IT業界への転職は未経験でもできる?おすすめの職種と年代別の転職事情を解説

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IT業界への転職は未経験でもできる?

未経験からIT業界に転職したいと考えていませんか?

成長産業で未経験からIT業界に挑戦したいという方は多くいます。

にも関わらずIT業界は成長し続けているため常に人材不足です。

実際、ITエンジニアは全職種の中で求人倍率が常にTOPです。

筆者自信もIT業界に入って15年以上経ちましたが、常に成長を感じていますし人材も不足しています。

裁量もあり昇進も早く、成果を出せば給与も大きく伸びます。

何より、未経験からの転職者を柔軟に受け入れる業界でもあります。

筆者自身はプログラミング未経験の状態から独学で学び、富士通のような大手SIerへ就職しました。

その後、ITエンジニアから未経験であったWebマーケティングへ35才という年齢で転向しましたし、大きな成果を出した際に年収が120万円昇給したこともあります。

さらに採用担当者をしていたため未経験者の採用に関しては熟知しています。

この記事ではIT業界に未経験で挑戦したい方におすすめの職種や転職方法を紹介していきます。

成功させたい方は必ず一読することをおすすめします。

目次

未経験からIT業界に転職が可能な職種9選

未経験からIT業界に転職するには適切な職種選びが重要です。

例えば、即戦力が重要と呼ばれているWeb業界のエンジニアに未経験で応募してもほぼ内定が出ません

ですが、ネットワークエンジニアであれば比較的採用されやすかったりします。

また、デジタルマーケッターは東京・大阪以外では経験者が少ないため未経験者でも積極募集している企業があります。

未経験者を育成できる余裕のある企業規模であるため中堅〜大手企業のケースが多々あり穴場の職種とも言えます。

このように未経験から挑戦しやすい職種がIT業界にはあるため、ここで紹介していきます。

ただし、どの職種にも最低限のITスキルは必須です。

最低限のITスキルとは

  • パソコンやプリンターの操作
  • 検索エンジンを使った主体的な情報収集と判断
  • Excel・Word等のOfficeの操作
  • 個人情報やパスワード等の情報管理に関するリテラシー

は教えられなくてもできている必要があります。

多少は現場で覚えることはできますが、IT業界では,分からないことは何でも教えてもらおうといった甘えが通用しない分野です。

パソコンを利用したオフィスワーク経験ができる程度はできるようにしておきましょう

では具体的に未経験から転職可能なIT職種を紹介していきます。

ITエンジニア(プログラマー、Webエンジニア、システムエンジニア、ネットワークエンジニア)

