株式会社しごとウェブ

代表メッセージ

更新日:

株式会社しごとウェブ 代表取締役
佐藤 哲津斗(さとう てつと)

1. 情報が持つ力について

情報には、人の人生を動かす力があります。
一つの求人、一つの会社情報、一つの文章が、誰かの人生の選択を変え、未来を変えることがあります。

だからこそ私は、情報を扱う仕事に対して、いつも「畏れ」に近い感情を抱きながら向き合ってきました。
誇張や脚色で人を動かすことは簡単です。しかし、それは必ずどこかで誰かを傷つけます。
この事実から目をそらさず、「正しい情報を届けること」を自分自身の生き方として選んできました。

2. 透明化されていない業界への問題意識

これまで、求人メディアや地域情報サイト、専門領域に特化したメディアの運営に携わる中で、私は多くの課題と矛盾を見てきました。

・誇張された求人票や、実態とかけ離れた募集文
・比較しづらく、意図的に分かりにくくされている情報構造
・広告モデルの都合で、ユーザーが迷わされるような導線設計
・業界全体が十分に透明化されていないために、本来もっと守られるべき利用者が、不利な立場に置かれてしまう状況

情報が企業側の都合だけで作られ、利用者が十分な判断材料を得られないまま意思決定を迫られる??。
その結果として、転職や契約の場面で不利な立場に立たされてしまう人たちがいる現実を、私は何度も目の当たりにしてきました。

3. しごとウェブを立ち上げた理由

こうした課題を一つずつ是正し、利用者が不利にならない情報環境をつくるために、私は株式会社しごとウェブを立ち上げました。

情報の透明性を高め、必要な人に必要な情報だけを届けること。
脚色を排し、比較しやすく、判断しやすい形で情報を整理すること。
その理念の前では、売上や規模だけでなく、「正しさ」や「誠実さ」こそが優先されるべきだと考えています。

しごとウェブは小さな会社ですが、真実を丁寧に伝える姿勢だけは、どんな大企業にも負けないつもりです。

4. 小さな会社だからこそできること

当社には、株主から短期的な数字だけを求められることも、大規模な組織都合に縛られることもありません。
だからこそ、「利用者にとって正しいかどうか」を最優先に、意思決定を行うことができます。

・求職者にとって不利になる表現は採用しないこと
・誤解を招く恐れのある情報は掲載前に徹底的に確認すること
・広告主や提携先に対しても、利用者の利益を最優先に交渉すること

小さな会社であっても、正しいことを貫き、堂々と発信し続けることで、長期的な信頼を積み重ねていくことはできる??。
その信念こそが、しごとウェブの原動力になっています。

5. 利用者が不利にならない情報環境を目指して

私が目指しているのは、「情報のための情報」を増やすことではありません。
目指しているのは、利用者が不利にならない世界をつくることです。

情報の非対称性を少しでも減らし、
・転職や就職の場面で、ミスマッチや不利益を減らすこと
・地域情報や事業者情報を通じて、安心して選べる環境を広げること
・業界構造やルールを分かりやすく伝え、ユーザーが主体的に判断できる土台を整えること

こうした積み重ねの先に、「情報に振り回されるのではなく、情報を使いこなして自分で選べる社会」があると信じています。

6. 読者への感謝と、これからの約束

私はこれまでの人生の多くを、この仕事に捧げてきました。そこに後悔はなく、これからも変わることはありません。

しごとウェブという小さな会社が、世の中の情報環境を少しでも健全な方向へ進め、
利用者・求職者・読者が不利にならない世界をつくること。
それが、私自身の喜びであり、責任であり、存在理由です。

当社のメディアを見てくださったすべての方へ、心から感謝申し上げます。
いただいた貴重な時間に恥じない情報を届けるために、私はこれからも歩みを止めることなく、
「正しい情報を、まっすぐ、透明に届ける」という姿勢を示し続けていきます。

求職者の転職が成功し、安心して働ける未来を手にすること。 それこそが、しごとウェブにとって最大の利益であり、私たちの存在意義です。

株式会社しごとウェブ
代表取締役社長 佐藤 哲津斗