ネットワークエンジニアとは?仕事内容と年収の相場を年代に応じて解説

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ネットワークエンジニアの勤務先ビル

ITエンジニアであるネットワークエンジニアに興味がある方は

「ネットワークエンジニアとはどんな仕事?わかりやすく教えてほしい」

「ネットワークエンジニアとサーバーエンジニアの違いは何?」

「ネットワークエンジニアは未経験でもなれる?将来は有望?」

「ネットワークエンジニアって本当に稼げるの?年収を知りたい」

と気になりませんか?

筆者は未経験からネットワークエンジニアとなり、いまでも現役のネットワークエンジニアです。

未経験のときに感じた私自身も同じように悩みました。

この記事では当時私が知りたかったネットワークエンジニアに関する情報を具体的に紹介していきます。

ネットワークエンジニアはスキルが身につき将来性もある仕事です。

未経験でも転職することができるため少しでも気になる方は必ず最後まで一読してチェックすることをおすすめします。

5分ほどで読めると思います。

ネットワークエンジニアとは?わかりやすく解説

ネットワークエンジニアとはコンピュータネットワークの構築、運用、保守などに従事するIT技術者のことです。

ただし、一言で「ネットワークエンジニア」といっても様々な業務があります。

一例を挙げると・・・。

  • ケーブルやネットワーク機器を設置する業務
  • ネットワークが安定稼働しているか日々、確認する業務
  • お客様に新規ネットワーク回線をセールスする業務
  • 仮想化ネットワークを設計する業務

このように「ネットワークエンジニア」と一言に言っても業務は多岐に渡ります。

また、ネットワークエンジニアには類似の単語が多いです。

「サーバエンジニア」「クラウドエンジニア」「インフラエンジニア」等です。

それらの関係を次章で解説していきます。

ネットワークエンジニアとインフラエンジニアの違いとは

ネットワークエンジニアとインフラエンジニアの違いを解説するに当たり次の図をご覧ください。

インフラエンジニア

インフラエンジニアの中にネットワークエンジニアが含まれます。

言い換えれば、インフラエンジニアの職種の一つがネットワークエンジニアです。

よく、ネットワークエンジニアの方が「私はインフラエンジニアです」と言っています。

これは、決して間違いではありません。

さらに、近年ではクラウドやセキュリティ等の新領域の台頭によって職種間の線引きはあいまいになってきています。

ネットワークエンジニアとサーバエンジニアの違いとは

ネットワークエンジニアとサーバエンジニアの違いは職務領域です。

ネットワークエンジニアはネットワークに関する業務を担当しています。

サーバエンジニアはサーバに関する業務を担当しています。

ネットワークとサーバはいわば車輪の両輪のような関係です。

そのため、ネットワークエンジニアでもサーバの知識を仕入れる必要があります。

もちろん、逆もしかりです。

つまりネットワークとサーバ両方の知識があることが理想です。

ネットワークエンジニアとセキュリティエンジニアとクラウドエンジニア

ネットワークエンジニアと職種がよく似ている「セキュリティエンジニア」と「クラウドエンジニア」について紹介していきます。

それぞれの業務を簡単に説明すると以下の通りです。

  • セキュリティエンジニア:情報セキュリティを専門に担当するエンジニア
  • クラウドエンジニア:クラウド製品の利用したシステムの設計・構築・運用などを担当するエンジニア

この2つは業務内容はネットワークエンジニアと明確に違います。

ただし、ネットワークエンジニアだからといってセキュリティが関係ないことはありませんし、ネットワークエンジニアであってもクラウドを活用します。

そのため、クラウドエンジニアやセキュリティエンジニアもネットワークエンジニアと称されることもあります。

大きなプロジェクトや組織の場合は、担当領域が曖昧であったセキュリティやクラウドを専門に担当する役割ができますが、小規模では担当者が不在なためネットワークエンジニアが一部担当することが大半です。

つまり、クラウドエンジニアやセキュリティエンジニアもネットワークエンジニアに含まれる「場合」もある位に認識していただければと思います。

ネットワークエンジニアはどんな仕事内容?