ITエンジニアとは情報技術を用いたエンジニアの総評であり、実は多くの職種に分類されます。

例えば、以下のような職種があります。

  • プログラマー
  • Webエンジニア
  • システムエンジニア
  • ネットワークエンジニア

このようにプログラミングスキルを用いて働く以外にも、インフラやセキュリティ面を専門としたエンジニア職もあります。

ITエンジニアを未経験から目指したいという方は以下の記事もぜひご覧ください。

テスター

テストは構築したITシステムが正常に動作するか確認する仕事です。

テスト指示書には具体的な操作手順や確認すべき箇所が指示されているためIT業界未経験でも担当しやすい仕事です。

経験を積むことにより、テスト指示書の作成やテスト計画を立案することになります。

その際には専門知識が必要ですので業務を通してシステムに関して勉強をする必要があります。

IT未経験者にとって転職しやすい職種となります。

IT営業・企画営業

IT営業は自社のITサービスやデータを営業する仕事です。

リクルート社が運営するリクルートエージェントやPaypayの営業担当のイメージです。

ITサービスだけで拡大するビジネスモデルもありますがIT営業が人海戦術で拡大をさせるケースもあり、IT営業はそこで活躍します。

大きな企業ではある程度マニュアル化されIT未経験であっても仕事をこなせるでしょう。

企画営業は自社が持つITサービスやデータを活用して新たなビジネスモデルを構築・推進する担当社です。

自分自身で企画を考えて創意工夫しながら進める必要があり、地頭の良さが求められます。

こちらもIT未経験であってもビジネスモデルの理解と事業目線があれば担当できます。

どちらも営業経験者が有利な点は言うまでもありません

営業経験者はぜひ検討しましょう。

IT営業については以下の記事でも詳しくまとめてありますのでぜひご覧ください。

カスタマーサクセス・サポートデスク・ヘルプデスク

カスタマーサクセスとは、お客様がより自社サービスを活用して成果が出るように提案したり質問を受けたりする職種です。

以前まではコールセンターやアフターフォローといった受け身の表現が使われていましたが現在ではよりアクティブにカスタマーサクセスといったように呼びます。

基本的にはサポートデスクやヘルプデスクも呼び名が違う程度で同様の業務内容となります。

ホスピタリー精神の高い方が長く活躍している職種です。

サポーター型の方はぜひ検討してみましょう。

テクニカルライター

テクニカルライターとは技術者向けのマニュアル作成を行う職種です。

自社製品を深く知っている必要があり、技術者向けに正しく正確に抜けなく記述する必要があるため工学部などの理系の方が重宝される職種です。

テクニカルライターそのものは未経験者であることが大半であるため、未経験での採用者も多くいます。

Webマーケッター・デジタルマーケッター

Webマーケッター(デジタルマーケッター)はインターネットを通じた集客を行う職種です。

デジタルマーケッターは略してデジマとも呼ばれます。

インターネットでの集客は多種多様な手法がありますが代表的なものには

  • SEO:GoogleやYahooなどの検索エンジンからの集客
  • リスティング:検索結果の上部や下部に表示されている広告枠からの集客
  • ディスプレイ広告:ページ内容や閲覧ユーザーの特徴に応じて表示された広告からの集客
  • SNS:Twitterやインスタグラム、YouTubeなどのSNSからの集客

があります。

特にSEOにおいては、メディア運営が主流で未経験であっても担当しやすいといった側面から転職しやすい職種です。

リスティングやディスプレイ広告についても未経験から転職できるものの、Excelを利用した数字分析が必要となるため理系の方が活躍する傾向にあります。

最近では、Webマーケティングのスクールもあり転職支援のあるマケキャンが人気です。

マケキャンでは転職保証が付くため、絶対にIT業界に転職したいという方におすすめです。

>マケキャンはこちらから

ITコンサルタント

ITコンサルタントは営業やコンサル経験がある方であれば未経験でもできる仕事となります。

特定の業務課題を改善するためにプロセスの見直しや業務にフィットするITシステムの提案をします。

そのため、

  • 顧客の業務の理解
  • その業務でよく使われているITシステム
  • 課題解決に向けたコミュニケーションスキル

が必要となります。

ITエンジニアやWebマーティングでは知識と具体的な技術を通して理解していきますがITコンサルタントは技術を直接扱わない分、システムや業務を概念的な情報で把握していく力が必要です。

つまり未経験から担当できますが、ITリテラシーや地頭が良い方でないと採用されづらいでしょう。

Webデザイナー

Webデザイナーは完全未経験であってもスクールや職業訓練で学び転職ができる職種です。

完全未経験の場合は採用に至りませんが、3ヶ月〜6ヶ月の少い学習期間で採用される職種です。

派遣で実力をつけて、フリーランスや正社員を目指すことも十分に可能となるでしょう。

ただし、手に職がつき、未経験から転職できる仕事でもあるため初級者レベルのWebデザイナーは多く、給与は低めです。

筆者としては、Webデザイナーはおすすめの仕事ではあると考えていますが上級者になるまでは薄給であることを覚悟しておきましょう。

気になる方は以下の記事も併せてご覧ください。

HTMLコーダー

HTMLコーダーはWebデザイナー同様にスクールや職業訓練で学び転職できる職種です。

ただ、HTMLコーダーの役割は狭いため小さな企業ではWebデザイナーやWebエンジニアが代わりに担当するケースも多くあります

将来的なキャリアを考えてもHTMLコーダーを核にしつつデザインやプログラミングを覚えて対応範囲を広げる必要があります。

独学でも学べるため、

  • HTML
  • CSS

の勉強をしてみましょう。

勉強が完了したらポートフォリオ(作品)を作り、履歴者や職務経歴書に添えて提出することで採用されやすくなります。

未経験から転職できるIT企業の種類3選

未経験でもIT業界によっては転職しやすい業界もあります。

未経験からの転職におすすめは工程や分業化が進んだ請負開発の業界です。

なぜならスキルや経験が低くても担当できる工程や業務があり採用されやすいためです。

さらに、業務を通してより難易度の高い工程や業務に挑戦し、徐々にスキルアップできることも魅力の一つです。

TwitterなどのSNSでは請負開発=ブラックのような文脈も多いですが7年請負開発の業界に携わった経験からお伝えすると未経験者こそおすすめのIT業界と言えます。

