめましょう」

と経営者に進言するのも人事の役目です。

おかしいものは「おかしい」と言える勇気と知識を持ちましょう。

根が明るい人

根が明るい人は人事に向いているでしょう。

人事は人の給料や健康状態を把握したり、果てはリストラを敢行するなどネガティブな仕事が多くなるためです。

リストラされてポジティブな人は見たことがありません。

社員のネガティブな感情にぶつかっても明るく生活していくことが重要です。

人事部にいると社員は暗くなっていく傾向にあるため、

「最初からとにかく明るいという人でなければ入社してから続けていくことは無理」だと言えます。

リストラされる社員の言動や左遷される社員からのネガティブな雰囲気に触れても明るい心で業務を乗り切っていくことが重要です。

「人事の仕事って楽そうに見えるけど辛いの?」

という質問を筆者は20回ほど同僚から受けたことがあります。

次は、人事の仕事のつらい、つまらないポイントについて解説します。

人事がつらい・つまらないと感じるポイント

「人事の仕事はつらいな、つまらないな」と感じるポイントもあります。

残業などが営業部門や研究開発部門に比べれば少ないですが、つらい仕事としてはリストラ業務やうつ病となった社員と面談するなどの業務です。

「なんでこんな事をしなくてはならないのか」と感じることも多々あります。

また、つまらないと感じる業務内容としては給与計算や社会保険適用などの決まりきったルーチンワークです。

同じことを何度も繰り返す作業はつまらないと感じて苦痛となることもあります。

もし、人事以外の部門を検討したい方は営業部門や工場の総務をおすすめします。

営業部門は同じことの繰り返しにはならないですし、売り上げを立てるという前向きな仕事ができます。

工場の総務などは本社人事部門とは異なり現場の社員をサポートする仕事なのでリストラ業務などの辛い仕事は少ないです。

人事の仕事がつらい・つまらないと感じる人は前向きな仕事ができる部門や職種を選ぶと良いでしょう。

実際問題として人事部門は意外とメンタルを病んでいる人が多いです。

合わないと思ったら異動するのも手です。

次は、人事の求人探しのコツについて解説します。

人事の求人探しのコツ

ここまで読んでいただき、人事に転職したいと考えた方はぜひ、転職エージェントを活用してみましょう。

人事に欠員が出たということをバレたくないので経営者はひっそりと探せる転職エージェントに求人を出すためです。

また、質が高く会社にマッチした人材を探してもらうためにも転職エージェントが活用されます。

筆者としては特に以下の転職エージェントがおすすめです。

  • MS-Japan
  • doda

MS-Japanは管理部門に特化した転職エージェントです。

登録者は人事職などの管理部門の内定を狙うことが前提の転職エージェントとなっています。

>MS-Japanはこちら

また、dodaは管理部門求人が多く登録されておりおすすめできます。

dodaに関しては求人掲載する企業側も、

「何となく大卒のインテリ層を採用するならdoda」

という認識で活用しているため人事職求人が多々あります。

doda
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求人数約147,000件
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年代20代~50代以上
年収200万円~1,000万円以上

求人数の調査日:7月19日現在

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人事の仕事は求人掲載型の転職サイトやハローワークに登録されることは少ないと言えます。

転職エージェントの活用は積極的に行うようにしましょう。

人事は未経験でなれる?

人事は採用担当者の仕事であれば、未経験からでも十二分に狙うことが可能です。

理由として、採用担当者を採用する決め手は人柄だからです。

採用担当者の仕事は企業の広報も兼ねており、明るく誠実な人柄があれば任せてもらうことができます。

営業職としての経験があればなお有利です。

営業職のエース社員を人事に配置転換することは良くあります。

営業職は明るくエネルギッシュな社員が多いので学生や中途採用者に受けが良いからです。

未経験で人事職を目指す人は「採用担当者募集」と明記されている求人を狙ってくださいね!

まとめ

今回は、人事の仕事内容について解説してきました。

特に本文中でも解説しましたが、

「これが人事の仕事だ!」と限定されておらず、人に関する事柄は全て人事が請け負うことになります。

代表的な業務内容としては、以下の7つがあります。

  • 採用
  • 人材育成
  • 人事評価
  • 労務管理
  • 制度企画
  • コンプライアンス等の啓発
  • 安全衛生管理

人事の仕事として重要なのは会社組織全体を見て仕事をしていくことです。

固定観念にとらわれず様々な仕事を前向きに明るい心でこなしていきましょう。

監修者

上場・ベンチャー・中堅企業で様々な役割を経験。今なお、採用・人事の業務を最前線で経験し、「いま」の「生きた」知見を発信しています。