ネットワークエンジニアの仕事内容を担当フェーズごとに紹介します。

ネットワークエンジニアのフェーズは

  • 監視
  • 運用
  • 構築
  • 設計

の4つに分かれています。

一般的に「監視」→「運用」→「構築」→「設計」の順でステップアップしていきます。

つまり設計工程ほど高いスキルを要しますが年収も高くなります。

ここではそれぞれの仕事について紹介していきます。

ネットワーク監視

ネットワークの監視業務はネットワークが問題なく稼働しているか確認する業務です。

具体的には次のような業務を行います。

  • ツールを使用しネットワークの状況を確認
  • お客様より通信断の連絡があれば対応
  • トラブル時には対応マニュアルを参照し対応

職場のイメージは消防の119番通報受付センターのような感じです。

作業デスクがあり一人で3~4台のモニターを使用します。

ネットワーク監視

引用:119番通報について|鳥取県東部広域行政管理組合公式ホームページ

ネットワークは毎日稼働しているため、必然的に365日24時間のシフト勤務になります。

これを24時間/365日(にーよんさんろくご)と呼びます。

土日や夜間を問わず監視が必要なため、業務内容よりもシフト勤務を嫌がる方が多いです。

ネットワークエンジニアが未経験からなることができる点も、業務がマニュアル化されシフト勤務であるという点もあります。

もちろんスキルを身に着けることで「運用」「構築」業務へステップアップし、日勤はもちろん、年収もアップすることができます。

ちなみに職場は成長意欲が高くも低くもない人が多いです。

言い換えれば「職場に居心地の良さを感じている人」が多い気がします。

そのため監視業務の人間関係は温和な人が多い印象で良い傾向にあります。

ネットワーク運用

ネットワーク運用は「ネットワークを正常稼働させる」業務です。

ネットワーク運用は監視業務と併せて行うこともあります。

具体的には次のような業務を行います。

  • ネットワークの構成変更の対応
  • ネットワーク機器(ルータ等)の交換
  • 回線の設定変更

ネットワーク運用は既存のものを修正するイメージです。

運用業務も監視業務のように夜勤がある場合もあります。

しかし、割合としては多くなく月に1〜2回程度です。

日勤の間に可能な範囲で進めておき、夜勤時の仕事は最小限にできるためです。

ネットワーク運用は機器や設定に触れることも多くステップアップには適した業務内容だといえます。

ネットワーク構築

ネットワーク構築とは主にネットワークコンフィグを作成する業務です。

ネットワークコンフィグとはネットワークの設定のことです。

具体的には次のような業務を行います。

  • 設計チームが作成した設計図をベースにコンフィグ作成
  • 作成したコンフィグの通りにネットワークが稼働するかテスト
  • 作成したコンフィグに抜け漏れがないかチェック

ネットワーク構築業務ではネットワークに関する専門的な知識が必要となります。

そのため2〜3年程度、運用業務で知識をつけてからステップアップすることが一般的です。

ネットワーク構築はチームプレーで行うことがほとんどです。

つまり専門知識や業務知識だけでなくチームワーク(協調性)も必要です。

ネットワーク設計

ネットワーク設計の業務内容はお客様の要望をネットワーク設計図に落とし込む業務です。

具体的には次のような業務を行います

  • ネットワーク設計図の作成
  • お客様とミーティングし、ネットワークの要件定義
  • ベンダーコントロール(協力会社に作業指示)