SIer・SES等の請負開発企業

請負開発が中心のSIerやそれを支援するSESは未経験からITエンジニアになりたい方におすすめの業界です。

なぜなら請負開発の現場では工程を

  • 要件定義
  • 設計
  • 実装
  • テスト
  • 運用

とが厳格に分けていることがあり、下流工程である実装・テスト・運用は未経験であっても担当しやすいためです。

そのため少しの知識やスキル、場合によっては完全未経験であってもITエンジニアとして採用されるケースがあります。

実務で下流工程を覚えながら徐々に上流工程を学ぶことができるため、ステップアップ可能な業界と言えるでしょう。

ただし、1次請け、2次請けなど、立場の弱い会社に入った場合は上流工程を担当できないこともあります。

その場合は3年ほど経験を積んだらステップアップの転職をすることになるでしょう。

請負開発では利益のコントロールがしやすい特徴があります。

そのため、赤字プロジェクトさえ撲滅できれば確実に利益が出るビジネスモデルとなります。

Web系企業

Web系企業は、メルカリやクックパッドなどWebサービスを活用した自社事業を運営する会社を指します。

参考:Web系とは|IT転職・SE転職を徹底支援するIT業界の歩き方

少数精鋭でチーム組み、品質よりもスピードを優先する傾向のため完全未経験者が採用されづらい業界です。

そのため、プログラミングスクールを卒業した方でも採用はされづらいです。

ですが人気があるのもWeb系です。

服装や働き方が自由な会社が多く、憧れる方も多いでしょう。

どうしても目指したい方はメディア運営をしているWeb系企業を狙ってみることをおすすめします

メディア運営では比較的、高い技術レベルを求められにくいためです。

より確実にWeb系に行きたいた方は「転職保証付き」のプログラミングスクール経由で目指しましょう。

転職保証付きのスクールは少なく、安定的に評判が良くおすすめできるのがDMM WEBCAMPです。

卒業生の30%くらいの方がWeb系へ転職しています。

最新の情報は無料キャリア相談で聞くことができます。

人気で受講枠に限りがありますので、絶対にWeb系がいいという方は早めに相談しましょう。

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Web制作会社

Web制作会社は、ホームページ制作の請負事業を中心とした事業をしています。

規模にもよりますが

  • 営業
  • ディレクター
  • デザイナー
  • HTMLコーダー

と職種に分かれてホームページ制作が進行します。

システム開発と比べ高いIT技術レベルがなくてもホームページ制作ができるため、Web制作会社は多く存在し未経験でも採用されやすい状況です。

一方で、Web制作会社が多数あるため常に価格競争にさらされ、十分な利益を確保できづらい傾向にあります。

その結果、無理に受注した案件を担当するとサービス残業や薄給で働くことになりがちです。

ブラックな環境が多いのも事実ですがポジティブに捉えるとIT未経験者にもチャンスがあると言えます。

ここまで未経験からIT業界に転職できる職種や業界を紹介してきました。

もし選べない方は次の章で未経験から転職しやすい職種をランキング形式で紹介していきます。

未経験からIT転職しやすい職種ランキング

どの職種を選べば良いか悩んでいる方に向けてここでは未経験からIT転職しやすい職種をランキング形式で紹介していきます。

ランキングは、

  • スキル習得の難易度
  • 年収アップ度

を評価してつけていきます。

ただし、筆者の経験によるものとなりますのでその点はご容赦ください。

少しでも興味をもった職種は転職エージェントに相談してみましょう。

具体的な情報を得ることができます。

営業が得意な方向けランキング

ランキング職種スキル習得の難易度年収アップ度
1位カスタマーサクセスサポートデスク ヘルプデスク◎:かんたん△:上がりづらい
2位IT営業○:成果を出すと上がる
3位企画営業△:ビジネスセンスが必要◎:成果を出すことで飛躍的に上がる。:1,000万円以上可
4位ITコンサルタント△:経営センスが必要◎:1,000万円以上可