設計業務は文字通り「設計」をします。

そのため自ら手を動かしてネットワーク機器の設定をするなどの作業はほとんどありません。

指示を出しベンダー(協力会社)や構築チームにする仕事となります。

ネットワークのスキルに加え、対外的なコミュニケーション能力やプロジェクト管理能力が必要となります

【番外編】ネットワークの営業 プリセールス

プリセールスはネットワークエンジニアの範疇になるかは正直微妙です。

「ネットワークエンジニア」の業務範囲は非常に曖昧ですが、広い意味ではプリセールスもネットワークエンジニアの業務に含まれるため紹介いたします。

プリセールスとは一言でいうと技術営業です。

営業担当に同行して、技術的な側面からサポートすることが仕事です。

具体的には次のような業務を行います

  • 営業担当に同行し、お客様に説明
  • 営業おお客様とのミーティングに同席
  • 社内調整業務(例:納期をいつにするか、部署間調整)

ネットワークをスキルを活かしてアクティブに仕事をしたい方に向いていると思います。

また、ユニークな経験ができるのもプリセールスの特徴です。

例えば・・・

  • 展示会での営業
  • 国際会議への参加(プリセールスは英語もできるとさらに活躍できる)
  • 海外出張(イスラエルやノルウェーに行く機会もあります)

といったようにユニークな経験ができます。

アクティブに働きたい方はプリセールスを目指してもよいのかもしれません。

ネットワークエンジニアの将来性

ネットワークエンジニアの将来性は大いにあります。

これは現役のネットワークエンジニアである私が断言します。

ネットワークは今ではインフラであり無くてはならない存在です。

電気・水道のように企業や個人のライフラインでもあります。

ただし、単純作業しかできないエンジニアは淘汰されていくでしょう。

単純作業(ルーティン)とは次のような業務内容です。

  • アラームが鳴ったら関係部署に電話する
  • 日々のネットワークトラフィックをExcelに貼り付ける作業
  • 完全にマニュアル化された定常教務

このような仕事をしているエンジニアは淘汰されていくでしょう。

事実、インフラ業界はRPAをはじめ設備導入に積極的な企業が多いです。

結果、単純作業はソフトウェアに置き換わっていくでしょう。

一方で全てが単純作業ではないため、エンジニアのスキルを持った応用力の高いネットワークエンジニアは今後稼ぎ続けるでしょう。

実際に高スキル人材の単価は上がり続けています。

このように、自己研鑽に励みスキルアップできる人材にとっては非常に将来性があると言って良いでしょう。

ネットワークエンジニアはオワコンって本当?

ネットワークエンジニアは決してオワコンではありません。

事実、ネットワークエンジニアで稼いでいる人は大勢います。

例えば、「フリーランス☓ネットワークエンジニア」で検索してみてください。

月単価70万円以上の案件がたくさんあります。

このような70万円/月以上の案件は多数あります

しかし、「ネットワークエンジニアはオワコン」と言われてしまうことがあります。

これはなぜでしょうか?