ものづくりが得意な方(システム開発系)向けランキング

ランキング職種スキル習得の難易度年収アップ度
1位テスター◎:かんたん△:別途スキル習得が必要
2位ネットワークエンジニア◎:比較的かんたん
3位プログラマー(SI業界)
4位システムエンジニア△:プログラマーからステップアップ可能◎:PMになると年収1,000万円も可能
5位Webエンジニア△:趣味レベルで開発に興味が必要○:給与は上がりにくい

ものづくりが得意な方(デザイン系)向けランキング

ランキング職種スキル習得の難易度年収アップ度
1位HTMLコーダー△:年収400万円以上は厳しい
2位Webデザイナー△:年収400万円以上は厳しい。他スキルとの相乗効果により伸ばしやすい。

それ以外

ランキング職種スキル習得の難易度年収アップ度
1位Webマーケッター
デジタルマーケッター
○:業務で習得しやすい○:成果を出すことで飛躍的に上がる
2位テクニカルライター△:年収400万円前後まで

未経験からIT業界に転職する方法3選

未経験からのIT転職は可能ですが、コツが必要です。

なぜなら、IT業界の種類によっては経験者しか募集しておらず未経験で転職することが不可能なケースもあるためです。

一方で、完全未経験であってもネットワーク監視などの業務など就きやすい仕事もあります

ここでは、未経験からIT業界に転職する方法を3種類紹介します。

未経験OKの求人に応募して現場で覚える

未経験OKの求人に応募してIT業界に転職する方法があります。

ただしITエンジニアなどプログラミングスキルが必要になる職種ではおすすめはしません。

なぜなら、基本的に内定が出づらいため過酷な転職活動になりやすく、万一入社できたとしても何の知識もなく現場に出るのはストレスフルなためです。

興味がある方はワークポートハタラクティブに相談してみましょう。

未経験OKのITエンジニア求人を多く保有しているため、具体的な求人を紹介してもらうことができるでしょう。

ハタラクティブ
求人数
常時1000件以上
対応エリア

東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・愛知・福岡

おすすめ年代

20代30代

年収

300万円~500万円

  • 就職成功率80%以上の高水準
  • ニート・フリーター等未経験からの正社員就職が可能
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ワークポート
求人数
31,000件
対応エリア

全国

おすすめ年代

20代~40代

年収

300万円~700万円

  • 確かな転職サポートにより転職決定率No.1
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CCNAを取得してネットワークエンジニアになる

CCNAの資格を取得して、ネットワークエンジニアになる方法もあります。

未経験からITエンジニアに転職したいなら、この方法が一番難易度が低いと言えます。

ネットワークは常に稼働していることが多く、24時間365日監視し続ける必要があります。

監視業務そのものは特別なスキルがなくても業務をこなすことができるため未経験でも採用されやすいIT業界です。

特にCCNAと呼ばれる資格を取得することで内定も非常に出やすくなります

CCNAとはCisco Certified Network Associateの略で、ネットワークエンジニアの登竜門的な資格です。

取得は難しいですが、CCNAの対策スクールを受けることで比較的かんたんに取得できます。

特にネットビジョンアカデミーでは無料でCCNAの対策講座を受けることができ99%の人が2ヶ月以内に取得し、ネットワークエンジニアとして転職しています。

試験にでそうな問題や求人を教えてもらえるため効率よくITエンジニアとして転職が可能です。

ただし、非常に人気であるため受講枠がすぐ埋まってしまいます。

もし、興味がある方は無料カウンセリングがあるため、早めに相談して受講枠を確認しておきましょう。

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転職保証付きのプログラミングスクールで学ぶ

未経験からIT業界に転職したい方は転職保証付きのプログラミングスクールを検討してみましょう。

転職保証付きのプログラミングスクールでは卒業時に若手を育成する企業の求人を紹介してもらえます。

プログラミングでは幅広い知識を必要とするため、

即戦力としての力をつけるなら1年〜2年ほどの実務経験が必要と言われます。

実際のところ、未経験者は3ヶ月~1年程度勉強してもスキル不足で転職しづらいという実情があります。

未経験からプログラマーとして転職するには、若手を育成できる余裕のある企業でなければ採用されない可能性が高いです。

自分で転職先を探すのは非常に大変ですが、転職保証付きのプログラミングスクールなら未経験からでも育成してくれる企業を紹介してくれます。

3ヶ月間みっちりと勉強をする必要がありますが、未経験から1番転職しやすい方法だと言えます。

筆者のおすすめは昔から安定的に人気なDMM WEBCAMPです。

DMM WEBCAMP

ただし、転職保証付きのプログラミングスクールは少なく、人気なために受講枠がすぐ埋まる傾向にあります。

興味ある方は早めに無料のキャリア相談を受け、受講枠を確保しましょう。

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未経験からIT転職はできるが地頭や高いモチベーションが求められる

IT未経験でも転職しやすいIT業界ですが誰でも転職できるわけではありません。

企業の本音としてはやはり経験者を募集していますが、人材不足のため未経験でも募集しているという背景があります。

そのため、企業の書類選考や面接では入社後に即戦力となる方を見極めて採用しています

即戦力となる人材の条件としては、

  • 応募求人に対して明確な志望動機がありモチベーションが高い
  • そのため主体的に知識とスキルを獲得しようと行動する
  • 地頭がよく、細かな指示をしなくとも伝わる
  • 素直で人のアドバイスを聞こうとする

といったことが挙げられます。

そのため、履歴書の志望動機の内容に具体性と説得力がない場合はすぐに落ちてしまいます。

逆に言えば、転職エージェントに相談し志望動機を作り込むことで突破することが非常に容易となります。

次は具体的に、未経験からIT転職を成功させられる人の特徴を解説していきます。

未経験でIT転職を成功させられる人の特徴

筆者はIT企業で人事をしていたとき、未経験者の採用に携わったこともあります。

その経験から、未経験でIT転職を成功させられる人には共通の特徴があります。

具体的には以下の3つの特徴の方はIT転職に成功しやすいです。

  • 新しいトレンドに敏感で変化に適応できる人
  • 主体的にに学習できる人
  • 気力と体力がある人

ただし、すべてに当てはまらなければならないわけではありません。

万が一当てはまらなくても努力することで後天的に見に付けることも可能なのでしっかり把握しておきましょう。

それでは1つずつ解説していきます。

新しいトレンドに敏感で変化に対応できる人

IT業界は目まぐるしくトレンドが変わり、新しい技術が出てくる業界です。

トレンドをしっかり押さえておかなかればあっという間においていかれるということもあります。

日々の情報のインプットを大切にし、新しい技術を楽しめる人はIT業界でも評価されやすいのです。

また、変化に対応できると言うことは、クライアントや上司の急な要望に対しても柔軟に対応できるということなのでIT業界では重要な要素となります。

主体的に学習できる人

主体的に学習できる人はIT転職に成功しやすいです。

IT業界に転職するとなると、どうしてもプログラミングなどの技術が必要になる場合があります。

そのときに主体的に学習し、技術を身に付けなければなりません。

その姿勢は転職成功した後も重要になります。

前述したように、IT業界はどんどん新しい技術が入ってきます。

その度に主体的に学ぶことができなければ周りから徐々においていかれます。

IT業界を目指すなら1日に少しでも自己学習する習慣を身に付けておきましょう。

気力と体力がある人

IT業界にはどうしても忙しくなってしまいがちな仕事もあります。

SEなどをするのであれば遅かれ早かれ忙しい時期が来ると考えていいです。

ある程度の気力と体力がなければその時に対応できない可能性があります。

IT業界に限らず、どんな仕事においても健康的な心と体を持っていることは重要な要素です。

もちろん職種にもよりますが、あらかじめ忙しくなる覚悟を持っておくといいでしょう。

IT転職に失敗しがちな人の特徴

では、IT転職が失敗する方はどのような人でしょうか?