結論から申し上げますと「いけてないネットワークエンジニアの愚痴です」

こんな感じで愚痴がでます。

  •  24時間/365日のシフト勤務で仕事がきつい
  •  トラブル解決しても誰も認めてくれない
  •  昇給も頭打ち
  •  出世ルートしない

特に監視フェーズを担当しているエンジニアからよく聞きます。

要は「耐えているのに周りが認めてくれない」という状況です。

そのため「ネットワークエンジニアはオワコン」と愚痴が出ます。

しかし、ネットワークエンジニアは耐えていても給料は上がりません。

必要なのは「努力(自己研鑽)」です。

余暇を利用し、資格取得するのは努力の好例です。

ネットワークエンジニアとして稼ぐために愚痴を言うのではなく自己研鑽に励みましょう。

ネットワークエンジニアの年収の相場

ネットワークエンジニアの年収の相場を次の5つのケースにて紹介します。

あらかじめ断っておきますがネットワークエンジニアの収入はまちまちです。

勤務形態・年齢・スキル・企業年次・目標達成・業績等様々な要因によって異なってきます。

よって、あくまでも一例としてご覧ください。

ケース1:正社員 未経験22歳 大学新卒【年収300万円】

大学新卒の平均が253万円ですが、大学新卒でネットワークエンジニアになった場合は年収300万円強位です。

参考:23歳の平均年収ってどれくらい? 社会人1年目の平均値をチェックしよう|フレッシャーズ マイナビ 学生の窓口

ネットワークエンジニアは初年度から年収が高いです。

理由は、採用する企業に大企業が多く、都市部中心のため年収テーブルも高い傾向のためです。

もちろん、経験とスキルをつけることでステップアップすることは可能です。

ケース2:派遣社員 未経験26歳 前職:居酒屋【年収360万】

ネットワークエンジニアは派遣社員としての門戸が広いです。

パソコンの基本操作ができる方であれば歓迎されるでしょう。

時給は1,500円〜1,900円が相場です。

派遣社員という不安定な雇用状態で働くため年収は高めです。

とにかく、ネットワークエンジニアになりたい人は派遣社員から始めるのも良い手だと筆者は思います。

ケース3:正社員 未経験26歳 前職フリーター【年収320万円】

「未経験から正社員のネットワークエンジニアになれるの!?」

と思う人もいるかもしれませんが結論、余裕でなることが可能です。

ネットワークエンジニアには監視のように高いスキルを必要としない業務があるためです。

このような業務であれば未経験でもネットワークエンジニアになることができます。

年収は320万円と他の未経験のお仕事と比べ高めの傾向です。

この辺りは、年収が低すぎると派遣に流れてしまうという企業側の事情があるようです。

ケース4:正社員で入社して5年目【年収480万円】

新卒で正社員として5年くらい勤務すると大体500万円弱くらいになります。

意外とネットワークエンジニアは入れ替わりが多く、5年も経つと中堅社員の仲間入りです。

ポジションも上がり待遇や裁量も良くなり、仕事も楽しいでしょう。

さらに入社後5年たつと転職やフリーランス転身も脳をよぎります。

もちろん居心地の良さから働き続ける人もいますが、多数の選択肢が生まれるのは良いことだと筆者は思います。

ケース5:5年経験を積んだのちフリーランス転身【年収850万円】

経験が3〜5年くらいあればフリーランスで稼ぐこともできます。

経験が5年ありフリーランスになった場合は年収800万円くらいです。

ここからさらに、経験を積み重ねれば年収1,000万円到達も可能です。

このようにネットワークエンジニアは稼げる仕事です。

しかし、相応の難易度もあります。

次章では年齢ごとの挑戦難易度を記載していきます.

未経験からネットワークエンジニアになれる?難易度を解説

ネットワークエンジニアへの挑戦は若ければ若いほど有利です.

特に、ネットワークエンジニアは覚えることが多いため若くて柔軟なほど有利です。

年齢ごとのネットワークエンジニア挑戦難易度を独断で記載いたします

20代未経験からネットワークエンジニアになる難易度は・・・

  • 簿記3級と同レベル
  • 部員13人のサッカー部でレギュラーになるくらい

30代未経験からネットワークエンジニアになる難易度は・・・

  • 英検準2級と同レベル
  • 部員30人のサッカー部でレギュラーになるくらい
  • 運転免許獲得よりは難易度高い

40代未経験からネットワークエンジニアになる難易度は・・・

  • 英検準1級と同レベル
  • 3軍まである名門サッカー部(部員50人)の1軍入りと同レベル
  • 税理士の1科目合格と同レベル

独断で難易度を記載いたしました。

ネットワークエンジニアは30代からでも比較的挑戦しやすい職種です。

成功すれば年収も高く、スキルが身につくため仕事に困ることもないでしょう。

少しでも興味がある方は挑戦することをおすすめします。

まとめ

「ネットワークエンジニアとは!?」をテーマに記載いたしました。

ネットワークエンジニア志望の方には永続的に成長し、稼げるエンジニアになっていただきたいです。

最後までお読み頂きありがとうございました。