当たり前ながら前章の真逆の人物が内定がでずらく苦労することになります。

該当したら必ず対策をした上で応募しましょう

対策せずに選考を受けても、選択肢が減るだけとなります。

ここでは筆者が採用担当としてすぐに不採用にしていた方の特徴を紹介していきます。

IT業界への転職が目的となっている方

IT業界への転職が目的となっており、志望動機があいまいな方は不採用になるケースが大半です。

具体的には

  • なぜ当社に応募したのか?
  • 転職できたら何がしたいのか?具体的な3年後の目標はなにか?

といった点が曖昧な方が見送りとなります。

意欲が高い方は深みがあり多角的な視点から質問しても整合性が取れますが、見送られる方の特徴は理由が浅く曖昧です。

また、転職できたら何がしたいかと聞いたときに落ちやすいのが、後輩の指導をしたいという理由です。

この回答をする人は非常に多いのですが、未経験で採用する方が3年程度の業務経験で後輩の指導をしたいと言う目的で入られても困るのが採用担当者の本音です。

どんな企業や仕事でも良いのかなと言う印象を持ち、入社後に急成長するイメージも持てないため見送ります

受け身な方

IT転職では受け身な発言は悪い評価に直結しやすいので気をつけましょう。

何か問題があった時に身の潔白を証明する方がいますが、それよりも重要なことは問題の解決に向けて一歩を踏み出す態度です。

そのため

  • なぜ、転職をしようとしているのか?
  • 現職ではなぜ出来ないのか?

といった質問の際に、主体性なく環境のせいにして答える方は面接に落ちます

IT転職に成功したいのであれば、自分に問題がないことや出来ない理由の説明ではなく、どうしたらできるかを主体的に考え発言するようにしましょう。

自分で考えることが苦手な方

自分で考えることが苦手な方はIT業界の転職で戸惑う方が多くいます。

なぜなら会社内で誰も経験をしたことがない仕事を任される機会が非常に多いためです。

そのため、どうすればできるのかと考え、仮設を立てて実行できる力が非常に求められま

もしあなたが仕事中に、どうすれば良いですか?といったオープンクエスチョンを中心とした質問が多い場合はIT転職しないことをおすすめします。

逆に、「進めるためにAとBのやり方があり、時間も費用もかからないAのやり方でまずは進めてみたいと思いますが良いですか?」というふうに進める方は活躍します。

以上のようにIT転職で失敗しやすい方もいますのでご注意ください。

ただし、年齢によって求められるレベルが変わってきます。

次では年齢別にIT転職の実態を紹介していきます。

年代別のIT転職事情

未経験でも転職しやすいIT業界ですが年齢によって難易度が変わってきます。

ここでは年代ごとのIT転職の事情を紹介していきます。

20代は未経験からIT転職可能

IT業界に限った話ではありませんが20代はもっとも内定が出やすい年代です。

特に26歳、27歳くらいまではスキルがない状態であることが一般的であるため、伸びしろが評価の中心となります。

伸びしろの評価には様々な視点がありますが一般的には

  • 意欲(志望動機)
  • 地頭(論理的思考、知識の幅や深さ)
  • コミュニケーション力(テンポ、質問の意図を把握し的確な回答ができるか)
  • 素直さ

がチェックされます。

特に、志望動機は応募企業ことに準備しましょう

未経験OKのため応募者が多いため書類選考が厳しくなります

志望動機が具体的でない応募者はすぐに落とされます。

28歳、29歳の方は20代ではあるものの、これまでの仕事の中で成果も合わせてチェックされはじめます。

どのような役割でどのような成果を出してきたかを、理解されやすい状態にしておきましょう。

30代は未経験からIT転職可能だがポータブルスキルは必須

30代での転職は難易度がグッとあがります。

なぜなら

  • 入社したら短期間で成長し、活躍してほしいと考えているから
  • 上司や同僚との年齢バランスを考慮する必要があるから

です。

内定を出す企業にも採用失敗のリスクがあるため慎重となります。

そのため、20代のとき同様に伸びしろをチェックされます。(詳細は「20代・IT未経験からIT転職は可能」を参照)

ですが、それに加えこれまでの実績も合わせてチェックされます

どのような成果を残してきたのか、理解しやすく説明することが求められます。

さらに、対人スキルやプロジェクト管理など、転職後にも活かせるスキル(ポータブルスキル)があると有利となります。

もし、短期間で成長できなかった場合でもポータブルスキルさえあれば、違う形で活躍を期待できるためです。

そのため、未経験であってもどのようにして貢献できるのかをアピールすることで内定が出やすくなるでしょう

ただし、35歳や36歳を超えると未経験からの転職は途端に厳しくなります。

次の40代で合わせて解説します。

40代は未経験からIT転職が難しい

30代半ば以降を含めた40代はIT業界に完全未経験で転職することは厳しくなります。

同じ未経験であるならば若い方に教えた方が素直で吸収も早いと企業は考えます。

さらに、IT業界は若い方が活躍しているため、上司が20代や30代の可能性が高く40代は不利になりやすいです。

筆者は大手SIerやメガベンチャーで数千人のキャリアを見てきましたが、35歳を超えて未経験で転職してきた方は覚えがありません。

ただし、メーカー営業からIT営業に転職するなど、業界または職種経験者であれば転職可能です。

もし、どうしてもIT業界に転職したい方は、このようなキャリアップを見込んだプランを検討してみましょう。

未経験者のIT転職でよくある質問

この章では未経験者のIT転職でよくある質問について回答していきます。

実際に疑問に感じている方が多い質問ばかりなのでしっかり確認しておきましょう。

IT転職では資格は必須ですか

IT業界への転職にあたり資格の取得は必須ではありません。

無いよりある方が良いのですが、資格があるからと言って採用にはならないのでお気をつけください。

それよりも上述したとおり入社後の伸びしろを強く評価します

資格を取得するためには半年程度の時間がかかると思います。

そうであれば若いうちに転職活動をした方が有利だと筆者は思います。

年齢が上がるほど着実に転職の難易度が上がることを理解した上で資格を検討しましょう。

もし資格を取得する場合は国家資格である基本情報技術者試験がおすすめです。

参考:基本情報技術者試験 概要

IT技術者の登竜門的な資格であり、知名度も高いためです。

IT転職において女性と男性の差はありますか

IT業界では男女の差別はありません。

少なくとも筆者は15年経験していますが見たことがありません。

IT業界は成果主義で合理的な環境です。

成果を出せば若くても管理職になれます。

女性であるからといって内定を渋るようなことはないと考えて良いでしょう

ただし補足するとITエンジニアには男性が多い傾向でサポート業務には女性が多い傾向など偏りはあるのでご注意ください。

IT企業は地方にどれくらいありますか

IT業界は時間や場所に対して柔軟に働ける特性があり、リモートワークも導入しやすい業界です。

ですが、地方にIT企業が少ないのが実情です。

そのため地方ではIT業界の求人は極端に少ないです。

ブラック企業も多くありますし、技術力は都市部と比べて見劣りします。

もしIT業界で働きたいと考えている場合は東京をおすすめします

求人も多いですし、最先端の取り組みに関わりやすいです。

大阪にもIT求人はありますが、東京都比べると半減します。

名古屋になるとSIerのような受託開発企業が中心となり、Web系のような企業はほぼありません。

せっかくIT業界に飛び込むのであれば東京での転職をおすすめします

まとめ

この記事では未経験からIT転職ができる仕事の紹介をしてきました。

IT業界では成長産業で常に人手不足のため未経験からの転職も積極的に受け入れています。

未経験から転職かのうな職種は

  • 営業
  • マーケ
  • エンジニア
  • 顧客サポート

です。

ご自身の強みに合わせて選びましょう。

ただし誰でも転職ができるわけではありません。

入社後の急成長しそうな方に内定が出ます。

IT業界への転職が目的な方は志望動機が曖昧で選考から落ちる傾向です。

具体的な志望動機は必須です。

もし自己分析が苦手な方は転職エージェントに相談し自己分析のサポートを受けましょう。

グッと内定率が向上するでしょう。

監修者

髙橋弘樹

上場・ベンチャー・中堅企業で様々な役割を経験。今なお、採用・人事の業務を最前線で経験し、「いま」の「生きた」知見を発信しています。